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樹木 [ほしがる]

読みたい本。 木の百科事典?興味あり。
観賞して楽しむことができる身近な樹木を主眼に基本の126種を選び、花、実、紅葉、樹姿、木の情景など、その木の魅力や特徴を生かした写真で構成。形態や性質の他、文学作品への登場、来歴、伝承なども記した図鑑。(bk1より)

樹木 見分けのポイント図鑑
樹木 見分けのポイント図鑑 林 弥栄 菱山 忠三郎 石川 美枝子 畔上 能力 西田 尚道

講談社 2003-02
売り上げランキング : 167720

おすすめ平均 star
star初心者には向かない感じ
star見分けのポイントが図示されており、識別しやすい図鑑

Amazonで詳しく見る
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東証 [ニュースと新聞]


東証って何?

朝日新聞2007.03.05夕刊によると

東証(東京証券取引所)が何をしている会社なのか

事業内容をよく知らない人が8割もいると

東証自らのアンケートでわかったそうやとか。

言われてみると、きっちり説明することができへんかったりします。

アンケート対象は、

個人や上場企業、取引参加者(証券会社)だったそうです。

実際に投資をしている人たちでもよくわかっていないそうで、

そんなもんなんでしょうか?

お金を扱っているだけに、

怖い気もしますが。


雨衣奇談 [読書・鑑賞]

【◆△】『奇談シリーズ(13)雨衣奇談』椹野道流…講談社X文庫ホワイトハート(2001年07月・630円)

今度の依頼はある壺をあるべき場所に返したいというものだった。ベトナムに飛ぶ森と敏生だがとっても暑いので森は戦闘不能になりそう?

奇談シリーズ八つの要素

  • 日本(世界?)妖怪案内
  • ボーイズラブ度約99%(100%にならないところがミソ?)
  • 美形
  • 友人の龍村大先生
  • 妖怪・幽霊退治を請け負う「組織」の存在
  • 不機嫌な使い魔
  • なんだかいろいろある登場人物たちの「過去」
  • さまざまな食べ物

奇談シリーズに関する簡単なリストを下に置きます。

【蘆屋道満】平安時代の陰陽師。泰山府君の術を得るため安倍晴明に弟子入りし、後に戦いを挑み破れさらに暗殺を画策するが見破られ追放される。

【阿川亮】押屋女子学園二年D組担任。気さくなタイプ。たぶん体育教師っぽい。森はこいつのクラスの副担任になる。ソフトボール部の顧問。二度目の登場時にはより人間的に深みが出てきたように見えます。おそらく作者の力量が成長したのでしょう。

【安倍晴明】いわずと知れた有名陰陽師。森と敏生のコンビはなにかとこの方に縁があるようで…。藤原道長の懐刀と言われていたらしい。

【天本森/あまもと・しん】デビュー作でいきなり30万部売った超美形ミステリ作家の26歳。「組織」で霊障を扱う追儺師でもあり精霊を使役する。日本人と白人のミックスらしい。黒曜石のような瞳らしい…って、死んだような目?ブラックコーヒーを飲み、その味が消えないうちに角砂糖を囓るのがお好み。鬼のような甘いもの好きで敏生が自分の分の羽二重餅を食べてしまったことを恨みがましく指摘した。どんなに不機嫌なときでも甘いものは食う(だろう)。他人とつるむのが嫌いでとっつきにくい雰囲気を醸し出しているが、べつに人間そのものが嫌いというわけではなく、面倒見はけっこういい。春明学園在学中は学校で最も女子生徒にモテていただけではなく「霊感野郎」として有名人だったらしい。「森(しん)」という名前だとどうしても俳優の岸田森さんを思い出しますね。

【綾】山中サヨが子ども頃から双子のようにして育った女性。望月晋太郎の従姉妹で彼に恋していたらしい。

【妖しの道/あやかしのみち】小一郎がいつも使っている、人には使えない道。ここで目をあけたり声を出したりしたらたいへんなことになるだろうと言われていて敏生はいつも目をギュッと閉じているが、いつかとんでもないことが起こりそうな気もする。

【有馬】温泉で、少なくとも関西ではよく知られている兵庫県にある土地。第一巻「人買奇談」の舞台となる。

【アンジェリーク】著者が愛しているゲーム(らしい)。

【池田】ハートピア有馬の経営者で56歳の俗物。

【裏】「組織」には「表」と「裏」があり、「表」が失敗したときには「裏」の出番となる。というからには「裏」の術者の方が能力的には優れているということなのでしょう。「表」失敗時の尻拭い依頼では「裏」の術者に拒否権はないらしい。天本森は「裏」の術者。

【えいむ君】春明学園のアーチェリー部は文化祭で「えいむ君」と呼ばれる白い羊の人形を売るのが恒例。くたくたした手触りが意外な人気。後に小一郎の住まいとなった。

【榎本恭子】高校二年のときの龍村の同級生。文化祭のバザーの仕事を引き受けた(引き受けさせられた)龍村のところにきれいなアンティークドールを出品してきた。

【押屋女子学園】そこそこ有名なお嬢様女子校か。幼稚園から大学までの一貫教育。「清・正・賢・明」がキャッチフレーズ。妊娠を疑われている生徒の自殺以来ポルターガイスト現象が発生している。ここの生徒は人生がヒマなので帰宅部は少なく、たいがい何かの部活動に入っているらしい。

【尾沢欣也】美代子の仕事上のパートナー。プライベートのパートナーかどうかはわからない。三白眼で人相が悪くフォーマルな服を着て、その横に美代子がチャイナドレスを着ていっしょにいるとヤクザと情婦にしか見えない。

【尾上八穂】押屋女子学園二年D組生徒。お嬢様学校の中でボーイッシュな彼女はとても目立つ。お母さんは冒険家。もしかしたら再登場があるかもしれない。ソフトボール部員。

【小野篁】「篁物語」の主人公。こちらの世界でもお役人をやりながら閻魔大王のところにも勤めていた。

【表】「組織」には「表」と「裏」がある。「表」は坊主とか神職の人とかがなっているのだったっけ?お払いをする程度の技術者たちのことか?

【母さん】敏生の母。樹の精霊らしい。人間の男性に恋して敏生をもうけた。父さんのキャラを見る限り精霊に恋されそうなタイプではないのだが、なぜ?

【楓】伊周のお付きの女官。お手つきでもある。河合を伊周に会わせた。

【影清】平影清。平家の落ち武者で源頼朝を呪詛した。「影清奇談」で登場。

【金沢】泉鏡花や兼六園で有名な石川県の県庁所在地。第五巻「幻月奇談」の舞台となる。

【霞波/かなみ】どうやらこれが森に痛切をもたらした女性の名前らしい。敏生に話すことになるのはいつになるのでしょう。

【河合純也/かわい・すみや】「添い寝屋」と呼ばれる術者。森が駆け出しの術者だった頃「助」としてついていた師匠。八年前から行方不明だったが最近術者として復帰した(多くのことが「八年前」になにかがあったことを示している)。特に腕は衰えていなかった。関西弁で人をくった感じ。二十代に見えるが実際は三十九歳。生まれながらに盲目だが、からだの中に獏(の魔物)を飼っており添い寝しながら夢魔を退治する。自身はふつうの人間。《悪いほうへ考えが傾いても、どんなに不安でも、言葉では「大丈夫」って言うんや。そうしたら、その言葉に宿った言霊が、ええ運を連れてきてくれる》

