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ARIA(05) [座右の書こうほ]

ARIA(05)|天野こずえ|マッグガーデン・ブレード・コミックス|552円|刊2004年09月|了2006年11月26日|

いまだに郵便にこだわっている住人たちが多い街ネオ・ヴェネツィア。役に立っていない左手におしおきキャンペーン中のアリス。アテナさんようやく登場。流星群見物に夜のネオ・ヴェネツィア探検する灯里、藍華、アル。晃さんの特別指導。サン・マルコ広場を楽しむ達人と遭遇。

《はてな年間100冊読書クラブ》

オンライン書店ビーケーワン:ARIA 5

ARIAに関する簡単なリストを下に置きます。

【あ】このお話では名前が「あ」ではじまる人が多いですね。

【藍華(あいか)】姫屋でウンディーネ修業中。16歳。じつは姫屋の跡取り娘。同じ会社には晃もいるというのになぜかよその会社のアリシアに憧れている。気の強い現実的なタイプだがつい灯里のペースに巻き込まれる。灯里との漫才ではツッコミ役。「恥ずかしいセリフ禁止!」。暁は彼女のことを「ガチャペン」と呼ぶ。地球の海底にいる伝説の幻獣らしい。

【暁】サラマンダー見習いの青年。アリシアさんLOVE。灯里のことを「もみ子」と呼ぶ。ポニーテールなので藍華は彼のことを「ポニ男(お)」と呼ぶ。二人はアリシアをめぐるライバル関係?灯里の夫候補No.1に位置する?

【灯里】水無灯里。主人公。ネオ・ヴェネツィアでウンディーネを目指す少女。水の都なのに水無さん。藍華ちゃんとの漫才ではボケ役。「私も のんびり大好きです」

【晃】姫屋のトップウンディーネ。アリシアと並び水の3大妖精と呼ばれる一人。

【アクア】惑星アクア。元は火星と呼ばれた太陽系第四惑星。150年前に実施されたテラフォーミングによる極冠部の融解により地表の9割が水で覆われることになった。「絢爛舞踏祭」みたいですね。1年は24ヶ月。

【アクア・アルタ】毎年決まった時期に発生する高潮現象。この時期はネオ・ヴェネツィアの都市機能は麻痺するのでみんな家でのんびりする。これが終わるとネオ・ヴェネツィアも夏。

【アテナ】「オレンジぷらねっと」のウンディーネ。ふだんは平らなところでもよく転び大事なことから忘れていくとってもぼんやりさんのドジっ子。じつは「水の三妖精」の一人にしてこの人の舟謳(カンツォーネ)はまさに天使。「今だってまんざらじゃないわよ」

【AMANO COMPANY】公式ホームページ。http://aria.sunnyday.jp/

【綾小路51世】→ウッディー

【ARIAカンパニー】灯里さんが下宿することになったウンディーネの会社。

【アリア社長】ARIAカンパニーの社長。火星ネコ。社員に模範を示そうと日々奮闘努力(ジャマ)している。ドライヤーが苦手で袋の中に入るのが好きでヒメ社長が好きだけどむくわれない。「にゅっ」。

【アリシア】ARIAカンパニーのウンディーネ。会社に住んでいるわけではないみたい。水の3大妖精と呼ばれる有名ウンディーネの一人。「あらあら」「うふふ」。

【アリス】「オレンジぷらねっと」でウンディーネ見習いをしている少女。登場時14歳で学校に通いながら見習をしている。かなりのゴンドラ漕ぎの天才。ネオ・ヴェネツィア出身。「AQUA」ではいきなり登場。「ARIA」では3巻目でようやく登場。「でっかいお世話です」

【アル】ノームの少年(一見)。まだ半人前。おやじっぽいダジャレが好き。小さく見えるがじつは19歳で灯里や藍華よりも年上。藍華が(たぶん恋を)意識しはじめる人。

【ヴォガ・ロンド】ネオ・ヴェネツィアの秋の終わりを飾る大イベント。32キロの長距離レースだが順位はあまり関係なくプロアマ問わずのんびり完走を目指す。

【浮き島】ネオ・ヴェネツィア上空に浮いている島。気象管理をしている。島全体が都市でもある。ここから見る花火は眼下に咲く「光のお花畑みたい」(恥ずかしいセリフ禁止)。

【ウッディー】本名は綾小路51世。浪漫飛行社勤務のシルフ。空を飛ぶことを「泳ぐ」と言う。語尾に「なのだ」をつけるのが癖。暁とは家が隣どうしの幼なじみ。アニメを見ていて、主要な人物の中でこの人の名前だけが「あ」で始まらないと思っていたら本名ではなかったのねー。TVアニメでのcvはうえだゆうじさん。

【ウンディーネ】水先案内人。ネオ・ヴェネツィアで観光客相手にゴンドラでガイドをしている女性たち。

【オレンジぷらねっと】ここ10年ほどでのしてきた新興の水先案内店で社員数も多く姫屋と勢力を二分している。ここ数年売上のトップ。アリスが所属する。

【カーニヴァル】ネオ・ヴェネツィアのカーニヴァルは地球のヴェネツィアのものをそのまま踏襲して仮面をつけるもの。だれも正体を知らないカサノヴァと呼ばれる大きな仮面の人物が現れ一番の人気者。

【階級】ウンディーネになるための段階は両手に手袋をつけている見習い(ペア)から片手に手袋の半人前(シングル)を経て両手とも手袋なしの一人前(プリマ)へと昇格する。

【影追い】サン・マルコ広場のオープンカフェではワインの味を変えないために太陽の運行に合わせて影を追って場所を移動する伝統がある。

【火星ネコ】大きい。しゃべれないが、知能は人間並。

【カフェ・フロリアン】サン・マルコ広場にあるオープンカフェで「サン・マルコ広場を楽しむ達人」さんが棲息している。

【舟謳/カンツォーネ】ウンディーネたちがゴンドラを漕ぎながら歌う歌。この第一人者はオレンジぷらねっとのアテナさん。

【希望の丘】郊外からネオ・ヴェネツィアが一望できる高台。ナイショの用途あり。

【逆漕ぎ】ウンディーネは自分がゴンドラの後ろに立つようにして漕ぐが、灯里は自分が前に立って漕ぐのが得意(お客さんの視界を遮ることになるタブーなので意味はない)。

【グランドマザー】アリシアたち現在の水の三大妖精以前30年にわたって君臨した伝説になっている水の大妖精。グランマと呼ばれ水の妖精たちに慕われている現在は城ケ崎村に住んでいるかわいいおばあちゃん。アリア・カンパニーの創設者でもある。ウンディーネの中でおそらく灯里だけが知らなかった。

【ケット・シー】猫の王様。地球では伝説だがアクアには実在する(かもしれない)。

【サラマンダー】火炎之番人。浮き島で気象管理をしている人のこと。アクアは本来寒いので釜で焚いた熱を星に供給して住めるようにしている。

【サン・マルコ広場】「世界で一番美しい広場」とマンホーム(地球)のサン・マルコ広場にナポレオンが贈った言葉があるらしい。それを模して作られたネオ・ヴェネツィアのサン・マルコ広場には「サン・マルコ広場を楽しむ達人」が住みついている。彼が灯里に「幸せの達人さん」という言葉を贈った。

【社長】ウンディーネの会社は青い瞳のネコを「アクアマリンの瞳」として会社の象徴としている。

【城ケ崎村】地球の古き良き日本の田舎をモデルに作られた地域。引退したグランマが住んでいる村。

【シルフ】エアバイクで街じゅうを飛び回り物資の運搬をしている者たちがシルフ。物流をつかさどっている。風追配達人。

【シングル】半人前のウンディーネ。プリマ(一人前)の船に同乗できる。またプリマが同乗していれば黒いゴンドラでお客さんを運ぶこともできる(格安料金)。

【素敵】《灯里ちゃんが素敵だから この世界がみーんな素敵なのよ》byアリシアさん

【長老】→郵便屋さん

【手紙】「何より内容によっては一生---手に触れることのできる宝物になりやがるんだ(by郵便屋さん)

【年越し】ネオ・ヴェネツィアの年越しはものを投げて爆竹を鳴らし広場に出て豆料理を食べながらみんなで大騒ぎしながらお祝いする。

【にゃんにゃんぷう】アリア社長が好きなTV番組。毎週金曜午後5時30分から猫のヒーローが活躍する。「肉球キーック!」

【ネオ・ヴェネツィア】惑星アクアの都市。地球のヴェネツィアを模して作られた(地球のヴェネツィアはもうなくなっているみたい)。そのわりには和風の風習がけっこう入り交じっていたりする。

【猫の王国】地球のハイランド地方の伝説ではケット・シー=猫妖精(胸に白ブチのある牡牛くらいの大きさの猫の王様で「ファイナルファンタジーVII」でもおなじみですね)が治める王国で猫の集会が実施される。火星のケット・シーは火星猫のケット・シーなのでしょうか?

