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ARIA(5) [座右の書こうほ]

『ARIA(5)』天野こずえ…マッグガーデン(552円・2004年)

買いました。

水の惑星でのSFヒーリング・コミックス。

このシリーズは気分が落ち着いたときに読むことにしているので、すぐには読まないでしょう。今はなんとなく気分が雑然としているので。

そんなときこそ、これを読むべきだとも思うのですが、なんかそれだともったいない気もするのです。

まあ、連休のときの最初の一日くらいが適当かと。

オンライン書店ビーケーワン:ARIA 5


家守綺譚 [座右の書こうほ]

「ほんの百年」前のお話で、植物の題名がついた不思議譚がたくさん。
植物の名が題になった掌編28の連作。

死んだ友人の実家で家守をしているとその友人は掛け軸から出てくるしサルスベリには懸想され龍も生まれる。
そんな不思議をそのまま受け入れてしまう男の穏やかな日々。
けっこう似たタイプなのでシンパシイを感じたりします。

図書館で借りてきた本だけど文庫が出たら買おうかな。

ということで、数年後に文庫が出たので購入しました。
すでに読んでいて、記憶もまだ新しいので次に読むのは数年後でしょう。

明治妖怪新聞 [読書・鑑賞]

『明治妖怪新聞』湯本豪一・編…柏書房(2600円・1999年)

買いました。

発刊当時に本屋で見つけて買おうと思ったのですが、そのときは金欠で、いつしか7年も経ってしまいました。まだ絶版になってなくて、よかったです。

まだパラパラとめくっただけですが、楽しそうな本です。

明治期、まだ妖怪などの存在がけっこう信じられていた頃、新聞に一般報道として平気で不思議ばなしが掲載されていたようで、しかもなかなか味のある挿絵があったりして、なんとなくニヤニヤしながら読んだりしています。

オンライン書店ビーケーワン:明治妖怪新聞


奇談シリーズ(6)龍泉奇談 [読書・鑑賞]

『奇談シリーズ(6)龍泉奇談』椹野道流…講談社X文庫ホワイトハート(570円・1998年)

≪はてな年間100冊読書クラブ≫

題名からすると今度の相手は龍泉洞の龍神さまでしょうか?いくら腕利きとはいえ、一介の術者には手に余る代物のように思えますが。うまく談合できるか、どうか、というあたりでしょうか。……読み終わってみるとだいたい予想通りでした。

このシリーズ、ボーイズラブふうな部分がなければもっと読みやすいのだけどなあ、とか思うのですが、でもそこが売りなのでしょうね。

オンライン書店ビーケーワン:竜泉奇談


街角の公園にて [てちょうのよはく]

先日二本の道の間にある小さな公園を抜けました。

ふだんは道を通って道を変えているのですがちょっとした気まぐれで。

猫が三匹たむろしていました。

入ってすぐになんだかすごく気持ちよかったのです。

「なんでやろ?」と考えてみたのですが、どうやら足に感じるふかふか感がその正体のようでした。

土の上を歩きかったんやなあと気づきました。

考えてみるともう何年も土の上を歩いていないのでした。

それ以来意味もなく公園を歩き回っているあやしい人になってしまいました。


鉱石倶楽部 [座右の書こうほ]

『鉱石倶楽部』長野まゆみ…文芸春秋(2005年・700円)

欲しい本です。

じつは長野まゆみさんはそれほど好きな作家ではないのですが、「鉱物」というところにひかれて。なんでも、鉱物写真も入っているとか。

これもそろそろ買っておかないと、文庫本だしいつ品切れになることやら…。

    ↓

その後手に入れました。

上に書いたように、さほど好きな作家ではないのですけど、この本は気に入りました。

やっぱり鉱物だから。

オンライン書店ビーケーワン:鉱石倶楽部


ヴァルザーの詩と小品 [読書・鑑賞]

欲しい本のメモ。

『ヴァルザーの詩と小品』ローベルト・ヴァルザー…みすず書房(2003年・2520円)

前から欲しいと思っている本です。品切れにならないうちに、そろそろゲットしておきたいところ。

    ↓

その後手に入れました。

気に入りました。

オンライン書店ビーケーワン:ヴァルザーの詩と小品


レディ・ガンナーと二人の皇子(下) [読書・鑑賞]

レディ・ガンナー(4)レディ・ガンナーと二人の皇子(下)|茅田砂胡|角川スニーカー文庫|514円|刊2005年04月

「二人の皇子」という副題の一人はヴィンセントかと思っていたら違っていたようです。少しずつキャサリンに懐柔されていくフェルナンド。もう一人の皇子救出(誘拐)を企む用心棒たち。しかし敵には5頭の「獅子」が…。