【キャラクタ】椹野さんはちょびっとしか登場しない登場人物にもある程度のキャラクタ設定をしていることが多い。おかげで、こんなリストを作っているぼくには大迷惑です。お座なりの書かれようならもともとリストに入れる気にならないので、手間が省けるのですが。

【熊野】日本の呪術の中心地とも言える。和歌山県にある。第三巻「八咫烏奇談」の舞台となる。

【黒いおばあちゃん】五歳のときの芙美を誘拐?した(らしい)存在。

【ケイ】ポール・アシュベリーの恋人だった少年。

【月世界大全】著者の椹野さん非公認だが後見しているサイト。著者の日記もあるとか。http://moon.wink.ac/

【検非違使】平安時代の警察官みたいな組織。いろんな本を読んでいると融通がきかずけっこう怖いこわもてなイメージ。このシリーズではきまじめだがやさしい検非違使さんが登場します。

【源太】敏生が出会い命を救われた少年。因業婆さんのとこで瓜売りをやってた。気のいい奴だが、仲間に逆らってまで敏生を守ろうとはしなかったが、それを気にし、その後いろいろ手伝ってくれた。住む世界は違うが、再会することはあるのか?

【小一郎】天本森の使役する「式」のリーダーで最近人間形態になれるまで成長した無愛想なクールビューティー。でも敏生にちょっぴり嫉妬するカワイイ奴。ドーナッツに開いている穴の理由を知りたいお年頃。普段は羊の形をした小さなアクセサリー人形に入っている。

【講】この集まりで仕事を霊能者に振り分けるらしい。

【児嶋聡志】榎本恭子のボーイフレンド。いつもぼーとした感じ。

【琴平敏生】精霊に「友」と呼ばれる17歳の少年。植物の精と人間のミックスらしい。樹霊の眷属である彼が「森」という名前の男に救われたのは必然だったかもしれない。やせの大食いの体言者でとりあえず食べられるものがあると食べる。そのわりにはまったく太らず華奢なからだつきで体力がなく山道なんかではすぐヘバる。半精霊でこの世界に存在するのは非常にエネルギーが必要なのかもしれない。でも、つい「鍛えろよ!」とか言いたくなってしまいます。体力必要な商売についたのだから。ついでに、霊を引き寄せる体質なのにほとんど無防備に近く、せっかく術者の弟子になってるのだからこの面でも少しは鍛えろよと言いたくなります。森にちょっとでも邪険にされるとすぐスネるやっかいな少年。

【伊周/これちか】藤原道長との権力争いに敗れた男。清少納言の夫定子の兄。道長の兄道隆の息子なので道長にとっては甥でもある。

【桜井雅志】春明学園で龍村の1コ上だが、龍村が英国に留学して一年遅れるまでは同じ学年だった。生徒会の役員をしていた。

【ザシキワラシ】遠野で敏生が出会った。

【佐竹香織】押屋女子学園の生徒。16歳。彼女の自殺以来ポルターガイスト現象が発生しはじめた。友達も少なく孤立していたが、いじめの対象にもならないほど地味な少女だったらしい。

【篠崎好恵】遠野で行方不明になった22歳の女性。「曲がり屋」で敏生の前にザシキワラシと出会ったと思われる人物。

【篠田絵里】押屋女子学園二年D組生徒。尾上八穂の友人のようだ。

【守護珠】敏生が母からもらった透明な水のような球体で中で蒼い炎がひっそりと燃えていてほの暖かい。敏生はこの珠によりイザとなれば術を使うことができる。じつはあるものの血で磨かれた「*玉」(名前を書くとネタバレになるかも?)で、あるものはこの玉を持つ者を守護してくれるらしい、かなり貴重な代物。

【私立春明学園】龍村や天本の母校。典型的な良家の子女を対象とした学校で幼稚園から大学までがモットーの平和な小宇宙だとか。

【森/しん】→天本森

【紳士のたしなみ】いつもポケットにお菓子をいれておくこと(by森)。

【助/すけ】術者のアシスタント。森に対する敏生がこれに当たる。

【砂原早苗】山口県で母と飲み屋を営む二十四歳の地味だが美人な女性。広島で関西のヤクザに絡まれていた。「景清奇談」の依頼者とも言える。

【砂原佳子】早苗の姉。ある掛け軸に魅入られたのだが、その掛け軸に描かれていたはずの女はもう絵の中にいない。後に出奔し行方不明となり死亡。

【節子・プラダー】亡き夫のデビッドから預かった壺をあるべき場所に戻してくれと依頼してきた老女。もと音楽教師で、夫の死後はピアノ教室を開いていたらしい。

【添い寝屋】→河合純也

【相馬和久】龍村が英国留学するまでの同級生で演劇部でいつも主役をつとめる学校の有名人。

【組織】除霊をなりわいとしている団体。

【泰山府君の術】簡単に言うと死人を蘇らせる術。

【竹内芙美】山中サヨの孫娘。両親が交通事故で亡くなった後サヨに引き取られた。高校卒業後金沢の旅館に就職し、大学に行くための資金を貯めている途中だったが、行方不明となった。

【龍村泰彦大先生】兵庫県監察医で一応医師だが、生きている人間を診た経験は最初の巻までなかったらしい。K大学医学部法医学教室非常勤講師、TOEIC783点。豊かなバリトンの声と態度と動作が無駄にでかい男で敏生の第一印象は「ぬりかべ」。じつは森の高校時代からの友人。森がお母さんなら龍村先生はお父さんだと敏生は思ったりする。蛇が苦手なナイスガイだ。レギュラーの地位を実力で奪い取ったもよう。別シリーズの「鬼籍通覧」でもレギュラー出演。こちらでは本業のキビキビした仕事ぶりと、奇談シリーズでの大甘トーチャンぶりとはまた異なる厳しさも見せてくれています。

【炭酸煎餅】有馬銘菓。けっこう好きで食べる機会はそれなりにあります。最初は口の中でしゅわーっとなるかと想像していましたが。

【茶屋】金沢の旅館で竹内芙美が働いていた。

【チョコレートバー】森の紳士のたしなみ。ウチでも万一の非常食にスニッカーズは切らしません(あのひつこさは必ずしも好きなわけではないのだけどイザというときに頼りになりそう)。

【追儺師】霊障を払う能力者。天本森はこれにあたる。

【土蜘蛛】でっかい蜘蛛さん。

【津山かさね】龍村や天本の同級生だった男勝りの女子生徒にしてアーチェリー部の部長(天本が副部長だった)。学内でも一、二位を争う「セーラー服の似合わない女の子」だったらしい。

【出会い】《これも何か意味のある出会いだろうと思う。そして、どうせならそれがお互いにとって有意義な、実り多いものであればいいと思う。》by森

【デビッド・プラダー】節子の夫。ベトナム戦争時にミエンと出会い壺を預かった。

【テンちゃん】特に虎皮のおむつもはいていなければ火も吐かない。河合は天本をこう呼ぶ。

【童子切】源頼光が持つ名刀の中で髭切と並ぶ自慢の刀のひとつ。刀匠伯耆安綱の作で、現代では国宝に指定され国立博物館に収納されている。恐ろしいまでの破邪の剣で、小一郎ていどの妖魔なら刃に触れるだけで塵と化すであろうほど。酒呑童子を切ったとされることからこの名前がついたらしい。