【ノーム】地重管理人。普段は地下で暮らし、本来地球の1/2しかないアクアの重力を1Gになるように管理している人たち。地表に出てくるときは黒いコートにサングラスといういでたち。

【ヒメ社長】姫屋の社長。地球ネコ。アリア社長の想い人(ネコ)。でも敬遠されてる。

【姫屋】ウンディーネの会社。ネオ・ヴェネツィア最大で創業100年以上の老舗。藍華や晃がいる。

【プリマ】一人前のウンディーネのこと。白いゴンドラを操りお客さんを運ぶ。

【ヴェネツィアン・ガラス】マンホーム(地球)のヴェネツィアン・ガラスを復興させ、ネオ・ヴェネツィアで作られている美しいガラス工芸。心ない人は偽物にすぎないと言っているらしいが。「この世には嘘モノはないって思うんです」by灯里

【ボッコロの日】男性が愛する女性に一輪の薔薇を贈る風習。

【待つ】「わたし 待つの嫌いじゃないので」by灯里。

【マルコポーロ国際宇宙港】ネオ・ヴェネツィアにある宇宙港。

【マンホーム】地球のこと。

【水無灯里】→灯里

【水の三大妖精】ネオ・ヴェネツィアに三百人以上いるウンディーネたちの中でも卓越した能力と実績を持つカリスマ的な三人のウンディーネがいる。アリア・カンパニーのアリシアさん。姫屋の晃さん。オレンジぷらねっとのアテナさん。灯里、藍華、アリスの仲良し三人組はその三大妖精ととても近しい(藍華とアリスは同室、灯里は二人っきりの会社)。

【もみ子】暁は灯里のことをこう呼ぶ。もみあげが立派だからだとか。

【桃のカクテル】きれいな瓶に入っている甘くてアルコール度の低いお酒。温泉につかりながら飲むと最高?

【夜光鈴(やこうりん)】火星特産の風鈴で夜になると冷たく光る。だいたい1ヶ月で寿命がつきるはかなさがいい。

【郵便屋さん】いつもの郵便屋さん。「おやじ」とか「じい」とかとも呼ばれているらしい。まだ名前がわからないが「あ」で始まる名前なのでしょう。主要人物だから。やさしいおじさんで「ヨコハマ買い出し紀行」のガソリンスタンドのおじさんみたいな人。

【雪虫】冬の先ぶれとなる小さな生きもの。なついてきた雪虫に灯里はリボンをつけてしまった。アクアの雪虫は長生きなので来年も出会えるかもしれない。

【レデントーレ】夏の終わりに涼を求めて屋形船を繰り出し飲み食いや打ち上げ花火を楽しむ一種のお祭り。


奇談シリーズ(09)忘恋奇談 [読書・鑑賞]

奇談シリーズ(09)忘恋奇談|椹野道流|講談社X文庫ホワイトハート|700円|刊2000年05月|了2006年11月|ようやく尾上八穂再登場。阿川先生も。ふたたび押屋女子学園高等部で事件。上の方からあえてタブーを侵し再度の潜入捜査の指示が。そして連れていってもらえなかった敏生は大ショックで家出してしまい森の災難は始まる。さらにそして、ついに明かされる森と霞波さんの過去。まあ、思っていたほど悲惨ではなかったような気も(あれでも)。

《はてな年間100冊読書クラブ》

オンライン書店ビーケーワン:忘恋奇談

奇談シリーズ八つの要素

  • 日本(世界?)妖怪案内
  • ボーイズラブ度約99%(100%にならないところがミソ?)
  • 美形
  • 友人の龍村大先生
  • 妖怪・幽霊退治を請け負う「組織」の存在
  • スネてる使い魔
  • 妖魔や霊の哀しみ(事情)
  • さまざまな食べ物

奇談シリーズに関する簡単なリストを下に置きます。

【蘆屋道満】平安時代の陰陽師。泰山府君の術を得るため安倍晴明に弟子入りし、後に戦いを挑み破れさらに暗殺を画策するが見破られ追放される。

【阿川亮】押屋女子学園二年D組担任。気さくなタイプ。たぶん体育教師っぽい。森はこいつのクラスの副担任になる。ソフトボール部の顧問。二度目の登場時にはより人間的に深みが出てきたように見えます。おそらく作者の力量が成長したのでしょう。

【安倍晴明】いわずと知れた有名陰陽師。森と敏生のコンビはなにかとこの方に縁があるようで…。藤原道長の懐刀と言われていたらしい。

【天本森/あまもと・しん】デビュー作でいきなり30万部売った超美形ミステリ作家の26歳。「組織」で霊障を扱う追儺師でもあり精霊を使役する。日本人と白人のミックスらしい。黒曜石のような瞳らしい…って、死んだような目?ブラックコーヒーを飲み、その味が消えないうちに角砂糖を囓るのがお好み。鬼のような甘いもの好きで敏生が自分の分の羽二重餅を食べてしまったことを恨みがましく指摘した。どんなに不機嫌なときでも甘いものは食う(だろう)。他人とつるむのが嫌いでとっつきにくい雰囲気を醸し出しているが、べつに人間そのものが嫌いというわけではなく、面倒見はけっこういい。春明学園在学中は学校で最も女子生徒にモテていただけではなく「霊感野郎」として有名人だったらしい。「森(しん)」という名前だとどうしても俳優の岸田森さんを思い出しますね。

【綾】山中サヨが子ども頃から双子のようにして育った女性。望月晋太郎の従姉妹で彼に恋していたらしい。

【有馬】温泉で、少なくとも関西ではよく知られている兵庫県にある土地。第一巻「人買奇談」の舞台となる。

【アンジェリーク】著者が愛しているゲーム(らしい)。

【池田】ハートピア有馬の経営者で56歳の俗物。

【裏】「組織」には「表」と「裏」があり、「表」が失敗したときには「裏」の出番となる。というからには「裏」の術者の方が能力的には優れているということなのでしょう。「表」失敗時の尻拭い依頼では「裏」の術者に拒否権はないらしい。天本森は「裏」の術者。

【えいむ君】春明学園のアーチェリー部は文化祭で「えいむ君」と呼ばれる白い羊の人形を売るのが恒例。くたくたした手触りが意外な人気。後に小一郎の住まいとなった。

【榎本恭子】高校二年のときの龍村の同級生。文化祭のバザーの仕事を引き受けた(引き受けさせられた)龍村のところにきれいなアンティークドールを出品してきた。

【押屋女子学園】そこそこ有名なお嬢様女子校か。幼稚園から大学までの一貫教育。「清・正・賢・明」がキャッチフレーズ。妊娠を疑われている生徒の自殺以来ポルターガイスト現象が発生している。ここの生徒は人生がヒマなので帰宅部は少なく、たいがい何かの部活動に入っているらしい。

【尾沢欣也】美代子の仕事上のパートナー。プライベートのパートナーかどうかはわからない。三白眼で人相が悪くフォーマルな服を着て、その横に美代子がチャイナドレスを着ていっしょにいるとヤクザと情婦にしか見えない。

【尾上八穂】押屋女子学園二年D組生徒。お嬢様学校の中でボーイッシュな彼女はとても目立つ。お母さんは冒険家。もしかしたら再登場があるかもしれない。ソフトボール部員。

【小野篁】「篁物語」の主人公。こちらの世界でもお役人をやりながら閻魔大王のところにも勤めていた。

【表】「組織」には「表」と「裏」がある。「表」は坊主とか神職の人とかがなっているのだったっけ?お払いをする程度の技術者たちのことか?