《はてな年間100冊読書クラブ》

オンライン書店ビーケーワン:レディ・ガンナーと二人の皇子 下

キャサリンお嬢さんと用心棒たちに関する簡単なリストを下に置きます。

【アーネスト・ギデオン伯爵】と名乗った40歳くらいの見る者を圧倒する風采を持ち、キャサリンですら威圧された男。悪人ではなさそう。波打ちながら腰まで流れている金髪がチャームポイント。アナザーレイスかもしれないとキャサリンは感じた。ある者がシルヴァと呼びかけていた。まあ、どういう立場の人かはすぐにわかるとは思うけど。

【異種人類(アナザーレイス)】人ならぬ人は種々雑多。西大陸の奥地にいた。檻に閉じこめられたことを耐え難い屈辱と感じる。

【アンジェラ・ルビンシュタイン男爵令嬢】キャサリンのライバル?強気で美貌で、即断即決、ある意味似たタイプだが性格は少し曲がっている。キャサリンの婚約者(仮)を奪おうとするお相手として登場。

【イザベラ・マラカム】エルディアのバナディス国大使の第二秘書をつとめている21、2歳の快活そうな笑顔が魅力的な女性。大使館員だが職員なので、現地エルディアの人。

【犬鷲城】コルテス家がチンジョン村に持っている別荘。完全に戦闘用の城。

【インシード】異種人類の一。人間の血が混じった人獣。一般には変身できないとされている。

【ヴィルドナ】王国だが王家は政治にはタッチしない。

【ヴィンセント】仲間うちではヴィンスとか「うちの役立たず」とか呼ばれる。用心棒だが普段はなにもせずそこにいるだけ。小柄で金髪碧眼、天使のように美しい男の子。実際にはダムーとそれほど年齢差はないらしい。彼が役に立つときには恐ろしいことが…。

【ウェルバ・ホテル】ミロの高級ホテル。一見さんお断りで紹介がないと宿泊できない。こんもりした森の奥に建っている。ギデオン伯爵はここに泊まっている。

【エリオット・ウィンスロウ卿】キャサリンの父。童顔で学生に見られさえするが外務大臣補佐官。弾丸娘に気苦労が絶えない。

【エルディア】南の王国。王になれるのは男子のみだが生まれた順ではなくもっとも優れたものが王位につく。その王家に関するシステムでキャサリンにとって信じがたい風習がいろいろあって、怒りと無力感にさいなまれてしまいます。この作者はこういうのを考えるのが好きなようですね。王家と一般庶民にはほとんど接点がなく(国民は王家の人間を見かけることもほとんどないらしい)、王家も政治的にはそれなりにちゃんとやっているので多少王家が何をやっていても国民はあまり気にしていません。

【エレオノーラ】ミュリエルの友人。パスティレリの娘。

【カタリナ】マリア・カタリナ・アントゥーニャ。スパーダのマリアと言われる。王の側室として男子を生めなかったので側室としてはお払い箱になったが、その後自由を享受している。今でも王とは何らかの関係を持っている。「死んでしまえばそこでおしまいですが、生きていれば何か--生きていてよかったと感じることがあるかもしれない。そんなふうにおもったのかもしれません」

【ガルーシャ】巨大な白頭鷲。銃で撃たれたところをキャサリンに救われた。アーネスト・ギデオン伯爵が誰かから預かった鷲らしい。アナザーレイスかもしれない。

【妃八家】→八家

【狐】相手に気に入られる術に長けている。

【奇抜倶楽部】ゲルスタンの裕福な連中がつくってるハタ迷惑な集まり。当然、皆傲慢。エルリッヒ伯爵、フォーゲル(銀行家)、シュタイナー(鉄道王で人獣嫌い)、ハインケル(石炭王)、フォン・ブラウン男爵(森林貴族)、バーンホーフ(果樹園)、ヴェンダース(貿易商)。

【キャサリン】ウィンスロウ家のご令嬢。怒らせると敵なしの怖~い本編の主人公。度胸と即断即決が信条。本当は用心棒なんて不要かもしれない。当たって砕けろタイプだが、砕けない。だいたい相手の方が砕けてしまう。

【クレスト】共和制の国。

【クリストファー】《獅子》のクリストファー。族長の息子。頭だけ人間形態にするのがまだ苦手。

【グレンフィールド】バナディス南東にある首都。

【ケイテイ】《猫》のケイテイ。用心棒の猫娘。西部のガンマン娘といった雰囲気。顔立ちは良くほどよくそばかすが散っているのが愛嬌。お金にうるさく用心棒たちのお財布係。

【ゲルスタン】国のひとつ?異種人類に対して差別的な者が多い?