【道摩法師】→蘆屋道満

【トー】ベトナム戦争時にミエンと同じ家で娼婦をしていた女性。

【遠野】「遠野物語」で有名な岩手県の一地域。第六巻「龍泉奇談」の舞台となるもよう。神秘的なイメージのある地だが今では俗化しているのでそんな雰囲気はあまり味わえない。

【敏生】→琴平敏生

【兎夢/とむ】金沢の喫茶店(夜はお料理屋さん)。竹内芙美の行きつけの店でそこのお兄さんにいろいろ相談していたらしい。ここのマスターはなんだかキャラが立ってて一回こっきりの出演はもったいない気もしますが、どうやら実在のお店のようです。

【豊子】旅館「茶屋」の仲居。

【鳥辺野】昔の京都で無縁仏などを捨てていた場所。多くの死体がさらされていてまさに地獄絵。

【中原真理子】龍村の教える教室の紅一点で大学院生。すぐ怒る。元佑さんと同じ名字なところが少し気になりますねえ。

【中原元佑(なかはら・もとすけ)】敏生が出会った、龍村大先生そっくりの男。代々検非違使をやってるらしい。

【ながら族】著者はこれだそうです。ぼくもそうです。キーボードをたたきながら、この本を読みながら、音楽を聴きながら、ゲームをやったりしています。

【ハートピア有馬】有馬温泉にある老人保養施設。敏生が初めて森とともに霊退治におもむいた場所。

【バウ】森と敏生がベトナムに行ったとき通訳兼ガイドをしてくれた人。ベトナム人にしては太った男性。気さくで親切だが、日本語はかなりあやしい。

【貘】河合の中に住んでいる。もちろん夢が大好物。どうやら人間の魂も好物らしい。登場するときは、初めて見る者にトラウマを与える(かもしれない)。夢の中だけでなく現実世界でも登場することはできるが、そのときは河合の顎にダメージを与える。

【橋占】橋の上に立って、最初に通りかかる人の話している内容を聞いて占いとするらしい。いつ来るかわからない通行人を待つのも橋占の楽しみのひとつだとか。

【はせ屋】熊野随一の老舗旅館。龍村大先生の従兄の堀川雄一が主人をしている。

【蛤】龍村が法医学を志すことになった事件の発端となった石化した貝。

【早川知足/はやかわ・ちたる】ゴーストバスターズ組織のエージェントだが見た目はただのサラリーマンのおっさんで、実際に外国車メーカー(どうやらアウディではないかと思われます)の販売課長らしい。森や敏生が契約した相手。周到すぎる気配りにときおり森は苛立つことがある。

【林崎健介】佐竹香織の妊娠の相手と噂の押屋女子学園の教師。実直で地味な化学教師。

【原亜矢子】龍村と同じ学年の女子生徒で演劇部の部長。龍村が学校で一番カワイイと思っていたらしい。通称「ハラヤ」。

【ひざ枕】森のひざ枕は骨張ってて痛いらしい。

【羊の人形】タオル地でできた小さな羊。小一郎の住まい。

【人買様】昔の陰陽師が封じた妖魔らしいがハートピア有馬拡張工事でその塚のある小山に遊歩道がつけられた。残酷そうな美女の姿をしている。夢を売る妖魔でもある。その代償はいのち。

【ファイナルファンタジーVII】著者が泣いたゲーム。

【椹野道流/ふしの・みちる】このシリーズの著者。本業は法医学者らしい。龍村先生と同じ職業ですね。だかでしょうか、龍村先生は生き生きしています。

【藤原道長】宮中の権力争いに勝利した男。

【補陀落渡海(ふだらくとかい)】船に乗って外側から出入り口を打ち付けて開かないようにしたまま海に送り出す修行…といっても当然死ぬしかないわけなので、即身仏になる修行と同様片道切符の修行。最近補陀落渡海の船を荒海で見つけたときに救うか救わないかという命題をどっかで読んだのだけど、なんだっけなぁ?

【ボーイズラブ】と言うには森の方がトシを食いすぎてるかもしれないけど、とにかく、そうなりそうでならないスレスレのところを二人は綱渡りしてます。「にゃんこ亭」でもそんな感じですね。

【ポール・アシュベリー】ストロベリーの仲間、ではない。あるとんでもない状態になった彼をさる女性が発見したことからひとつの物語が始まった。

【堀川恵理子】雄一と最近結婚し、はせ屋の若女将(見習い)となった。明るく魅力的な女性で、敏生と仲良しになった。でも、彼女にたいへんなことが…。でも、敏生にはもっとたいへんなことが…。

【堀川雄一】龍村大先生の従兄で熊野随一の老舗旅館「はせ屋」の主人。最近結婚したばかりなのに心配ごとが発生。森のことは信じていないが龍村のことを信じている。

【曲がり屋】と言えば遠野ですが、今回の場合、この名前がついている民宿のことです。森が遠野取材に言ったときに宿泊した。

【松山美代子】森のうちに居候していた女性だそうで敏生より五~六歳上だという話。今はカメラマンとして世界中を飛び回っているとか。特に森と恋人だったとかいうわけではないらしく、敏生のそんな疑問に龍村大先生は大笑いした。いずれ会えるのでしょう。…四冊目の「倫敦奇談」で会えました。敏生の第一印象は「伸びやか」。野生動物系の活発な女性でした。森をめぐりちょっとだけ敏生と火花を散らしました。

【ミエン】レ・ディン・ミエン。デビッドがベトナム戦争のときに出会った少女。アメリカ兵相手の娼婦をしていた。

【美砂】敏生の年齢が十二歳離れている腹ちがいの妹。もうしばらく会っていない。

【美里】影清の恋人だった女。捨てられても、どうされても影清を愛し追いかけた。「影清奇談」に登場。

【真弓恵子】龍村が高校二年のときの一年生。ふっくらして調子のいい女。

【水田桐枝】尾上八穂のクラスメート。最初の事件があってしばらくしてから転校してきたらしいおとなしい生徒。森の知っている誰かによく似ているらしく森を大いに動揺させる。ま、だれに似てるかはすぐわかりますね。

【皆さんの上に、幸運の風が吹きますように】ライトノベル系、あるいは女性作家には「あとがき」を決まり文句で終わる人がけっこうたくさんいます。椹野さんの決まり文句はこれ。

【美代子】→松山美代子

【望月晋太郎】綾の従兄弟。サヨさん(山中サヨ)のことが好きだったらしい。

【紅葉】中原元佑の乳母の娘で元佑さんちで働いている。あどけなさの残る少女で、敏生を気に入り弟のようにかわいがり、かいがいしく世話を焼く。

【八咫烏】三本足の烏で熊野の使いとして有名。サッカー全日本のイメージキャラクタも八咫烏だったような記憶があるのだけど?