【母さん】敏生の母。樹の精霊らしい。人間の男性に恋して敏生をもうけた。父さんのキャラを見る限り精霊に恋されそうなタイプではないのだが、なぜ?

【楓】伊周のお付きの女官。お手つきでもある。河合を伊周に会わせた。

【影清】平影清。平家の落ち武者で源頼朝を呪詛した。「影清奇談」で登場。

【金沢】泉鏡花や兼六園で有名な石川県の県庁所在地。第五巻「幻月奇談」の舞台となる。

【霞波/かなみ】どうやらこれが森に痛切をもたらした女性の名前らしい。敏生に話すことになるのはいつになるのでしょう。

【河合純也(かわい・すみや)】「添い寝屋」と呼ばれる「表」の術者。森が駆け出しの術者だった頃「助」としてついていた師匠。八年前から行方不明だったが術者として復帰した(多くのことが「八年前」になにかがあったことを示している)。特に腕は衰えていなかった。関西弁で人をくった感じ。二十代に見えるが実際は三十九歳。生まれながらに盲目だが、からだの中に獏(の魔物)を飼っており添い寝しながら夢魔を退治する。自身はふつうの人間。《悪いほうへ考えが傾いても、どんなに不安でも、言葉では「大丈夫」って言うんや。そうしたら、その言葉に宿った言霊が、ええ運を連れてきてくれる》

【キャラクタ】椹野さんはちょびっとしか登場しない登場人物にもきっちりキャラクタ設定をしていることが多い。おかげで、こんなリストを作っているぼくには大迷惑です。お座なりの書かれようならもともとリストに入れる気にならないので、手間が省けるのですが。

【熊野】日本の呪術の中心地とも言える。和歌山県にある。第三巻「八咫烏奇談」の舞台となる。

【黒いおばあちゃん】五歳のときの芙美を誘拐?した(らしい)存在。

【ケイ】ポール・アシュベリーの恋人だった少年。

【月世界大全】著者の椹野さん非公認だが後見しているサイト。著者の日記もあるとか。http://moon.wink.ac/

【検非違使】平安時代の警察官みたいな組織。いろんな本を読んでいると融通がきかずけっこう怖いこわもてなイメージ。このシリーズではきまじめだがやさしい検非違使さんが登場します。

【源太】敏生が出会い命を救われた少年。因業婆さんのとこで瓜売りをやってた。気のいい奴だが、仲間に逆らってまで敏生を守ろうとはしなかったが、それを気にし、その後いろいろ手伝ってくれた。住む世界は違うが、再会することはあるのか?

【小一郎】天本森の使役する「式」のリーダーで最近人間形態になれるまで成長した無愛想なクールビューティー。でも敏生にちょっぴり嫉妬するカワイイ奴。ドーナッツに開いている穴の理由を知りたいお年頃。普段は羊の形をした小さなアクセサリー人形に入っている。

【講】この集まりで仕事を霊能者に振り分けるらしい。

【児嶋聡志】榎本恭子のボーイフレンド。いつもぼーとした感じ。

【琴平敏生】精霊に「友」と呼ばれる17歳の少年。植物の精と人間のミックスらしい。樹霊の眷属である彼が「森」という名前の男に救われたのは必然だったかもしれない。やせの大食いの体言者でとりあえず食べられるものがあると食べる。そのわりにはまったく太らず華奢なからだつきで体力がなく山道なんかではすぐヘバる。半精霊でこの世界に存在するのは非常にエネルギーが必要なのかもしれない。でも、つい「鍛えろよ!」とか言いたくなってしまいます。体力必要な商売についたのだから。ついでに、霊を引き寄せる体質なのにほとんど無防備に近く、せっかく術者の弟子になってるのだからこの面でも少しは鍛えろよと言いたくなります。森にちょっとでも邪険にされるとすぐスネるやっかいな少年。

【伊周/これちか】藤原道長との権力争いに敗れた男。清少納言の夫定子の兄。道長の兄道隆の息子なので道長にとっては甥でもある。

【桜井雅志】春明学園で龍村の1コ上だが、龍村が英国に留学して一年遅れるまでは同じ学年だった。生徒会の役員をしていた。

【ザシキワラシ】遠野で敏生が出会った。

【佐竹香織】押屋女子学園の生徒。16歳。彼女の自殺以来ポルターガイスト現象が発生しはじめた。友達も少なく孤立していたが、いじめの対象にもならないほど地味な少女だったらしい。

【篠崎好恵】遠野で行方不明になった22歳の女性。「曲がり屋」で敏生の前にザシキワラシと出会ったと思われる人物。

【篠田絵里】押屋女子学園二年D組生徒。尾上八穂の友人のようだ。

【守護珠】敏生が母からもらった透明な水のような球体で中で蒼い炎がひっそりと燃えていてほの暖かい。敏生はこの珠によりイザとなれば術を使うことができる。じつはあるものの血で磨かれた「*玉」(名前を書くとネタバレになるかも?)で、あるものはこの玉を持つ者を守護してくれるらしい、かなり貴重な代物。

【私立春明学園】龍村や天本の母校。典型的な良家の子女を対象とした学校で幼稚園から大学までがモットーの平和な小宇宙だとか。

【森/しん】→天本森

【紳士のたしなみ】いつもポケットにお菓子をいれておくこと(by森)。

【助/すけ】術者のアシスタント。森に対する敏生がこれに当たる。

【砂原早苗】山口県で母と飲み屋を営む二十四歳の地味だが美人な女性。広島で関西のヤクザに絡まれていた。「景清奇談」の依頼者とも言える。

【砂原佳子】早苗の姉。ある掛け軸に魅入られたのだが、その掛け軸に描かれていたはずの女はもう絵の中にいない。後に出奔し行方不明となり死亡。

【添い寝屋】→河合純也

【相馬和久】龍村が英国留学するまでの同級生で演劇部でいつも主役をつとめる学校の有名人。

【組織】除霊をなりわいとしている団体。

【泰山府君の術】簡単に言うと死人を蘇らせる術。

【竹内芙美】山中サヨの孫娘。両親が交通事故で亡くなった後サヨに引き取られた。高校卒業後金沢の旅館に就職し、大学に行くための資金を貯めている途中だったが、行方不明となった。

【龍村泰彦大先生】兵庫県監察医で一応医師だが、生きている人間を診た経験は最初の巻までなかったらしい。K大学医学部法医学教室非常勤講師、TOEIC783点。豊かなバリトンの声と態度と動作が無駄にでかい男で敏生の第一印象は「ぬりかべ」。じつは森の高校時代からの友人。森がお母さんなら龍村先生はお父さんだと敏生は思ったりする。蛇が苦手なナイスガイだ。レギュラーの地位を実力で奪い取ったもよう。

【炭酸煎餅】有馬銘菓。けっこう好きで食べる機会はそれなりにあります。最初は口の中でしゅわーっとなるかと想像していましたが。

【茶屋】金沢の旅館で竹内芙美が働いていた。

【チョコレートバー】森の紳士のたしなみ。ウチでも万一の非常食にスニッカーズは切らしません(あのひつこさは必ずしも好きなわけではないのだけどイザというときに頼りになりそう)。

【追儺師】霊障を払う能力者。天本森はこれにあたる。

【土蜘蛛】でっかい蜘蛛さん。

【津山かさね】龍村や天本の同級生だった男勝りの女子生徒にしてアーチェリー部の部長(天本が副部長だった)。学内でも一、二位を争う「セーラー服の似合わない女の子」だったらしい。