【コーネリアス】《狐》のコーネリアス。狐族の代表。人を食った態度。

【コルテス】エルディアの八家のひとつ。

【コルテスのマリア】十代の少女のように見えるがフェルナンドの母親。フェルナンドが次期皇太子になることがほぼ決まり、次期王妃になりそうな女性。現皇太子(次期国王)が本当に愛している女性でもある。マリア・アンヘラ・ショーナ・コルテスがフルネーム。

【シャイラック】《鰐》のシャイラック。人間のふりをしているときはステュアート・スウェンと名乗っている。美しい男性。

【シュティーヒェン】ゲルスタン随一の学術都市。

【ジュリアーノ・サンティ】エレオノーラの婚約者。黒髪、灰色の瞳の美貌。没落貴族。

【シルヴァ】→アーネスト・ギデオン伯爵

【人鳥(じんちょう)】ペンギンのように水中を泳ぐ鳥。マンビースト。

【ステロタイプ】人間の蔑称。

【スパーダのマリア】→カタリナ

【ダムー】《ごちゃまぜ》のダムー。本名は《万能》のシャールダムーン。混血で形態変化を可能にした最初の世代の一人である《虎縞》のロヴ(有名人)の息子。用心棒。インシードの中でも特異な多種混血。浅黒い精悍な肌で中途半端な野武士のようなスタイル。おそろしく強く「獅子」や「虎」とも互角以上に戦える(飛べるし)。嗅覚が鋭い。用心棒たちの意志決定係(リーダーというわけでもないが野生のカンを信じられている?)。爬虫類だけはとっても苦手なのに仲間に2人もいる…。声優をあてるなら山口勝平さんあたりか。でも、まんま犬夜叉になってしまうなあ。三木眞一郎さんあたりでもいいか。

【ダンテス】《馬》のダンテス。馬族の代表。人間形態の時は顔も体も丸くほがらかな感じ。

【チェスタムコート】バナディス西端の小さな町だが異種人類と人間の会議に使われる。

【チャリオット】《梟》のチャリオット。梟族の代表?コーネリアスは梟形態のチャリオットが好き。

【ドゥエンナ】ミュリエルの母。

【闘獣】エルディアの娯楽。獣どうしを戦わせて賭をしたりする。両家の子女が見るのも別にかまわない。

【ドーザ】《鷲》のドーザ。鷲の族長。白頭鷲。

【ニーナ】キャサリンの侍女。小柄でキャサリンと同じくらいに見えるが年齢のことを聞いてはいけない。なにがあってもキャサリンを見守ろうと決心しているみたいだが逆に守られているフシもある。「お願いですからたまには引いてください!」という彼女の悲痛な叫びは常に無視される。

【西大陸】異種人類たちがずっと暮らしてきた土地。500年前東大陸が沈んだときかろうじてたどり着いた人間(無形種)たちを異種人類たちは気前よく入れてやったが…。

【猫】相手に嫌われる術に長けている。

【パスティレリ】フロレンティアの宝石商。娘の婚約で有頂天になっている。

【八家】妃八家とも言う。エルディアの王になる資格がある家は八つに限られている。各家から1人ずつ選ばれた王の側室が生む男子で早い方から5人までを候補とし、その中から最も優秀な者が皇太子として選ばれ、残りの七家から次の王子候補を産むべき娘がまた1人ずつ選ばれる。キャサリンはいろいろ怒っているようだけど、それ以外でもだんだん血が濃くなっていくような気がするので問題ありそうなシステム。200年ほど前から続いているらしい。各家の名称はエトヴァ家、フォテスキュー家、スパーダ家、ティンパイン家、カザルス家、ラチェッティ家、コルテス家、マラカム家。

【バナディス】キャサリンのいる国。立憲君主制を取っている。

【パブロ】エルディア現皇太子の執務官。端役だとだと思っていたら…。

【ピエトロ】ミロの街の獣医。野生動物や大型動物が専門。なかなか気さくな爺さん。

【東大陸】沈んだ。

【フェルナンド・ミゲル・コルテス】エルディアの皇太子候補の一人でクソ生意気なガキ。キャサリンはこいつに対してえらいことをしてしまう。また、ご本人にもえらい秘密がある。