【山路耕介】会社の会長さん。むかし夢魔に悩まされたことがあり河合に救ってもらった。

【山路朋美】山路浩介の孫娘で八歳。夜毎お姫様に会いにいく夢が楽しいらしく起きているときは気もそぞろ状態なのだがどうも何かが何かをしでかそうとしているようだ。

【山中サヨ】「幻月奇談」の依頼者。金沢で彫金師に嫁ぐ。ただ一人の孫娘の芙美といっしょに暮らしているが、その孫娘が行方不明になって探している。敏生のことを気に入ったもよう。若い頃は美人だったらしい。

【湯川佐知子】「龍泉奇談」の依頼人22歳。行方不明になった友人、篠崎好恵22歳を探している。

【夜】符を作ったりする作業は日のあるうちはやりにくいらしい。

【龍泉洞】岩手県の鍾乳洞。篠田好恵の荷物が見つかった。この鍾乳洞には行ったことがあります。日本でも有数の規模の鍾乳洞で、地底好きのぼくとしてはやはり一度は行っておかないと…と。

【倫敦】英国の首都。第四巻「倫敦奇談」の舞台となる。


系図? [てちょうのよはく]

朝っぱら

出勤直前の気が急いている時間に

ほとんど会ったことのない叔父さんから

電話がかかってきました。

なんでもわが家系の系図が見つかったとか。

うれしかったんでしょうね。

そのうれしさを伝える相手が

ついにいなくなって

ふと

ぼくのことを思い出したのかもしれません。

お年寄りをいたわるのは

ぼくの主義なので

時間を気にし

焦りつつ

ずっと相手をさせられました。

なんでも

ナントカ天皇に端を発し

ナントカ源氏となり

足利ナントカにつながるそうでした。

ぽっと出の

どこの馬の骨ともわからないような

血筋ではないので

それを誇りに思って

正しく生きていくようにと

諭されてしまいました。

 

が、

 

一説によると(確認はしてませんが)計算上

たとえば紫式部の血を

すべての日本人には六回は通っている

そんな話を聞いたことがあります。

要するに

自分の都合のいい途筋を

家系とできるのでは?

 

いずれにせよその直後

遅刻しないために

必死で自転車を漕ぐぼくには

血筋への誇りもへったくれも

ないのでした。


ぼくのつくった魔法のくすり [読書・鑑賞]

『ロアルド・ダール コレクション(10)ぼくのつくった魔法のくすり』ロアルド・ダール/クェンティン・ブレイク絵/宮下嶺夫・訳…評論社(2005年・1000円)

いじのわるいおばあさんにひと泡ふかせようと

ジョージは魔法のくすりをつくっちゃった

そいつを飲んだおばあさん

さあ!たいへん!!

ちょっと残酷で

ちょっとドタバタ

子どもたちが大喜びする

おはなし

ダールのサイト

http://www.roalddahl.com/

ブレイクのサイト

http://quentinblake.com/

解説で翻訳者の言うことには

ブレイクがダールについて語ったこととして

「自分の作品にたくさんのイラストがないと

満足しなかった」とあります

とにかく楽しめる本を

作りたかった人なのでしょうね

「大人の中にはわたしの作品を残酷だと批判する人もいるが、わたしは子どもたちから苦情を言われたことは一度もない。みんなクスクス、ゲラゲラ笑って、楽しんでくれている」「わたしに手紙をよこす子どもたちは、決まって、物語のいちばんゾッとする部分がいちばんおもしろかったと書いてくる。彼らはそういう部分を現実の生活と結びつけたりはしない。あくまでファンタジーを楽しんでいるのだ」(解説より)


ぼくのつくった魔法のくすり [読書・鑑賞]

『ロアルド・ダール コレクション(10)ぼくのつくった魔法のくすり』ロアルド・ダール/クェンティン・ブレイク絵/宮下嶺夫・訳…評論社(2005年・1000円)

いじのわるいおばあさんにひと泡ふかせようと

ジョージは魔法のくすりをつくっちゃった

そいつを飲んだおばあさん

さあ!たいへん!!

ちょっと残酷で

ちょっとドタバタ

子どもたちが大喜びする

おはなし

ダールのサイト

http://www.roalddahl.com/

ブレイクのサイト

http://quentinblake.com/

解説で翻訳者の言うことには

ブレイクがダールについて語ったこととして

「自分の作品にたくさんのイラストがないと

満足しなかった」とあります

とにかく楽しめる本を

作りたかった人なのでしょうね

「大人の中にはわたしの作品を残酷だと批判する人もいるが、わたしは子どもたちから苦情を言われたことは一度もない。みんなクスクス、ゲラゲラ笑って、楽しんでくれている」「わたしに手紙をよこす子どもたちは、決まって、物語のいちばんゾッとする部分がいちばんおもしろかったと書いてくる。彼らはそういう部分を現実の生活と結びつけたりはしない。あくまでファンタジーを楽しんでいるのだ」(解説より)


童子切奇談 [読書・鑑賞]

『奇談シリーズ(12)童子切奇談』椹野道流…講談社X文庫ホワイトハート(2001年03月・650円)京都で平安時代の衣装に身を包み刀を振り回す危ない男出没のニュース。その顔を見て敏生たちはぶっ飛んだ。なんと龍村センセにそっくりだったのだ。となれば該当人物はただ一人。「あの人だ!」敏生は救出に立つ。

奇談シリーズ八つの要素

  • 日本(世界?)妖怪案内
  • ボーイズラブ度約99%(100%にならないところがミソ?)
  • 美形
  • 友人の龍村大先生
  • 妖怪・幽霊退治を請け負う「組織」の存在
  • スネやすい使い魔
  • 妖魔や霊の哀しみ(事情)
  • さまざまな食べ物

奇談シリーズに関する簡単なリストを下に置きます。

【蘆屋道満】平安時代の陰陽師。泰山府君の術を得るため安倍晴明に弟子入りし、後に戦いを挑み破れさらに暗殺を画策するが見破られ追放される。

【阿川亮】押屋女子学園二年D組担任。気さくなタイプ。たぶん体育教師っぽい。森はこいつのクラスの副担任になる。ソフトボール部の顧問。二度目の登場時にはより人間的に深みが出てきたように見えます。おそらく作者の力量が成長したのでしょう。

【安倍晴明】いわずと知れた有名陰陽師。森と敏生のコンビはなにかとこの方に縁があるようで…。藤原道長の懐刀と言われていたらしい。

【天本森/あまもと・しん】デビュー作でいきなり30万部売った超美形ミステリ作家の26歳。「組織」で霊障を扱う追儺師でもあり精霊を使役する。日本人と白人のミックスらしい。黒曜石のような瞳らしい…って、死んだような目?ブラックコーヒーを飲み、その味が消えないうちに角砂糖を囓るのがお好み。鬼のような甘いもの好きで敏生が自分の分の羽二重餅を食べてしまったことを恨みがましく指摘した。どんなに不機嫌なときでも甘いものは食う(だろう)。他人とつるむのが嫌いでとっつきにくい雰囲気を醸し出しているが、べつに人間そのものが嫌いというわけではなく、面倒見はけっこういい。春明学園在学中は学校で最も女子生徒にモテていただけではなく「霊感野郎」として有名人だったらしい。「森(しん)」という名前だとどうしても俳優の岸田森さんを思い出しますね。

【綾】山中サヨが子ども頃から双子のようにして育った女性。望月晋太郎の従姉妹で彼に恋していたらしい。

【妖しの道/あやかしのみち】小一郎がいつも使っている、人には使えない道。ここで目をあけたり声を出したりしたらたいへんなことになるだろうと言われていて敏生はいつも目をギュッと閉じているが、いつかとんでもないことが起こりそうな気もする。

【有馬】温泉で、少なくとも関西ではよく知られている兵庫県にある土地。第一巻「人買奇談」の舞台となる。

【アンジェリーク】著者が愛しているゲーム(らしい)。

【池田】ハートピア有馬の経営者で56歳の俗物。

【裏】「組織」には「表」と「裏」があり、「表」が失敗したときには「裏」の出番となる。というからには「裏」の術者の方が能力的には優れているということなのでしょう。「表」失敗時の尻拭い依頼では「裏」の術者に拒否権はないらしい。天本森は「裏」の術者。