【出会い】《これも何か意味のある出会いだろうと思う。そして、どうせならそれがお互いにとって有意義な、実り多いものであればいいと思う。》by森

【テンちゃん】特に虎皮のおむつもはいていなければ火も吐かない。河合は天本をこう呼ぶ。

【道摩法師】→蘆屋道満

【遠野】「遠野物語」で有名な岩手県の一地域。第六巻「龍泉奇談」の舞台となるもよう。神秘的なイメージのある地だが今では俗化しているのでそんな雰囲気はあまり味わえない。

【敏生】→琴平敏生

【兎夢/とむ】金沢の喫茶店(夜はお料理屋さん)。竹内芙美の行きつけの店でそこのお兄さんにいろいろ相談していたらしい。ここのマスターはなんだかキャラが立ってて一回こっきりの出演はもったいない気もしますが、どうやら実在のお店のようです。

【豊子】旅館「茶屋」の仲居。

【鳥辺野】昔の京都で無縁仏などを捨てていた場所。多くの死体がさらされていてまさに地獄絵。

【中原真理子】龍村の教える教室の紅一点で大学院生。すぐ怒る。元佑さんと同じ名字なところが少し気になりますねえ。

【中原元佑(なかはら・もとすけ)】敏生が出会った、龍村大先生そっくりの男。代々検非違使をやってるらしい。

【ながら族】著者はこれだそうです。ぼくもそうです。キーボードをたたきながら、この本を読みながら、音楽を聴きながら、ゲームをやったりしています。

【ハートピア有馬】有馬温泉にある老人保養施設。敏生が初めて森とともに霊退治におもむいた場所。

【貘】河合の中に住んでいる。もちろん夢が大好物。どうやら人間の魂も好物らしい。登場するときは、初めて見る者にトラウマを与える(かもしれない)。夢の中だけでなく現実世界でも登場することはできるが、そのときは河合の顎にダメージを与える。

【橋占】橋の上に立って、最初に通りかかる人の話している内容を聞いて占いとするらしい。いつ来るかわからない通行人を待つのも橋占の楽しみのひとつだとか。

【はせ屋】熊野随一の老舗旅館。龍村大先生の従兄の堀川雄一が主人をしている。

【蛤】龍村が法医学を志すことになった事件の発端となった石化した貝。

【早川知足/はやかわ・ちたる】ゴーストバスターズ組織のエージェントだが見た目はただのサラリーマンのおっさんで、実際に外国車メーカー(どうやらアウディではないかと思われます)の販売課長らしい。森や敏生が契約した相手。周到すぎる気配りにときおり森は苛立つことがある。

【林崎健介】佐竹香織の妊娠の相手と噂の押屋女子学園の教師。実直で地味な化学教師。

【原亜矢子】龍村と同じ学年の女子生徒で演劇部の部長。龍村が学校で一番カワイイと思っていたらしい。通称「ハラヤ」。

【ひざ枕】森のひざ枕は骨張ってて痛いらしい。

【羊の人形】タオル地でできた小さな羊。小一郎の住まい。

【人買様】昔の陰陽師が封じた妖魔らしいがハートピア有馬拡張工事でその塚のある小山に遊歩道がつけられた。残酷そうな美女の姿をしている。夢を売る妖魔でもある。その代償はいのち。

【ファイナルファンタジーVII】著者が泣いたゲーム。

【椹野道流/ふしの・みちる】このシリーズの著者。本業は法医学者らしい。龍村先生と同じ職業ですね。だかでしょうか、龍村先生は生き生きしています。

【藤原道長】宮中の権力争いに勝利した男。

【補陀落渡海(ふだらくとかい)】船に乗って外側から出入り口を打ち付けて開かないようにしたまま海に送り出す修行…といっても当然死ぬしかないわけなので、即身仏になる修行と同様片道切符の修行。最近補陀落渡海の船を荒海で見つけたときに救うか救わないかという命題をどっかで読んだのだけど、なんだっけなぁ?

【ボーイズラブ】と言うには森の方がトシを食いすぎてるかもしれないけど、とにかく、そうなりそうでならないスレスレのところを二人は綱渡りしてます。「にゃんこ亭」でもそんな感じですね。

【ポール・アシュベリー】ストロベリーの仲間、ではない。あるとんでもない状態になった彼をさる女性が発見したことからひとつの物語が始まった。

【堀川恵理子】雄一と最近結婚し、はせ屋の若女将(見習い)となった。明るく魅力的な女性で、敏生と仲良しになった。でも、彼女にたいへんなことが…。でも、敏生にはもっとたいへんなことが…。

【堀川雄一】龍村大先生の従兄で熊野随一の老舗旅館「はせ屋」の主人。最近結婚したばかりなのに心配ごとが発生。森のことは信じていないが龍村のことを信じている。

【曲がり屋】と言えば遠野ですが、今回の場合、この名前がついている民宿のことです。森が遠野取材に言ったときに宿泊した。

【松山美代子】森のうちに居候していた女性だそうで敏生より五~六歳上だという話。今はカメラマンとして世界中を飛び回っているとか。特に森と恋人だったとかいうわけではないらしく、敏生のそんな疑問に龍村大先生は大笑いした。いずれ会えるのでしょう。…四冊目の「倫敦奇談」で会えました。敏生の第一印象は「伸びやか」。野生動物系の活発な女性でした。森をめぐりちょっとだけ敏生と火花を散らしました。

【美砂】敏生の年齢が十二歳離れている腹ちがいの妹。もうしばらく会っていない。

【美里】影清の恋人だった女。捨てられても、どうされても影清を愛し追いかけた。「影清奇談」に登場。

【真弓恵子】龍村が高校二年のときの一年生。ふっくらして調子のいい女。

【水田桐枝】尾上八穂のクラスメート。最初の事件があってしばらくしてから転校してきたらしいおとなしい生徒。森の知っている誰かによく似ているらしく森を大いに動揺させる。ま、だれに似てるかはすぐわかりますね。

【皆さんの上に、幸運の風が吹きますように】ライトノベル系、あるいは女性作家には「あとがき」を決まり文句で終わる人がけっこうたくさんいます。椹野さんの決まり文句はこれ。

【美代子】→松山美代子

【望月晋太郎】綾の従兄弟。サヨさん(山中サヨ)のことが好きだったらしい。

【紅葉】中原元佑の乳母の娘で元佑さんちで働いている。あどけなさの残る少女で、敏生を気に入り弟のようにかわいがり、かいがいしく世話を焼く。

【八咫烏】三本足の烏で熊野の使いとして有名。サッカー全日本のイメージキャラクタも八咫烏だったような記憶があるのだけど?

【山路耕介】会社の会長さん。むかし夢魔に悩まされたことがあり河合に救ってもらった。

【山路朋美】山路浩介の孫娘で八歳。夜毎お姫様に会いにいく夢が楽しいらしく起きているときは気もそぞろ状態なのだがどうも何かが何かをしでかそうとしているようだ。

【山中サヨ】「幻月奇談」の依頼者。金沢で彫金師に嫁ぐ。ただ一人の孫娘の芙美といっしょに暮らしているが、その孫娘が行方不明になって探している。敏生のことを気に入ったもよう。若い頃は美人だったらしい。

【湯川佐知子】「龍泉奇談」の依頼人22歳。行方不明になった友人、篠崎好恵22歳を探している。

【夜】符を作ったりする作業は日のあるうちはやりにくいらしい。

【龍泉洞】岩手県の鍾乳洞。篠田好恵の荷物が見つかった。この鍾乳洞には行ったことがあります。日本でも有数の規模の鍾乳洞で、地底好きのぼくとしてはやはり一度は行っておかないと…と。

【倫敦】英国の首都。第四巻「倫敦奇談」の舞台となる。


村田エフェンディ滞土録 [座右の書こうほ]