【フォテスキューのマリア】王の側室として男の子を産んだが、6番目の男子だったので後継者の資格を失っていたため絶望し子供を道連れに自殺した。

【ベラフォード】《蜥蜴》のベラフォード。お姉ことばの上品な男。羽が生えて空も飛べる。用心棒たちの頭脳。声優をあてるなら矢尾一樹さんで決まり。

【ヘンリー】《蛇》のヘンリー。若き哲学者。蛇の時は十数メートルもある長さ。人間の時は女性なら誰でもぼぉっとなるほどの美形。

【マリア】エルディアの八家の娘で後宮に入れそうな年齢の娘はすべてマリアという名前がつくが、それは王が名前を覚える手間を省くためらしい。

【マルカムのマリア】キャサリンが出会ったのは先代のマルカムのマリア。現皇太子(次期国王)が「母」と呼び慕っているおっとり福々しい女性。先代国王に真に愛された女性で王妃争い(跡継ぎ産み争い)には破れたが、あまり人生のマイナスにはならなかったらしい(かもしれない)。

【マルティナ】ミュリエルの幼なじみ。年齢は離れている。教師になって出ていったが行方不明に。

【人獣(マンビースト)】獣に変われる人種。差別語なので使ってはいけない。公式には異種人類(アナザーレイス)と呼ぶ。

【ミュリエル・スウェン】フォン・ブラウン男爵のリヒター・ハウスの牢獄に捕らわれていたほっそりとした金髪碧眼のすごく美しい声の美少女で幼なじみのマルティナ・バロアを探していた。純血種なのだけど何であるかはヒ・ミ・ツ。

【ミロ】エルディアの(たぶん)首都。

【ミンザ】《蜥蜴》のミンザ。蜥蜴族の族長。人間形態のときは仙人みたい。

【無形種】人間のこと。

【ヤヌーシュ】《山羊》のヤヌーシュ。山羊の族長でありアナザー・レイス全体の要でもある。人間形態のときは皺くちゃの小さい爺さん。

【用心棒】ここではキャサリンの仲間といえるダムー、ケイティ、ベラフォード、ヴァンスの4人のこととする。ふだんは用心棒稼業をしつつキャサリンとは無関係に暮らしているが何かと縁があるらしく、よく出会う。キャサリンだったら怒り心頭に発するようなときでもこの4人はバカにしたようにせせら笑うだけ。他人がどう行動しようが、何を考えていようが、基本的には関知しない。ただし、自分たちにイヤな何かをもたらさない限りは。

【ランスリーン】《虎》のランスリーン。虎族の若長。

【リベラ・ホテル】ミロにある行き届いたサービスの高級ホテル。キャサリンが宿泊した。

【ローム】国?首都は花の都フロレンティア。ミュリエルの住む国。


ロダンのココロ [読書・鑑賞]

ロダンのココロ|内田かずひろ|朝日新聞社|1000円|刊1997年12月

以前朝日新聞に連載されていたもっさりした犬が主人公のマンガ。犬の目から見た人間たちの日々の暮らし。ずっと読んでいるうち、その空気にいつしかハマってきていたものでした。この単行本は図書館で借りてきたのですが彼に再会できてちょっと嬉しかったのです。

《はてな年間100冊読書クラブ》

オンライン書店ビーケーワン:ロダンのココロ


レディ・ガンナーと二人の皇子(中) [読書・鑑賞]

レディ・ガンナー(4)レディ・ガンナーと二人の皇子(中)|茅田砂胡|角川スニーカー文庫|495円|刊2005年02月

「またやってしまった」作者の下巻になるはずだった中巻。この作者は架空の世界の制度などをきっちり組み立てるのが好きなようですね。だから、ライトノベルとはいえ大人にも耐えられるお話になるのでしょう。次期皇太子候補の秘密を知ってしまったお嬢さんは悩む。なんてことはせずなんとかしようと行動する。困った事態に追い込まれ助けを求めてきた用心棒たちとも合流し、次巻でついに戦闘開始か。

《はてな年間100冊読書クラブ》

オンライン書店ビーケーワン:レディ・ガンナーと二人の皇子 中


ダーリンは外国人(2) [読書・鑑賞]

ダーリンは外国人(2)|小栗左多里|メディアファクトリー|950円|刊2004年03月

国の違いと言うよりは、個体差ですね、やっぱり。ぼくは日本人以外の何者でもないでしょうが、どうしても一般日本人と相容れられない部分もそれなりにありますから、そういうところは外国人と同じことかもしれません。まあ、なんにせよ、日本の文化に染まっている存在としての自分はわりと好きではあります。日本人であることが恥ずかしいと感じることも多々ありはしますが、それはよその国の人でも同じでしょうし(たぶん)。