【えいむ君】春明学園のアーチェリー部は文化祭で「えいむ君」と呼ばれる白い羊の人形を売るのが恒例。くたくたした手触りが意外な人気。後に小一郎の住まいとなった。

【榎本恭子】高校二年のときの龍村の同級生。文化祭のバザーの仕事を引き受けた(引き受けさせられた)龍村のところにきれいなアンティークドールを出品してきた。

【押屋女子学園】そこそこ有名なお嬢様女子校か。幼稚園から大学までの一貫教育。「清・正・賢・明」がキャッチフレーズ。妊娠を疑われている生徒の自殺以来ポルターガイスト現象が発生している。ここの生徒は人生がヒマなので帰宅部は少なく、たいがい何かの部活動に入っているらしい。

【尾沢欣也】美代子の仕事上のパートナー。プライベートのパートナーかどうかはわからない。三白眼で人相が悪くフォーマルな服を着て、その横に美代子がチャイナドレスを着ていっしょにいるとヤクザと情婦にしか見えない。

【尾上八穂】押屋女子学園二年D組生徒。お嬢様学校の中でボーイッシュな彼女はとても目立つ。お母さんは冒険家。もしかしたら再登場があるかもしれない。ソフトボール部員。

【小野篁】「篁物語」の主人公。こちらの世界でもお役人をやりながら閻魔大王のところにも勤めていた。

【表】「組織」には「表」と「裏」がある。「表」は坊主とか神職の人とかがなっているのだったっけ?お払いをする程度の技術者たちのことか?

【母さん】敏生の母。樹の精霊らしい。人間の男性に恋して敏生をもうけた。父さんのキャラを見る限り精霊に恋されそうなタイプではないのだが、なぜ?

【楓】伊周のお付きの女官。お手つきでもある。河合を伊周に会わせた。

【影清】平影清。平家の落ち武者で源頼朝を呪詛した。「影清奇談」で登場。

【金沢】泉鏡花や兼六園で有名な石川県の県庁所在地。第五巻「幻月奇談」の舞台となる。

【霞波/かなみ】どうやらこれが森に痛切をもたらした女性の名前らしい。敏生に話すことになるのはいつになるのでしょう。

【河合純也(かわい・すみや)】「添い寝屋」と呼ばれる「表」の術者。森が駆け出しの術者だった頃「助」としてついていた師匠。八年前から行方不明だったが術者として復帰した(多くのことが「八年前」になにかがあったことを示している)。特に腕は衰えていなかった。関西弁で人をくった感じ。二十代に見えるが実際は三十九歳。生まれながらに盲目だが、からだの中に獏(の魔物)を飼っており添い寝しながら夢魔を退治する。自身はふつうの人間。《悪いほうへ考えが傾いても、どんなに不安でも、言葉では「大丈夫」って言うんや。そうしたら、その言葉に宿った言霊が、ええ運を連れてきてくれる》

【キャラクタ】椹野さんはちょびっとしか登場しない登場人物にもきっちりキャラクタ設定をしていることが多い。おかげで、こんなリストを作っているぼくには大迷惑です。お座なりの書かれようならもともとリストに入れる気にならないので、手間が省けるのですが。

【熊野】日本の呪術の中心地とも言える。和歌山県にある。第三巻「八咫烏奇談」の舞台となる。

【黒いおばあちゃん】五歳のときの芙美を誘拐?した(らしい)存在。

【ケイ】ポール・アシュベリーの恋人だった少年。

【月世界大全】著者の椹野さん非公認だが後見しているサイト。著者の日記もあるとか。http://moon.wink.ac/

【検非違使】平安時代の警察官みたいな組織。いろんな本を読んでいると融通がきかずけっこう怖いこわもてなイメージ。このシリーズではきまじめだがやさしい検非違使さんが登場します。

【源太】敏生が出会い命を救われた少年。因業婆さんのとこで瓜売りをやってた。気のいい奴だが、仲間に逆らってまで敏生を守ろうとはしなかったが、それを気にし、その後いろいろ手伝ってくれた。住む世界は違うが、再会することはあるのか?

【小一郎】天本森の使役する「式」のリーダーで最近人間形態になれるまで成長した無愛想なクールビューティー。でも敏生にちょっぴり嫉妬するカワイイ奴。ドーナッツに開いている穴の理由を知りたいお年頃。普段は羊の形をした小さなアクセサリー人形に入っている。

【講】この集まりで仕事を霊能者に振り分けるらしい。

【児嶋聡志】榎本恭子のボーイフレンド。いつもぼーとした感じ。

【琴平敏生】精霊に「友」と呼ばれる17歳の少年。植物の精と人間のミックスらしい。樹霊の眷属である彼が「森」という名前の男に救われたのは必然だったかもしれない。やせの大食いの体言者でとりあえず食べられるものがあると食べる。そのわりにはまったく太らず華奢なからだつきで体力がなく山道なんかではすぐヘバる。半精霊でこの世界に存在するのは非常にエネルギーが必要なのかもしれない。でも、つい「鍛えろよ!」とか言いたくなってしまいます。体力必要な商売についたのだから。ついでに、霊を引き寄せる体質なのにほとんど無防備に近く、せっかく術者の弟子になってるのだからこの面でも少しは鍛えろよと言いたくなります。森にちょっとでも邪険にされるとすぐスネるやっかいな少年。

【伊周/これちか】藤原道長との権力争いに敗れた男。清少納言の夫定子の兄。道長の兄道隆の息子なので道長にとっては甥でもある。

【桜井雅志】春明学園で龍村の1コ上だが、龍村が英国に留学して一年遅れるまでは同じ学年だった。生徒会の役員をしていた。

【ザシキワラシ】遠野で敏生が出会った。

【佐竹香織】押屋女子学園の生徒。16歳。彼女の自殺以来ポルターガイスト現象が発生しはじめた。友達も少なく孤立していたが、いじめの対象にもならないほど地味な少女だったらしい。

【篠崎好恵】遠野で行方不明になった22歳の女性。「曲がり屋」で敏生の前にザシキワラシと出会ったと思われる人物。

【篠田絵里】押屋女子学園二年D組生徒。尾上八穂の友人のようだ。

【守護珠】敏生が母からもらった透明な水のような球体で中で蒼い炎がひっそりと燃えていてほの暖かい。敏生はこの珠によりイザとなれば術を使うことができる。じつはあるものの血で磨かれた「*玉」(名前を書くとネタバレになるかも?)で、あるものはこの玉を持つ者を守護してくれるらしい、かなり貴重な代物。

【私立春明学園】龍村や天本の母校。典型的な良家の子女を対象とした学校で幼稚園から大学までがモットーの平和な小宇宙だとか。

【森/しん】→天本森

【紳士のたしなみ】いつもポケットにお菓子をいれておくこと(by森)。

【助/すけ】術者のアシスタント。森に対する敏生がこれに当たる。

【砂原早苗】山口県で母と飲み屋を営む二十四歳の地味だが美人な女性。広島で関西のヤクザに絡まれていた。「景清奇談」の依頼者とも言える。

【砂原佳子】早苗の姉。ある掛け軸に魅入られたのだが、その掛け軸に描かれていたはずの女はもう絵の中にいない。後に出奔し行方不明となり死亡。

【添い寝屋】→河合純也

【相馬和久】龍村が英国留学するまでの同級生で演劇部でいつも主役をつとめる学校の有名人。

【組織】除霊をなりわいとしている団体。

【泰山府君の術】簡単に言うと死人を蘇らせる術。

【竹内芙美】山中サヨの孫娘。両親が交通事故で亡くなった後サヨに引き取られた。高校卒業後金沢の旅館に就職し、大学に行くための資金を貯めている途中だったが、行方不明となった。