100年ほど前の話でしょう。
「無為」な時間を平気で過ごすことができる国トルコで暮らす村田という日本人。
同じ下宿のドイツ人、ギリシア人、使用人のトルコ人、持ち主の英国夫人、そして鸚鵡たちとの生活はゆったり楽しげで、小さな神々や霊が日常生活の中にさりげなく現われる不可思議な下宿には、それでも文化・宗教の軋轢もありしかしこれらはいつか失われるであろう予感とともにどこか悲しい雰囲気もあり。
そこには荷風の「ふらんす物語」の醸すような雰囲気もある。


村田エフェンディについての簡単なリストを下に置きます。

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昴(07) [読書・鑑賞]

昴(07)|曽田正人|小学館ビッグコミックス|505円|刊2002年01月|了2006年11月23日|刑務所公演は異様な盛り上がりを見せたあげく凄惨な終わりを遂げる…。昴は神か悪魔かという疑問を抱く団員たち。はたして成功と言えるのか?その記事を読んだNYバレエ界に君臨する女王プリシラ・ロバーツが昴に興味津々。

《はてな年間100冊読書クラブ》

昴 7 ← bk1へ

昴に関する簡単なリストを下に置きます。

【イワン・ゴーリキー】ロシア人のバレエコーチ。おばちゃんが紹介してくれた。神が降りてくる瞬間は自分で作らなければならないと教える。昴すら怖がるナイフのような男。ボリショイ・バレエの英雄。まだ現役で、ずっと抑えてきた自分をすべて出し切れるパートナーを探している。それはカティアなのか、昴なのか。

【エトワール】フランス語で直訳すると「星」。パリ・オペラ座のバレリーナの頂点に立つ者。

【オペラ座】パリ・オペラ座。バレエの頂点にある劇場と、日比野社長は思っている。

【和馬】昴の双子の弟。脳腫瘍で入院中。

【カティア】イワンをして「神が全てを与えた」と言わせた。イワンにとって昴ですら彼女へのあて馬に過ぎない。

【清子先生】タカコの先生。昴初舞台の白鳥の湖でオデット姫を演じた。

【熊沢】日本現代舞踏協会の振り付け師。日比野社長の若い頃の知り合いらしい。白鳥の湖を物足りなく思っていたが…。

【呉羽真子】真奈の母。バレエ教室を開いている。

【黒猫】昴と和馬の絆のひとつ。昴をパレ・ガルニエに導いたのも黒猫だしキーになる存在ではある。

【コーヘイ】ティッシュくばりの青年。タカコといっしょにいたのもこいつだろうと思う。和馬が成長したらこんな感じになるのでは、と昴は感じた。

【コール・ド・バレエ】群舞。一糸も乱れぬシンクロ率で大勢のバレリーナが踊る。昴にこれをやらせたら他の人々はもうエライ目にあう。

【ザック・ジャスパー】マリ=クロードとともにローザンヌを見に来ていた男。ニューヨークのバレエ団「システロン・バレエ・カンパニー」で自分たちのところに昴を欲しがっている。たぶん、こいつらのところに行くなあ。

【サリュー・ジル】緑地公園でパフォーマンスを見せる人気ナンバーワンのヒップホップ系ダンスチーム。リーダーはタク。

【椎名】日本現代舞踏協会の人。

【システロン・バレエ・カンパニー】昴をローザンヌから奪い取った?ニューヨークの弱小バレエ団。

【社長】→日比野五十鈴

【昴】天才ダンサー。5月1日生まれ。和馬を笑わせるために死なせないために踊り始める。《思ってたより、ずうっと面白そうな世界だ!!》。バレエ以外すべてを切り捨てたように踊る。《ダメだったときは…いいの。あたしはそれで終わりで いいの。》きっぱり。曽田さんの登場人物ですねえ。ゾクッとします。

【春原多香子(すのはら・たかこ)】なんだか登場からしてライバルっぽい。和馬似の青年といっしょにいるし。昴の初舞台の群舞の段階で昴の存在に気づく。ローザンヌに一緒に出ることを勧める。昴とは正反対の人生を楽しむおおらかな余裕あるバレエを踊る。バレエをしていなくても誰もが惹きつけられる少女。

【聖ポウル病院】和馬が入院していた病院。

【タカコ】→春原多香子(すのはら・たかこ)

【タク】ヒップホップ系のカリスマ・ストリート・ダンサー。有名ミュージシャンのバックダンサーをしていたとのウワサ。昴とダンス・バトルをすることになる。

【ダンス・バトル】ヒップホップ系で相手の踊りをトレースし合うことを競う。

【パレ・ガルニエ】黒猫に導かれた昴が行った場所。7年後中学生の昴はここで踊っていた。酔客相手に踊りを見せるいかがわしい場所。男バレリーナのストリップ劇場?

【日比野五十鈴】「パレ・ガルニエ」の経営者。《人をおしのけたり、傷つけたり…なんにせよ、本当にやりたいことを貫くってのは、痛みをともなうもんさ。だから大概の人は本当にやりたいことを、見て見ぬふりしながら、そこそこの人生をおくる》。以前はけっこうすごいバレリーナだったらしい。

【ヒロミ】ダンス・チームのフライング・フィンのリーダー?気さくな女性。

【フライング・フィン】緑地公園に集まるヒップホップ系ダンス・チームのひとつ。あまりレベルは高くないらしい。

【プリシラ・ロバーツ】名門ニューヨーク・シティ・バレエのプリンシパル。観客の感情を自由に操ることができると自負しているバレエ界の最高峰。宇宙人とでもコミュニケーションを取れると言った人もいる。しかし自分のできないことを昴がやっていると気づき、興味を抱く。昴にとってラスボスに近いところに位置している人物だろうと思われる。

【円】日本現代舞踏協会の人。

【真奈】昴の同級生。バレエ教室の娘。和馬のことが好き。昴のライバルになれるでしょうか?少々スケールが小さいようですが。少なくとも昴のことをライバル視しているが昴の方はそれほどには思っていなくて、むしろなついていて、つい真愛の方が助け船を出して励ましたりして損をする。

【マリ=クロード】ザックとともにローザンヌを見に来ていた女。「システロン・バレエ・カンパニー」の団員。

【宮本和馬】→和馬

【宮本昴】→昴

【吉田ひとみ】NYにダンスの練習に来ていた18歳の関西弁の娘。

【ローザンヌ国際バレエコンクール】若手バレエダンサーの登竜門。ここで賞を取れば好きなバレエ団の付属学校に学費免除で留学できる。毎年(?)NHKでTV放送しています。なかなか面白いです。この番組でわりとバレエを見る目が育てられました。あるていど善し悪しがわかるようになりました。

【ロビー】昴から強盗しようとした青年。じつは「システロン・バレエ・カンパニー」の団員。

【ワーニャ】→イワン・ゴーリキ


今夜はマのつく大脱走! [読書・鑑賞]

「マ」のつく(03)今夜はマのつく大脱走!|喬林知|角川ビーンズ文庫|438円|刊2001年12月|了2006年11月23日|ついに魔王のニセモノが出現?なんとっ!無銭飲食で捕まったとか。そいつが持っていたと言われる、失われた(ともっぱらのウワサ)の魔笛を求めてユーリくんはいつもの面々(ギュンターを除く)を引き連れ砂漠に乗り出した。あいかわらず軽すぎて読みにくい文章でとうとうと語られる一大叙事詩?

《はてな年間100冊読書クラブ》

オンライン書店ビーケーワン:今夜はマのつく大脱走!