《はてな年間100冊読書クラブ》

オンライン書店ビーケーワン:ダーリンは外国人 2


レディ・ガンナーと二人の皇子(上) [読書・鑑賞]

レディ・ガンナー(4)レディ・ガンナーと二人の皇子(上)|茅田砂胡|角川スニーカー文庫|495円|刊2004年03月

父の仕事にくっついてエルディアという国にやってきたキャサリンお嬢さんはこの国の王選択に関するシステムの理不尽さに納得できない。最近とみに怒りやすくなってるお嬢さん始動。その頃偶然、用心棒たちも関わりのある仕事をしていた。

《はてな年間100冊読書クラブ》

オンライン書店ビーケーワン:レディ・ガンナーと二人の皇子 上


八咫烏奇談 [読書・鑑賞]

奇談シリーズ(03)八咫烏奇談|椹野道流|講談社X文庫ホワイトハート|530円|刊1998年

龍村大先生に請われ熊野の老舗旅館を襲う霊障に対する森と敏生。痛くて怖い目に遭い続け満身創痍となる敏生くん。

《はてな年間100冊読書クラブ》

オンライン書店ビーケーワン:八咫烏奇談

奇談シリーズに関する簡単なリストを下に置きます。

【蘆屋道満】平安時代の陰陽師。泰山府君の術を得るため安倍晴明に弟子入りし、後に戦いを挑み破れさらに暗殺を画策するが見破られ追放される。

【阿川亮】押屋女子学園二年D組担任。気さくなタイプ。たぶん体育教師っぽい。

【安倍晴明】いわずと知れた有名陰陽師。森と敏生のコンビはなにかとこの方に縁があるようで…。

【天本森(あまもと・しん)】デビュー作でいきなり30万部売った超美形ミステリ作家の26歳。「組織」で霊障を扱う追儺師でもあり精霊を使役する。日本人と白人のミックスらしい。黒曜石のような瞳らしい…って、死んだような目?「森(しん)」という名前だとどうしても俳優の岸田森さんを思い出しますね。

【池田】ハートピア有馬の経営者で56歳の俗物。

【押屋女子学園】そこそこ有名なお嬢様女子校か。幼稚園から大学までの一貫教育。「清・正・賢・明」がキャッチフレーズ。妊娠を疑われている生徒の自殺以来ポルターガイスト現象が発生している。ここの生徒は人生がヒマなので帰宅部は少なく、たいがい何かの部活動に入っているらしい。

【尾沢欣也】美代子の仕事上のパートナー。プライベートのパートナーかどうかはわからない。

【尾上八穂】押屋女子学園二年D組生徒。お嬢様学校の中でボーイッシュな彼女はとても目立つ。お母さんは冒険家。もしかしたら再登場があるかもしれない。

【母さん】敏生の母。樹の精霊らしい。人間の男性に恋して敏生をもうけた。父さんのキャラを見る限り精霊に恋されそうなタイプではないのだが、なぜ?

【小一郎】天本森の使役する「式」のリーダー。最近人間形態になれるまで成長した無愛想なクールビューティー。でも敏生にちょっぴり嫉妬するカワイイ奴。

【講】この集まりで仕事を霊能者に振り分けるらしい。

【琴平敏生】精霊に「友」と呼ばれる少年。植物の精と人間のミックスらしい。17歳。やせの大食いの体言者でとりあえず食べられるものがあると食べる。樹霊の眷属である彼が「森」という名前の男に救われたのは必然だったかもしれない。

【佐竹香織】押屋女子学園の生徒。16歳。彼女の自殺以来ポルターガイスト現象が発生しはじめた。友達も少なく孤立していたが、いじめの対象にもならないほど地味な少女だったらしい。

【篠田絵里】押屋女子学園二年D組生徒。尾上八穂の友人のようだ。

【守護珠】敏生が母からもらった透明な水のような球体で中で蒼い炎がひっそりと燃えていてほの暖かい。

【森(しん)】→天本森

【紳士のたしなみ】いつもポケットにお菓子をいれておくこと(by森)。

【助(すけ)】術者のアシスタント。森に対する敏生がこれに当たる。

【組織】除霊をなりわいとしている団体。

【龍村泰彦大先生】兵庫県監察医で一応医師だが、生きている人間を診た経験は最初の巻までなかったらしい。豊かなバリトンの声と態度と動作が無駄にでかい男で敏生の第一印象は「ぬりかべ」。じつは森の高校時代からの友人。森がお母さんなら龍村先生はお父さんだと敏生は思ったりする。蛇が苦手なナイスガイだ。