【龍村泰彦大先生】兵庫県監察医で一応医師だが、生きている人間を診た経験は最初の巻までなかったらしい。K大学医学部法医学教室非常勤講師、TOEIC783点。豊かなバリトンの声と態度と動作が無駄にでかい男で敏生の第一印象は「ぬりかべ」。じつは森の高校時代からの友人。森がお母さんなら龍村先生はお父さんだと敏生は思ったりする。蛇が苦手なナイスガイだ。レギュラーの地位を実力で奪い取ったもよう。別シリーズの「鬼籍通覧」でもレギュラー出演。こちらでは本業のキビキビした仕事ぶりと、奇談シリーズでの大甘トーチャンぶりとはまた異なる厳しさも見せてくれています。

【炭酸煎餅】有馬銘菓。けっこう好きで食べる機会はそれなりにあります。最初は口の中でしゅわーっとなるかと想像していましたが。

【茶屋】金沢の旅館で竹内芙美が働いていた。

【チョコレートバー】森の紳士のたしなみ。ウチでも万一の非常食にスニッカーズは切らしません(あのひつこさは必ずしも好きなわけではないのだけどイザというときに頼りになりそう)。

【追儺師】霊障を払う能力者。天本森はこれにあたる。

【土蜘蛛】でっかい蜘蛛さん。

【津山かさね】龍村や天本の同級生だった男勝りの女子生徒にしてアーチェリー部の部長(天本が副部長だった)。学内でも一、二位を争う「セーラー服の似合わない女の子」だったらしい。

【出会い】《これも何か意味のある出会いだろうと思う。そして、どうせならそれがお互いにとって有意義な、実り多いものであればいいと思う。》by森

【テンちゃん】特に虎皮のおむつもはいていなければ火も吐かない。河合は天本をこう呼ぶ。

【童子切】源頼光が持つ名刀の中で髭切と並ぶ自慢の刀のひとつ。刀匠伯耆安綱の作で、現代では国宝に指定され国立博物館に収納されている。恐ろしいまでの破邪の剣で、小一郎ていどの妖魔なら刃に触れるだけで塵と化すであろうほど。酒呑童子を切ったとされることからこの名前がついたらしい。

【道摩法師】→蘆屋道満

【遠野】「遠野物語」で有名な岩手県の一地域。第六巻「龍泉奇談」の舞台となるもよう。神秘的なイメージのある地だが今では俗化しているのでそんな雰囲気はあまり味わえない。

【敏生】→琴平敏生

【兎夢/とむ】金沢の喫茶店(夜はお料理屋さん)。竹内芙美の行きつけの店でそこのお兄さんにいろいろ相談していたらしい。ここのマスターはなんだかキャラが立ってて一回こっきりの出演はもったいない気もしますが、どうやら実在のお店のようです。

【豊子】旅館「茶屋」の仲居。

【鳥辺野】昔の京都で無縁仏などを捨てていた場所。多くの死体がさらされていてまさに地獄絵。

【中原真理子】龍村の教える教室の紅一点で大学院生。すぐ怒る。元佑さんと同じ名字なところが少し気になりますねえ。

【中原元佑(なかはら・もとすけ)】敏生が出会った、龍村大先生そっくりの男。代々検非違使をやってるらしい。

【ながら族】著者はこれだそうです。ぼくもそうです。キーボードをたたきながら、この本を読みながら、音楽を聴きながら、ゲームをやったりしています。

【ハートピア有馬】有馬温泉にある老人保養施設。敏生が初めて森とともに霊退治におもむいた場所。

【貘】河合の中に住んでいる。もちろん夢が大好物。どうやら人間の魂も好物らしい。登場するときは、初めて見る者にトラウマを与える(かもしれない)。夢の中だけでなく現実世界でも登場することはできるが、そのときは河合の顎にダメージを与える。

【橋占】橋の上に立って、最初に通りかかる人の話している内容を聞いて占いとするらしい。いつ来るかわからない通行人を待つのも橋占の楽しみのひとつだとか。

【はせ屋】熊野随一の老舗旅館。龍村大先生の従兄の堀川雄一が主人をしている。

【蛤】龍村が法医学を志すことになった事件の発端となった石化した貝。

【早川知足/はやかわ・ちたる】ゴーストバスターズ組織のエージェントだが見た目はただのサラリーマンのおっさんで、実際に外国車メーカー(どうやらアウディではないかと思われます)の販売課長らしい。森や敏生が契約した相手。周到すぎる気配りにときおり森は苛立つことがある。

【林崎健介】佐竹香織の妊娠の相手と噂の押屋女子学園の教師。実直で地味な化学教師。

【原亜矢子】龍村と同じ学年の女子生徒で演劇部の部長。龍村が学校で一番カワイイと思っていたらしい。通称「ハラヤ」。

【ひざ枕】森のひざ枕は骨張ってて痛いらしい。

【羊の人形】タオル地でできた小さな羊。小一郎の住まい。

【人買様】昔の陰陽師が封じた妖魔らしいがハートピア有馬拡張工事でその塚のある小山に遊歩道がつけられた。残酷そうな美女の姿をしている。夢を売る妖魔でもある。その代償はいのち。

【ファイナルファンタジーVII】著者が泣いたゲーム。

【椹野道流/ふしの・みちる】このシリーズの著者。本業は法医学者らしい。龍村先生と同じ職業ですね。だかでしょうか、龍村先生は生き生きしています。

【藤原道長】宮中の権力争いに勝利した男。

【補陀落渡海(ふだらくとかい)】船に乗って外側から出入り口を打ち付けて開かないようにしたまま海に送り出す修行…といっても当然死ぬしかないわけなので、即身仏になる修行と同様片道切符の修行。最近補陀落渡海の船を荒海で見つけたときに救うか救わないかという命題をどっかで読んだのだけど、なんだっけなぁ?