「マ」の抜けたリストを下に置きます。

【アーダルベルト】フォングランツ・アーダルベルト。人間。敵対するはずだがなぜかユーリに好意的だが(人間界の感覚では)それほどいい人というわけでもない。グランツの若大将と呼ばれていた。かつてジュリアの婚約者だった。

【アニシナ】グウェンダルの弱みらしい。燃えるような赤い髪を持ち、赤のアニシナと呼ばれ、眞魔国でもけた外れの魔力を持つ三人の女性の一人。デンシャムの妹。魔族似てねえ二兄妹だ。魔法を戦いだけに使うのはもったいないと考え、日常生活への応用を実験している(実験台はギュンターになったらしい)。いろいろ変な発明品を持ってきてはギュンターを悩ませる。本当はグウェンダルの役目のようだが。

【ヴァン・ダー・ヴィーア】宝島。

【ヴォルテール城】グウェンダルの城。王国の東に位置するらしい。

【ヴォルフラム】フォンビーレフェルト卿ヴォルフラム。前魔王の三男。金髪にエメラルドグリーンの天使とみまごう超美少年。ウィーン少年合唱団OB?でも82歳。コンラッドに対しわだかまりを抱いている。なぜかユーリの婚約者になったらしい?しょっちゅう「わがまま注意報」が発令されるキャンキャン吠えるポメラニアン。ユーリを「へなちょこ」だと言うのが好き。

【カヴァルケード】人間の国。最近不穏な動きあり。

【ギュンター】フォンクライスト卿ギュンター。魔王の教育係。ユーリ命という人。またはユーリの裸を見てはなぢを流すあぶないヤツ。あらゆる美女を即座に虜にするであろう超がたくさんつく美形でサラサラ銀の長髪に紫の瞳だがユーリのことに関すると即座に大崩れしてしまう。ギャグメーカーとは言える。困ったときにはすごくいやな臭いのする占いをするのが趣味?

【卿】戦争に出て戦うものであるという意味らしい。

【ゲーゲンヒューバー】愛称はヒューブ。なんだか知らんが魔族似てねえ三兄弟に恨まれているらしい。魔笛を持ち出し逃亡したらしいからか?噂話を聞くだけでは魔族と人間の融和を望んでいるような感じなのだが…。

【グウェンダル】フォンヴォルテール卿グウェンダル。前魔王の長男。限りなく黒に近い灰色の髪に青い目。背が高くていつも不機嫌に冷徹そうで皮肉屋で超美形。ゴッドファーザー愛のテーマが主題歌だとユーリは思った。弱点はアニシナと子猫。どうやら小さくてカワイイものが好きらしい。できることなら知りたくなかったとギュンターが思ったある趣味を持っているらしい。

【血盟城】魔王の城。ということはユーリの城ということだ。名前の通り血みどろの過去が…あるわけではないらしいがさる理由から難攻不落。

【骨飛族(こつひぞく)】空飛ぶ骨格見本。「個」がなく、全員が一体。親戚に骨地族がいる。

【コンラッド】ウェラー卿コンタート。前魔王の次男。なぜか「フォン」がつかない。超美形だが魔族の中では地味な容貌だ。どこかさばけた頼れるアニキ。「ルッテンベルクの獅子」の異名を持つ凄腕の剣士。

【鮫】ぼくらの世界では超肉食で食欲だけが泳いでいる危ないお魚さん。あっちの世界(眞魔国のある世界)では基本的にベジタリアンの人なつっこいヤツらしい?ってことは、もしかしてこの世界でイルカは…?油断できんゾ。

【渋谷有利】→ユーリ

【ジュリア】スザナ・ジュリア。コンラートと関わりがあったらしい。白のジュリアと呼ばれ、眞魔国でもけた外れの魔力を持つ3人の女性の一人。生まれつき目が見えなかった。

【ジルタ】魔族と人間のハーフの少年。十歳という話だが六歳くらいにしか見えないのはやはり長命の魔族の血をひき成長が遅いからか。

【眞王】初代の魔王。魔族を統一し創主と戦ったらしい。ヴォルフラムに似ている。

【眞魔国】魔族の国。どうやらユーリが統治しなくてはいけないらしい。「偉大なる魔王とその民たる魔族に栄えあれああ世界の全ては我ら魔族から始まったのだということを忘れてはならない創主達をも打ち倒した力と叡智と勇気をもって魔族の繁栄は永遠なるものなり王国」というのが本当の名称らしい(一カ所間違えてるらしい)。

【砂熊】ユーリは「砂パンダ」だと思った生きもの。アリジゴクのような穴を作って獲物を引きずり込む。危険だが一流の剣士にとってはたいした敵ではない。

【双国の大賢者】眞王と対等の存在だった。彼がいなければ創主たちとの戦いとは勝てなかったろうと言われている。ユーリに似ているらしい(はなぢを出しつつギュンター談)。ユーリに言わせると黒髪に黒い瞳という日本人標準色以外は似ても似つかない。

【創主】神様のことかな?魔族が戦ったことあり。

【ゾモサゴリ竜】にゃあと鳴く。

【ソンダーガード】人間の国。

【ツェリ】フォンシュピッツヴェーク卿ツェツィーリエ。第26代魔王(前魔王)。退位し、現在は上王陛下。見た目は色っぽいネーちゃんだがグウェンダル、コンラッド、ヴォルフラムの実の母(父親はそれぞれ別)。黄金のツェリと呼ばれ、眞魔国でもけた外れの魔力を持つ三人の女性の一人。引退してからは自由恋愛旅行中。人呼んで「愛の狩人」。

【デンシャム】フォンカーベルニコフ卿デンシャム。カーベルニコフ地方を治める。商才に長けた抜け目ない男だが意外にも魔王への忠誠心は高くけた違いの額の税を納めている。

【ドラゴン】人間たちの乱獲により絶滅寸前となっている保護獣。

【ニコラ】かわいい女の子。結婚式のさなかにある凶悪な二人組の駆け落ち者に拉致されて逃亡した。ゲーゲンヒューバーと浅からぬ因縁があるらしい。

【ヒスクライフ】人間。こいのためならなにもかもすてられるひと(byベアトリス)。コンラートによるとかなり腕がたつようだ。

【ヒルドヤード】人間の国。眞魔国と国交がある。

【プー同盟】さる秘密結社。メンバーであることがバレたら命があぶない。

【フォン】名前の頭にフォンがつくのは貴族ということらしい。人間のアーダルベルトにもついているのはなぜか?

【フォンシュピッツヴェーグ・シュトッフェル】ツェリの兄だが俗物。自己の地位のみを気にかけている。

【ベアトリス】ヒスクライフの娘さんかな。小さな淑女。

【ボイド】グエンダルの隊の副官。戦功をあげるタイプではないが人をまとめるのは長けている。豪商ボイド家の次男。

【法術士】人間の魔法使いのようなもんらしい。魔族が生まれながらに魔力を持っているのとは異なり、神の下に修行して特殊能力を身につける。

【法石】これを使うと法術が少し強力になるらしい。希少なので価値が高く、眞魔国の南にあるコナンシア、スヴェレラの貴重な特産品。希少なので貴重…。女の手でしか掘れない。

【魔族】美形が多い。

【魔族似てねえ三兄弟】グウェンダル、コンラッド、ヴォルフラムの三人のこと。三人とも前魔王にして現上王ツェリさまの息子。

【魔笛】吹いたらなんかすごいことが起こるらしい。吹けるのは魔王(ユーリ)だけらしい。

【村田健】カツアゲされてたのをユーリが助けようとしそのせいで魔界に行くこととなった。と言ってもタイミングの問題だったわけだが。

【モルギフ】最終兵器といえる魔剣。牛も飛ばしてしまうらしい。メルギブではない。あんまりかわいくない顔がついていて、ユーリを脅かしたりかみついたり鳴いたりする。

【ユーリ】人間界での名前は渋谷有利(新宿不利)。母がNYで産気づいたとき乗ったタクシーの運ちゃんが名付け親らしいがその運ちゃん、じつはコ○ラ○ドだったらしい。ごく普通の日本人の高校生だが世界で初めて水洗トイレで流された人間となった。流された果てに行き着いた世界では第27代魔王(現在見習い中)。十人並みの器量だが魔族にとってはおそろしいほどの超美形らしい。時代劇「暴れ○坊将○」のファンで、魔王のくせに正義感だけはやたら強くそのせいですぐキレて失敗する。人間時代は野球好きでキャッチャーをやってた(補欠でしかもクビになった)。「へなちょこ」とは言われたくないらしい。少々ピンチに陥ってもどこかノーテンキな軽~い現代っ子。ある意味大物かも。

【ヨザック】グリエ・ヨザック。魔族と人間のミックスでコンラッドの幼なじみでいっしょに戦ってきた。本人はお仕事の都合でと言ってるが女装好き?ミス・上腕二頭筋。現実的な考えの持ち主。ある意味頼りになるかもしれない。

【ライアン】コンラッドの隊の部下。砂パンダ(砂熊)との戦いの折りに一時行方不明となったが…。

【リック】船乗りを目指す人間の少年。彼のゆく末はどうなるのか?