【炭酸煎餅】有馬銘菓。けっこう好きで食べる機会はそれなりにあります。最初は口の中でしゅわーっとなるかと想像していましたが。

【チョコレートバー】森の紳士のたしなみ。ウチでも万一の非常食にスニッカーズは切らしません(あのひつこさは必ずしも好きなわけではないのだけどイザというときに頼りになりそう)。

【追儺師】霊障を払う能力者。天本森はこれにあたる。

【出会い】《これも何か意味のある出会いだろうと思う。そして、どうせならそれがお互いにとって有意義な、実り多いものであればいいと思う。》by森

【敏生】→琴平敏生

【ハートピア有馬】有馬温泉にある老人保養施設。敏生が霊退治におもむいた最初の場。

【はせ屋】熊野随一の老舗旅館。龍村大先生の従兄の堀川雄一が主人をしている。

【早川知足(ちたる)】ゴーストバスターズ組織のエージェントだが見た目はただのサラリーマンのおっさん。森や敏生が契約した相手。

【林崎健介】佐竹香織の妊娠の相手と噂の押屋女子学園の教師。実直で地味な化学教師。

【人買様】昔の陰陽師が封じた妖魔らしいがハートピア有馬拡張工事でその塚のある小山に遊歩道がつけられた。残酷そうな美女の姿をしている。夢を売る妖魔でもある。その代償はいのち。

【補陀落渡海(ふだらくとかい)】船に乗って外側から出入り口を打ち付けて開かないようにしたまま海に送り出す修行…といっても当然死ぬしかないわけなので、即身仏になる修行と同様片道切符の修行。最近補陀落渡海の船を荒海で見つけたときに救うか救わないかという命題をどっかで読んだのだけど、なんだっけなぁ?

【ボーイズラブ】と言うには森の方がトシを食いすぎてるかもしれないけど、とにかく、そうなりそうでならないスレスレのところを二人は綱渡りしてます。「にゃんこ亭」でもそんな感じですね。

【堀川恵理子】雄一と最近結婚し、はせ屋の若女将(見習い)となった。明るく魅力的な女性で、敏生と仲良しになった。でも、彼女にたいへんなことが…。でも、敏生にはもっとたいへんなことが…。

【堀川雄一】龍村大先生の従兄で熊野随一の老舗旅館「はせ屋」の主人。最近結婚したばかりなのに心配ごとが発生。森のことは信じていないが龍村のことを信じている。

【松山美代子】森のうちに居候していた女性だそうで敏生より5~6歳上だという話。今はカメラマンとして世界中を飛び回っているとか。特に森と恋人だったとかいうわけではないらしく、敏生のそんな疑問に龍村大先生は大笑いした。いずれ会えるのでしょう。→4冊目の「倫敦奇談」で会えました。敏生の第一印象は「伸びやか」。野生動物系の活発な女性でした。

【美代子】→松山美代子

【八咫烏】三本足の烏で熊野の使いとして有名。サッカー全日本のイメージキャラクタも八咫烏だったような記憶があるのだけど?

【夜】符を作ったりする作業は日のあるうちはやりにくいらしい。


陰陽師(12)天空 [読書・鑑賞]

◆○|陰陽師(12)天空|岡野玲子・漫画/夢枕獏・原作|スコラ・バーガーSCデラックス|886円|刊2005年08月

晴明親バカの図。兼家誘拐。道満法師登場、なんとあの人。その道満とあてもの比べをすることになった晴明は危機一髪。

《はてな年間100冊読書クラブ》

オンライン書店ビーケーワン:陰陽師 12


暗黒館の殺人(下) [読書・鑑賞]

館シリーズ(07)暗黒館の殺人(下)|綾辻行人|講談社ノベルス|1500円|刊2004年

暗黒館の謎が徐々に明かされていき「中也」は破局に向かうその姿に幻惑される。2冊で1300頁を2日間で読んだので大変でした。

《はてな年間100冊読書クラブ》

オンライン書店ビーケーワン:暗黒館の殺人 下

暗黒館8つの謎?

  • 「中也」の正体は?
  • 「視点」とは何者か?
  • 宴で出たのは何の肉か?
  • ダリアとはどんな人物だったのか?
  • 死にかけている男を殺さねばならない理由は?
  • 玄児が記憶を失った意味は?
  • 一族は不死を本当に信じているのか?
  • 過去に発生した事件の真実は?