【ボーイズラブ】と言うには森の方がトシを食いすぎてるかもしれないけど、とにかく、そうなりそうでならないスレスレのところを二人は綱渡りしてます。「にゃんこ亭」でもそんな感じですね。

【ポール・アシュベリー】ストロベリーの仲間、ではない。あるとんでもない状態になった彼をさる女性が発見したことからひとつの物語が始まった。

【堀川恵理子】雄一と最近結婚し、はせ屋の若女将(見習い)となった。明るく魅力的な女性で、敏生と仲良しになった。でも、彼女にたいへんなことが…。でも、敏生にはもっとたいへんなことが…。

【堀川雄一】龍村大先生の従兄で熊野随一の老舗旅館「はせ屋」の主人。最近結婚したばかりなのに心配ごとが発生。森のことは信じていないが龍村のことを信じている。

【曲がり屋】と言えば遠野ですが、今回の場合、この名前がついている民宿のことです。森が遠野取材に言ったときに宿泊した。

【松山美代子】森のうちに居候していた女性だそうで敏生より五~六歳上だという話。今はカメラマンとして世界中を飛び回っているとか。特に森と恋人だったとかいうわけではないらしく、敏生のそんな疑問に龍村大先生は大笑いした。いずれ会えるのでしょう。…四冊目の「倫敦奇談」で会えました。敏生の第一印象は「伸びやか」。野生動物系の活発な女性でした。森をめぐりちょっとだけ敏生と火花を散らしました。

【美砂】敏生の年齢が十二歳離れている腹ちがいの妹。もうしばらく会っていない。

【美里】影清の恋人だった女。捨てられても、どうされても影清を愛し追いかけた。「影清奇談」に登場。

【真弓恵子】龍村が高校二年のときの一年生。ふっくらして調子のいい女。

【水田桐枝】尾上八穂のクラスメート。最初の事件があってしばらくしてから転校してきたらしいおとなしい生徒。森の知っている誰かによく似ているらしく森を大いに動揺させる。ま、だれに似てるかはすぐわかりますね。

【皆さんの上に、幸運の風が吹きますように】ライトノベル系、あるいは女性作家には「あとがき」を決まり文句で終わる人がけっこうたくさんいます。椹野さんの決まり文句はこれ。

【美代子】→松山美代子

【望月晋太郎】綾の従兄弟。サヨさん(山中サヨ)のことが好きだったらしい。

【紅葉】中原元佑の乳母の娘で元佑さんちで働いている。あどけなさの残る少女で、敏生を気に入り弟のようにかわいがり、かいがいしく世話を焼く。

【八咫烏】三本足の烏で熊野の使いとして有名。サッカー全日本のイメージキャラクタも八咫烏だったような記憶があるのだけど?

【山路耕介】会社の会長さん。むかし夢魔に悩まされたことがあり河合に救ってもらった。

【山路朋美】山路浩介の孫娘で八歳。夜毎お姫様に会いにいく夢が楽しいらしく起きているときは気もそぞろ状態なのだがどうも何かが何かをしでかそうとしているようだ。

【山中サヨ】「幻月奇談」の依頼者。金沢で彫金師に嫁ぐ。ただ一人の孫娘の芙美といっしょに暮らしているが、その孫娘が行方不明になって探している。敏生のことを気に入ったもよう。若い頃は美人だったらしい。

【湯川佐知子】「龍泉奇談」の依頼人22歳。行方不明になった友人、篠崎好恵22歳を探している。

【夜】符を作ったりする作業は日のあるうちはやりにくいらしい。

【龍泉洞】岩手県の鍾乳洞。篠田好恵の荷物が見つかった。この鍾乳洞には行ったことがあります。日本でも有数の規模の鍾乳洞で、地底好きのぼくとしてはやはり一度は行っておかないと…と。

【倫敦】英国の首都。第四巻「倫敦奇談」の舞台となる。


サンキュー、ジーヴス [座右の書こうほ]

★ウッドハウス選集(5)でかした、ジーヴス│P.G.ウッドハウス/森村たまき・訳│国書刊行会│2200円│刊2006年07月

 

この登場人物たちのような

会話を交わしたいと

願うのは

ぼくだけでしょうか(ぼくだけかもしれない)。

 

何も考えていないように

アホっぽくて、

軽妙で、

人生の深みなど

これっぽちもないが、

楽しそう。

 

こいつらとつきあっていると

何でも

許してしまえそうです。

 

好評のようで

さらにジーヴスものの

続刊が決定したそうです。

まだまだつき合えるね。

 

★『ウッドハウス・コレクション(6)サンキュー、ジーヴス』P.G.ウッドハウス/森村たまき・訳…国書刊行会(2006年11月・2200円)

バンジョレレの演奏にハマるバーティー

周囲を悩ませ

そのあげく

ジーヴスともなんと

決別することに

田舎のコテージに引っ越し

そんなとき親友チャッフィーの

お相手はなんと

バーティーがかつて婚約していた女性

あいも変わらず

よかれと思った

でも思いつきの行動が

必ず裏目へと

出るのでしょう

それよりなによりバーティーは

ふたたび

ジーヴスの愛を取り戻せるのか?

それは彼の

生存にすら直結する

 

■ジーヴスに関する8つの要素

  • バーティー
  • 独善的な登場人物たち
  • ユーモア
  • おかしい会話
  • おおげさ
  • 事態は悪化の一途をたどり混乱をきわめる
  • あっという間に解決
  • ジーヴス

 

ジーヴスに関する比類なきリストを下に置きます。

【アガサ叔母さん】グレッグソン夫人。別のときにはスペンサー夫人と言われてたような気もするが。バーティーの恐怖の対象。身長179センチ。アガサ叔母に似たフクロウがいる。《鳥の嘴みたいな鼻と、猛禽の目、たっぷりした灰色の毛髪》(比類なきp.33)。ミステリは書かない(と思う)。

【あごひげ】これをつけているとビンゴはすばらしい演説家になる。

【アッティラ】フン族の王。破壊と荒廃をもたらし不幸をまき散らした。ここではバーティーのこと。

【アナトール】ダリア叔母さんちのコックさん。名前からするとフランス人らしい。バーティーいわく「至高の芸術家」。彼の料理を人質に取られればどんな無理難題でも従うしかない。その料理を想うとき人は敬虔な気持ちになり十字を切るのだ。それは2冊目の「よしきた」の話で、3冊目の「それゆけ」ではリトル家(ビンゴん家)のコックとして同名の優秀なコックが出てくるが同一人物のようだから、こちらの方が過去の話で、ダリア叔母がなんとかして奪い取ったのでしょう。

【アヒルのおもちゃ】風呂場に忘れられていてこれで遊んだら傷ついた大人の心も癒やされてしまう。

【アメリカ人】バーティーによると、アメリカ人には二種類あるらしい。陽気でこちらを兄弟のように扱い楽しませてくれる人種と、こちらを不快げに眺める不愛想な人種。ストーカー氏は後者の永世副総裁らしい。総裁は誰なんでしょ。

【アライン・ヘミングウエイ】バーティーがアガサ叔母さんによって結婚させられそうになった娘。《この娘は村の教会でオルガンを弾いている》とバーティーは思った。

【アルコール】《酔っ払っていない限り、聴衆の関心を惹くことは望むべくもない》(よしきたp.241)

【アンジェラ】バーティーの従姉妹。いっしょにカンヌに行った。マデラインの親友らしい。タッピーと婚約する。

【アンストルーサー】ダリア叔母の父の旧友。ってことはバーティーの祖父の友人てことじゃないの?