昴(6) [読書・鑑賞]

昴(6)|曽田正人|小学館ビッグコミックス|505円|刊2001年10月|了2006年11月19日|

ローザンヌでの特典を蹴った昴のニューヨークでの生活が始まるがあまりのイメージの落差に愕然とするものの昴の存在が少しずつ「システロン・バレエ・カンパニー」を変えていきそんなとき刑務所でのボランティア公演が決定しそれはあらゆる演者がイヤがるような観客なのだった。

《はてな年間100冊読書クラブ》

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昴(6) [読書・鑑賞]

昴(6)|曽田正人|小学館ビッグコミックス|505円|刊2001年10月|了2006年11月19日|

ローザンヌでの特典を蹴った昴のニューヨークでの生活が始まるがあまりのイメージの落差に愕然とするものの昴の存在が少しずつ「システロン・バレエ・カンパニー」を変えていきそんなとき刑務所でのボランティア公演が決定しそれはあらゆる演者がイヤがるような観客なのだった。

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奇談シリーズ(08)影清奇談 [読書・鑑賞]

奇談シリーズ(08)影清奇談|椹野道流|講談社X文庫ホワイトハート|650円|刊1999年11月|了2006年11月17日|

河合の発案で真夏の宮島に観光旅行することになった面々。しかし龍村さんはなぜか河合さんにわだかまりがあるようでどことなくぎこちない。それでもとりあえず呑気に旅を楽しんでいた一行だが偶然であった女性から描かれていたはずの女がいなくなった掛け軸にまつわる奇怪な話を聞き仕事をする羽目になってしまう?

《はてな年間100冊読書クラブ》

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奇談シリーズ(08)影清奇談 [読書・鑑賞]

奇談シリーズ(08)影清奇談|椹野道流|講談社X文庫ホワイトハート|650円|刊1999年11月|了2006年11月17日|

河合の発案で真夏の宮島に観光旅行することになった面々。しかし龍村さんはなぜか河合さんにわだかまりがあるようでどことなくぎこちない。それでもとりあえず呑気に旅を楽しんでいた一行だが偶然であった女性から描かれていたはずの女がいなくなった掛け軸にまつわる奇怪な話を聞き仕事をする羽目になってしまう?

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φは壊れたね [読書・鑑賞]

φは壊れたね|森博嗣|講談社NOVELS|820円|刊2004年09月|了2006年11月13日|

山吹早月は芸術作品を思わせるような密室に浮いている死体に遭遇した。なぜ?だれが?どうやって?謎は解けそうになかったが…。あの西之園萌絵もちょっぴり登場するが、このシリーズ、はたして探偵には誰がなるのか?。そっちの方がやきもき。

《はてな年間100冊読書クラブ》

オンライン書店ビーケーワン:φは壊れたね

φに関する簡単なリストを下に置きます。

【赤柳初郎/あかやなぎ・はつろう】探偵だそうです。服部マンションで舟元の隣の五〇二号室の住人。糸で吊ったマリオネットのような歩き方をするらしい。いくらかうさんくさいとこあり。あの記述がなければもしかして保呂草さんではなかろうか、と疑ってたかも。

【戸川優/あさかわ・ゆう】舟元の住む服部マンションの玄関で待ち人をしていた女。N芸大の四年生。

【鵜飼】体のゴツい刑事。萌絵のファン。S&Mシリーズから続投。

【馬岡芳樹】服部マンションで町田の隣の部屋六〇二号室の住人。赤柳の上の階。毎晩音楽がうるさいらしい。色黒。

【加部谷恵美/かべや・めぐみ】山吹の後輩の中では最も親しい。かなりのおしゃべり。よく山吹にビデオの録画を頼んでくる。萌絵にあこがれている。高校時代から萌絵を知っているようだからS&Mシリーズに登場したことがあった?犀川のことも知っているみたい。どうやら山吹クンのことが好きみたいだ。Vシリーズの紫子ちゃんのような存在と思われる。そういえば、紫子ちゃんや小鳥遊クンはどうしているのだろう?この時点では結構なトシになっているはずなのだけど(あ、ネタバレ?)。小鳥遊クンまだ女装してるのかなぁ?

【岸野清一】N芸大の学生。新聞配達をしている。事件当夜、町田に呼ばれていたらしい。

【国枝桃子】S&Mシリーズの途中までは犀川の助手をしていたおっそろしくシャープな女性。今はC大学で教えている。「男装の麗人」というイメージもあるがべつにそういうわけではない。クールさでは犀川以上か。結婚したときには周囲がとても驚いた。《国枝には裏表などありえない》p.130

【海月及介/くらげ・きゅうすけ】アパートでガス爆発があり山吹の部屋に泊まることになった友人。山吹とは中学の同級だが三年ほど海外に行っていて今は三級下の加部谷恵美と同級らしい。無口な男で余計なことはしないタイプ。デフォルトで他人と交わらないらしい静寂製造装置。加部谷は自分が彼を最も親しいと思われていることを知り愕然とする。図書館で本を読むときは画集か写真集など文字のない本で、図書館以外で本を読むときは文字だけの本しか読まないらしい。

【近藤】丸顔の刑事。S&Mシリーズにも出てた?

【犀川創平/さいかわ・そうへい】ご存知S&MシリーズのSの方。そのときの肩書きはN大助教授。「人物紹介」に名前があるので何らかの形で登場するのでしょう。犀川ファンのぼくとしては、ぜひぜひ活躍してもらいたいと思ったりしますが、まあ、もう別のシリーズなのでチョイ役なんでしょうね。さる人の息子で、あの天才・四季さんに興味を抱かれるほどの知性を持っている。

【白金瑞穂】いつもフリルのついたブラウスにジーンズらしい。N芸大の四年生。町田の部屋にやってきた一人。

【西之園萌絵/にしのその・もえ】ご存知S&MシリーズのMの方。前シリーズで自分で謎を解いたことも多い。N大のドクタ・コースだがなぜか山吹たちC大の研究室(国枝研究室)に来て指導してるらしい。今シリーズではゲスト出演か?目立つ美人で頭脳も明晰、特に記憶力は抜群。しかも、超大金持ちのお嬢様(なんせ執事がいる)。そんな彼女は犀川にベタ惚れ(たぶん今でも)。幼児期の刷り込みもあったようだし、まあ、彼女の場合、自分よりはるかに明晰な存在ってそいういないだろうし。叔父は県警の本部長かなにかそんなんやったと記憶している。殺人事件の謎を解くのが大好きで犀川まで巻き込み困惑させることあり。元々怖いもの知らずな人ですが、今回は指導する立場ってこともあるのか、かなりエラそぶってます。

【服部マンション】舟元が住んでいるマンション。大家さんは黒澤さん。町田が殺された事件が発生した。

【舟元繁樹/ふなもと・しげき】山吹と同じ工学部で卒業後社会人になった。と言っても特に定職にはつかず、フリーター生活のようだ。山吹とは特に親しいわけではない。黒いスーツが普段着だとか。服部マンションの町田の下の部屋(五〇一号室)に住み、なぜか管理人代理をやらされていた。

【真賀田四季】超がつく天才。ほぼ人類最高の知能と思われる。萌絵が苦しむ謎もデータが揃ったらその瞬間に解けてしまうだろう人。犀川ですらそれより瞬間遅れるであろうというすごい人。このシリーズではたぶん、出ない。犀川、萌絵コンビが出ているので、とりあえず置いときます。