館に関する簡単なリストを下に置きます。

※ じつはここに物語に関する年表も書いていたのですが、やっているウチにネタバレになりそうだと気づいたので削除しました。

【天羽辰也】生物学者。黒猫館がらみらしい。

【青屋敷】大分県の角島にあり中村青司が自ら設計し死んだ館。1963年建造。

【暗黒館】熊本県の山奥にある中村青司が補修に手を貸したと言われる洋館で外装がほとんど黒で統一されており無駄に大きくこの辺で発生する忌まわしい事件にはだいたいこの館が関わっている。

【市朗】暗黒館を見に行くという冒険に出かけた13歳中学一年生の少年。

【浦登カンナ】桜と卓蔵の娘。柳士郎の先妻。玄児の母。

【浦登清】望和、征順の息子。好奇心旺盛な小学生だが、病気を患っているらしく学校には行っていない。カンナと美惟の間にもう一人いた麻那という娘は同じ病気で五歳のときに亡くなっているらしい。美鳥、美魚に言わせるとしわくちゃのお猿さんっぽいらしい。

【浦登玄児】中也を暗黒館に招いたいくらか皮肉なところのある27歳になろうとしている大学生でT**大学の医学部卒だが医師にはならず文学部に入りなおした。一部分記憶に欠如があるらしい。美鳥たちに言わせるとムササビっぽい。

【浦登玄遙】暗黒館初代当主で実力者だが変人でその子孫も周辺の人々からは敬遠されている。18年前の「ダリアの日」に殺された。

【浦登桜】玄遙とダリアの娘。卓蔵と結婚しカンナ、美惟、望和をもうける。

【浦登征順】望和の夫。清の父。品のいい紳士。美鳥、美魚に言わせると飛べない鷲鷹類っぽい。

【浦登卓蔵】桜の入り婿。18年前の「ダリアの日」に自殺した。

【浦登ダリア】暗黒館初代当主玄遙の妻。イタリア人女性。

【浦登美惟】桜と卓蔵の娘。カンナの妹で姉の死後柳士郎の後妻となる。美鳥、美魚の母で二人を産んだときにびっくりして、今でもびっくりしたまま。。

【浦登美魚(みお)】浦登玄児の妹の一人。柳士郎と美惟の娘。美魚とは双子の姉妹。自分たちで言うには二人合わせて蟹。美しいらしい。

【浦登美鳥(みどり)】浦登玄児の妹の一人。柳士郎と美惟の娘。美魚とは双子の姉妹。自分たちで言うには二人合わせて蟹。美しいらしい。

【浦登望和】桜と卓蔵の娘。カンナ、美惟の妹。征順の妻。清の母。美鳥、美魚に言わせると飛べない赤とんぼっぽい。いつも清を探して屋敷をさまよっている。

【浦登柳士郎】暗黒館現当主にして全国規模で事業を展開する鳳凰会グループ会長。カンナと結婚して玄児をもうけ、カンナの死後美惟と再婚し美鳥、美魚をもうける。現在の暗黒館の「絶対的な権力者」と玄児は言う。

【遠藤富重】江南の祖父で彼の懐中時計を江南は形見として愛用している。

【小田切鶴子】暗黒館の使用人で女執事といった役まわり。看護師の経験がある。美鳥たちに言わせると銀狐っぽい。

【鬼丸】暗黒館の使用人。90歳以上にはなると思われる超古株で初代当主玄遙が健在で桜が幼い頃からいたらしい。ダリアにのみ忠誠を誓っている。本名は誰も知らない。黒フードの人影は彼のものかどうか。

【影見湖】大猿の足跡のような形をしておりここに浮かぶ小島に暗黒館が建つ。

【江南孝明(かわなみ・たかあき)】1964年11月7日生まれの男性で暗黒館の事件のとき26歳で新潮172センチ体重62キロで1991年現在「稀譚社」という出版社の編集者になって3年で担当作家の鹿谷は「コナンくん」と呼ぶ。

【記憶喪失】このお話は記憶喪失者の集いです。べつに、面白ければそれはそれでいいのだけど記憶喪失や時間移動が出てくると食傷ぎみで少々シラけ気味になってしまいますね。

【神代舜之介(くましろ・しゅんのすけ)】中村青司がT**大学工学部建築学科の学生だった頃の恩師で妙にウマが合ったらしい。

【神代浩世】神代舜之介の孫娘で暗黒館の時点でもうすぐ大学入試の高校三年生で鹿谷のミステリを愛読する変わった美少女にしては屈託のない無邪気さを持つ。舜之介はなぜか江南とくっつけようとしている?

【コナン】この物語では→江南孝明

【黒猫館】阿寒に建つ中村青司設計の館らしい。H**大学助教授天羽辰也の依頼で1970年設計。

【鹿谷門実(ししや・かどみ)】江南が担当するミステリ作家で「色黒のメフィストフェレス」といった風貌だが話好きな男で「七本指の悪魔」を折れる折り紙愛好家で中村青司の建築に強い関心を抱いている。一日に一本煙草をすう。

【宍戸要作】暗黒館の無表情な料理人。なかなか腕はいいらしい。中也はタガメをイメージした。

【十角館】中村青司設計の青屋敷別館で本館炎上からは免れ残されていた。1963年建造。

【水車館】中村青司設計の建物で岡山の山中に建つ。藤沼一成の作品が収集されていた。藤沼一成の息子紀一の依頼で1974年設計。

【首藤伊佐夫(すどう・いさお)】利吉と先妻の間にできた息子で汚れた眼鏡の自称芸術家という酔っぱらいで「野口先生」のいいお相手。暗黒館でうろうろしている。

【首藤茅子(すどう・かやこ)】利吉の後妻。

【首藤利吉(すどう・りきち)】浦登卓蔵の甥。浦登玄児は「首藤のおじさん」と呼んでいるが卓蔵は入り婿なので血はつながっていない。

【中也】暗黒館に招かれた大学生。若いのに自分のことを「私」と言う。大分の実家はわりと資産家らしい。浦戸玄児が「私」を呼ぶときに有名な詩人のこの名前を使う。「私」の正体がわからないことに意味があるのか?旧古河邸を見たあと1日半以上の記憶を失っている。美鳥たちに言わせると木菟っぽい。

【百目木峠(どうめきとうげ)】暗黒館に至る道の難所でたびたび深い霧が発生し地元の人間ですら迷う。

【時計館】中村青司設計の建物で鎌倉に建つ。古峨精計社長古峨倫典の依頼で旧館を1973年設計、新館を1979年設計。

【中村和枝】中村青司の妻。旧姓花房。

【中村青司】1939年生。ヘンな建築物をいっぱい建てた建築家で青屋敷にて1985年に46歳で死んだのだがお話で読む限り建物自体は秘密の通路や部屋を作っている以外には取り立てて変わっているようには見えずどちらかと言えば事件が続発するという呪いがかかった建築家のように思われる。

【中村千織】中村青司の娘で江南が所属していた大学のサークルの一年後輩だったが19歳のとき不慮の事故で死亡。

【ニコロディ】ジュリアン・ニコロディ。19世紀後半から20世紀前半にわたり様々な建築物を設計したイタリアの建築家で暗黒館初代当主浦登現遙が洋行したときに興味を抱いたらしい。

【人形館】中村青司設計の建物で京都に建つ。

【野口】暗黒館での呼称。本名は村野英世という医師。180センチほどあり恰幅もいい巨漢で声はバリトン。浦登家が経営に参画している熊本鳳凰病院の院長でアル中だが腕は確かでこの人に診てもらいたいと訪れる患者も数多い。

【羽鳥しのぶ】暗黒館の使用人。ちょっとテンポが遅れてしまう女性。美鳥たちに言わせると家鴨っぽい。

【羽鳥慎太】しのぶの息子。少し知恵遅れ。美鳥たちに言わせると鼠っぽい。

【蛭山丈男】暗黒館の玄関番で湖岸の小屋で舟の管理などをしている背中に瘤のある男。美鳥たちに言わせると蛙っぽい。

【藤沼一成(ふじぬま・いっせい)】その筋では(どの筋?)有名な幻想画家で暗黒館で中也があてがわれた部屋に彼の絵がかかっている。1971年没。

【藤沼紀一】藤沼一成の息子。水車館に一成の作品を収集した。

【惑いの檻】暗黒館中庭の中央に位置する小さな建物で地下への道が通じている。浦登征順によると一族の墓所だとか。

【宮垣葉太郎】知る人ぞ知るといった感じの作家。

【迷路館】中村青司設計の建物で丹後半島に建つミノス迷宮をモチーフにしている。作家宮垣葉太郎の依頼で1975年設計。

【諸井静】暗黒館の使用人だったらしいが今はいないようだ。幼い頃の玄児の乳母的役割だったらしい。玄児は「諸井のお母様」と慕っていたらしい。夫甚介は暗黒館の主ストーリーの18年前のさらに7年前に死んでいる。

【諸井忠教(ただのり)】静の息子。