【町田弘司】服部マンションで舟元の上の部屋(六〇一号室)に住むN芸大の学生。戸川、白金とトライアングルだったようだ。密室の中で天使が羽を広げるように宙に浮いた芸術的な死体として登場。

【三浦】目つきの鋭い刑事。主任。S&Mシリーズから続投。

【山吹早月/やまぶき・さつき】工学部大学院生。舟元とは特に親しいわけではない。無駄な思考はしたくないタイプ?彼がたまたまひとりでいた舟元の部屋の、上の部屋で「密室」が発生した。


ダニーは世界チャンピオン [読書・鑑賞]

ロアルド・ダール・コレクション(06)ダニーは世界チャンピオン|ロアルド・ダール/クェンティン・ブレイク絵/柳瀬尚紀訳|評論社|1300円|刊2006年03月|了2006年11月12日|ジプシーの荷馬車を改造した家に住んでいる「ぼく」の父さんは《男の子にとっての最高のわくわくする父親》(p.17)なんだけど、ある秘密の楽しみを持っていいた。さて、ダニーは何の世界チャンピオンになるのでしょう?

《はてな年間100冊読書クラブ》

オンライン書店ビーケーワン:ロアルド・ダールコレクション 6

【イーノック・デッケノボー】怖そうな巡査さん。密猟のグル。ことばの最初に不要なHをつけたり、存在しているHをはずしたりしてしゃべる。

【田舎の人間】長道を歩きなれているから《大股ですたすたはずむように歩く》らしい。

【馬毛がらめ】祖父の発明した雉密猟技術の第一。

【オーバナ先生】校長先生。赤い鼻だけが目立っていて、いつか破裂して先生を吹き飛ばしそうなほどらしい。奥さんがとんでもなくすごくひどい悪妻らしい。

【雉】密猟の対象になる獲物。法律上では「野鳥」なので雛から育てたとしても自分の地所から離れたら自分のものではなくなる。

【クリップストーン夫人】牧師の奥さん。密猟の戦利品の運び屋さん。

【コックス・オレンジピピン】荷馬車の裏手にあるリンゴの木。秋になって実がなると適当に採って食べることができる。熟すと種がコロコロ鳴る。

【コラード先生】親切な男の教師で六十歳以上と思われるがバーズアイ先生に恋している。

【白尻】密猟者は森番に見つかったら後ろから鉄砲で撃たれる。その銃弾を尻からほじくりだした傷痕が白く残るので当時の村の男たちは皆白い尻をしていたらしい。父さんの父さんはその中でもチャンピオンの白尻だったとか。

【スペンサー先生】四十五年近くこの地域の人を診てきた七十歳を越えている医師。しぼんだリンゴのような感じ。「ぼく」は年寄りのエルフみたいだといつも思う。

【その後は…】《そしてそのあとは? そうさ、またなにか別のことがあるさ》p.291

【チャーリー・キンチ】タクシーの運転手の爺さん。密猟のグル。

【父さん】《男の子にとっての最高のわくわくする父親》で、いろんなわくわくすることを思いついて遊んでくれる。ガソリンスタンドを経営している腕のいい自動車修理工。

【鳥の巣】卵をもった巣は世界で一番美しいもののひとつだというのが父さんや「ぼく」の意見で、卵にさわってはいけない。でも、雉は密猟するのね~。

【鳥もち帽】祖父の発明した雉密猟技術の第二。天才的な発想がとしかいいようがないらしい。

【バーズアイ先生】やさしい女の先生でちゃんと答えるとアニスの実のアメ玉をくれる。それはかみ砕かずに最後にアニスの実が出てくるまで舌で転がしてなめるのがコツ。

【ビッグ・フレンドリー・ジャイアント(どでかい優しい巨人)】父さんが幾夜もかけて聞かせてくれたお話。ダールさんのこの作品集に「オ・ヤサシ巨人」という巻があるけど、ほぼそれと同じ。子どもに夢をプレゼントして歩く巨人。

【プラチェットさん】ベビー・オースティンの持ち主。

【ヘイゼル氏】ヴィクター・ヘイゼル氏。近隣の金持ちで、鼻持ちならないとってもイヤ~な男。「ヘイゼルの森」の地主で、密猟されても気の毒でもなんでもない。

【ベビー・オースティン】オースティン・セヴンの愛称で一九百三十三年製でもう四十年以上経つのに快適に走る奇跡のような小型車としては初めて成功した車。プラチェットさんの愛車。

【密猟】最高にわくわくするスポーツ。

【わくわく】《世の中でほんとうにわくわくさせるものは、たいてい、死ぬほど怖い気持ちにさせる。そうでなければ、わくわく興奮しない》p.80

【ラベッツ】森番のリーダー。こすっからい男。

【ランカスター大尉】「ぼく」のいるクラスを受け持っている厳しい先生であだ名は鬼軍曹。戦争時代のことが忘れられず自分をいまだに大尉と呼ばせている。体罰も平気。

【レーズン】雉はなぜかレーズンが大好物らしい。

【笑い】《父が目で笑う人なのが、ぼくはうれしい。つまり、ぼくに作り笑いをしないということだからだ。気持ちがきらきらしていなければ、目をきらきら輝かすことなんてできやしない》p.18


ロダンのココロ(5) [読書・鑑賞]

ロダンのココロ(5)|内田かずひろ|朝日新聞社|952円|刊2004年07月|了2006年11月11日|

ますますテツガク的志向が強くなってきたロダンくんです。人生のタメになると思う人も多いはずです。

《はてな年間100冊読書クラブ》

オンライン書店ビーケーワン:ロダンのココロ 5


奇談シリーズ(07-2)土蜘蛛奇談(下) [読書・鑑賞]

奇談シリーズ(07-2)土蜘蛛奇談(下)|椹野道流|講談社X文庫ホワイトハート|570円|刊1999年|了2006年11月11日|

晴明による魂寄せの儀式が行われることになった。それを機に道満の企みを防ぐための敏生たちの反撃が始まる。敏生、カメハメ波を撃つ。この上下巻でいちばん可哀相なのは、やっぱり小一郎ですね。

《はてな年間100冊読書クラブ》

土蜘蛛奇談 下 ← bk1へ


奇談シリーズ(07-1)土蜘蛛奇談(上) [読書・鑑賞]

奇談シリーズ(07-1)土蜘蛛奇談(上)|椹野道流|講談社X文庫ホワイトハート|570円|刊1998年|了2006年11月08日|ある少女の夢に現れる男と姫から少女を解放するために夢の中に入り込む森、敏生、そして森のかつての師匠「添い寝屋」河合。さほど難しい仕事には思えなかったが…。シリーズ初の上下巻なのですからなかなかたいへんなことになりそうです。

《はてな年間100冊読書クラブ》

オンライン書店ビーケーワン:土蜘蛛奇談 上


左側通行のおっちゃん [自転車]

こちら大阪では木枯らしが吹いたそうです。

自転車通勤は少々かじかんだ感じでした。

帰り道で妙なおっちゃんに遭遇しました。

ときおり「左側通行!!」と大きな声で叫びながら自転車をこいではったのです。

どうやら歩道を右側通行している自転車に注意を喚起しているようでした。

追い抜くときためしに思い切し右に寄ってみたらやっぱり「左側通行っっ!!」と背中に浴びせかけられました。やれやれ。

でもおっちゃん、アンタもなあ、完全に夜間無灯火やったし、そこに何もないがごとく信号無視やってたし。人のこと言えんと思うんやけどなあ。

それになあ、道路の右側の歩道やったんで実はそれっておっちゃんも右側通行やってたことになるわけやしなあ。だいいち歩道の上に右側も左側もあらへんと思うし。

だいたい本来自転車は歩道走ったらアカンわけで、交通量多いとこで特例として認められてるだけで。

にやにやしつつ妙に腹立たしい思いもしていた寒~い帰り道でした。