【イザベル叔母さん】ロッキーの叔母さん。この人のせいでバーティーはニューヨークのフラットを追い出されるなりゆきとなる。

【イモリ】ガッシーの病気。

【ウィザースプーン】→バート

【ウィルバーフォース夫人】ローダの同居している叔母。庶民。巨大。よく笑う明るい人。若い頃クリテリオンでバーメイドをしていた。愛称モーディー。

【ウィルビー】バーティーの叔父さん。以前、経済的に世話になっていて頭が上がらなかったらしい。この人は若い頃はそうとうなもんだったらしい(何が?)いろんな人の若い頃の恥ずかしい話を書き散らした手記を出版すると言って周囲をあわてさせた。

【ウインターグリーン夫人】スパードの叔母でサー・ワトキンと婚約中。

【ウースター家の掟】その一、「汝、友を落胆させるべからず」。その二、「汝、女性の求愛を拒絶するなかれ」だそうです。そのせいでバーティーはなかなか困ったことに追い込まれることもあります。

【ウーラム・チャーシー】アガサ叔母の邸宅がある。バーティーにとっては忌むべき響きを感じさせる地名。

【ウォーターベリー】シッピーの小学生当時の校長先生。痛~いおしおきをされた経験がトラウマとなりシッピーは彼に頭が上がらず、社交界向けのお気楽な雑誌にウォーターベリーが持ち込んでくる全然お気楽ではない腐れ原稿を掲載するしかない状態。バーティーはその恐怖を克服させようと、恐怖の計画を立ててしまう。

【ウシ型クリーマー】バーティーにとってはやっかいな、悪魔じみたアイテム。オランダ製だとよくないらしい。トムおじさんが欲しがっているが。ものすごいしょーもないもんに思えるが、ある物語の中心キャラとなった。

【ウッドハウス】著者。英国人。ペラム・グランヴィル・ウッドハウス。愛称プラム、もしくはプラミー。ナチの時代に苦労したらしい。

【英国救世党】さる人物が創設した政党。膝の出る黒ショーツを身につけるのが象徴。

【エグバート】ジーヴスの従兄弟で警官。

【エリザベス・ヴィッカーズ】バリヴァントと婚約していたが、最近振ったらしい。

【エロイーズ・プリングル】プリングル教授の娘。おそろしいばかりにオノリア・グロソップにそっくりでバーティーをパニックに陥れることになったのは母親どうしが姉妹の従姉妹だから。

【おおい、ホー、トウィング!】ビンゴが村の衆に観せようとしたレヴュー。

【オーツ】ユースタツ・オーツ。とある田舎の警官。自転車で帰宅中災難に遭う。

【叔父と叔母】バーティーの友人の多くが裕福な叔父か叔母を持っていて無能な彼らの主たる収入源になっているのは、このバカどもの面倒を誰かが見なければならないという天の摂理なのかもしれないとバーティーは考えたりするのだが、誰よりも無能なバーティーの面倒も天が見てくれているのだ。

【オズワルド・グロソップ】バーティーの知人の息子。ビンゴにとっては疫病神。《そいつの人生にとって僕がまったく無意味だと、これほど感じさせる人物に今まで会ったことがあったかどうか疑問である。》

【オックスフォード】大学。バーティーの出身校。『犬は勘定に入れません』もオックスフォードだったし、けったいな人物を輩出しているのだろうか。

【オノリア・グロソップ】バーティーの知人の娘。彼にとっては毒薬の壺だが、ビンゴにとっては崇拝の対象。

【おめざ】ジーヴスがバーティーに作ってくれる二日酔い回復の特効薬。あちらに行きかけてからスッキリして戻ってこれる。ある種のソースに生卵の黄身とひとふりのペッパーでできているらしい。そのソースが何なのか気になります。別名「海底爆弾」「ダイナミック・スペシャル」。

【オリヴァー・シッパリー】→シッピー

【火災警報機】壊れた愛を取り戻すための必須アイテム。

【ガッシー・フィンク=ノトル】ロンドンが嫌いでリンカンシャーという辺鄙な田舎でイモリに囲まれて暮らしている内気でさかな顔の青年。これまでに英語で描かれたもっともおもしろい場面を演じることになるらしい。

【カマーバンド】バーティーがフランスに持っていったちょっと陽気なカマーバンドはまっ赤っ赤でジーヴスをたじろがせた。ところでカマーバンドって、何?

【カンヌ】バーティーとアンジェラとダリア叔母さんが6月はじめにいっしょに出かけた場所。ダリア叔母がバカラで身ぐるみはがされたりアンジェラがサメに食べられそうになったりした程度でたいしたことも起こらず2ヶ月近くのんびり滞在し7月23日にロンドンに戻ってきた。ジーヴスはアスコット競馬を見たかったのでそちらを優先させついていかなかった。

【キャサリン】ダリア夫人の夫の妹。バートと結婚した。ある年のクリスマス休暇でバーティーに襲来される。

【キャンバーウェルの会費制ダンス】ジーヴスが出没しているらしい。ビンゴがメイベルに出会った。

【グウェンドレン・ムーン】女流詩人のようだ。編集長時代のシッピーの想い人。

【グラディス】正確には「グwラディス」らしい。バーティーが恋した女性。

【クララ・ボウ】女優。よく知らないけど、色っぽいネーちゃんだったようだ。セバスチャンが恋した。主演映画が第一回アカデミー賞を受賞したらしい。ロバータ・ウィッカム嬢は「クララ・ボウ寄りの線」と書かれている。

【グレタ・ガルボ】女優。トーマスが恋した。

【クレメンティーナ】ボビーの従姉妹。

【クロード】バーティーの従兄弟。ユースタスとは双子。オックスフォードの学生。

【警官】アメリカの警官はヘルメットをかぶっていないので郵便配達に見える。

【コーキー】バーティーのニューヨークでの友人の一人。将来肖像画家として一流になれると自分では思っているが現在のところ主な収入は金持ちの叔父、ウォープル氏からの小遣い。おそらく将来もそうだろう。シンガー嬢という恋人がいる。

【コーラ・ベリンジャー】タッピーが恋した女性。オペラを勉強している。漆黒の髪とすばらしい声と偉大な魂を持っている(タッピー談)。

【コロンブス】アメリカを発明した人らしい。

【サーディン】ジーヴスが身震いする。どうやら品のない食べ物と思っているらしい。

【サー・ロデリック・グロソップ】オノリアとオズワルドの父。精神科医。厳しい人。バーティーは彼を昼食に招待しなければならなくなった。

【サー・ワトキン・バセット】元判事。たぶん?最後の仕事でバーティーを牢屋に叩き込んだ。トム叔父さんと同じく骨董が趣味で、ウシ型クリーマーをはさんだライバル。

【サニー・ボーイ】ミュージカルの歌。世界初のミリオンセラーだとか。《僕はこの曲はごくわずかの選良によってのみ、浴室のプライヴァシーの中に限って試みることを許される曲だというふうに考えている》byバーティー。で、バーティーは歌うのだ。

【詩】バーティーにとっては、ある人が詩を書いているということをバラすことは悪口の部類になるらしい。

【ジーヴス】このシリーズは彼が最後に事件を解決するミステリでもある?犯人は…バーティかな?ジーヴスは有能な執事で一部ではバーティーの飼い主とされており、彼なしではまともな社会生活を送れないと思われる。また、したたかな男で自分の利益はちゃっかりモノにしている。主人の服装が気に入らないと言って職場をやめたことがあるジーヴスが奇抜な服装を好むバーティーのとこをやめないのは、最後はバーティーを思い通りにできるという意識があるからだろう。

【シーカーズ】オックスフォードのいかれたクラブ。

【シーベリー】チャッフィーのマートル叔母さんの連れ子。血がつながっていないので叔父さんの死後、男爵にはなれなかった。バーティーいわく「いやらしいガキを集めた僕の悪人台帳」で第三位。ちなみに一位はアガサ叔母さんちのトーマス、二位はブレーメンフィールド・ジュニアのようだ。

【ジェーン・スネッティシャム】ロード・スネッティシャムの妻?

【執事】ジーヴスが自分のことを言うときは「紳士お側つきの紳士」という言葉を使う。

【執事たちの足音】訳者おすすめのブログらしい。http://blog.goo.ne.jp/countsheep99

【シッパリー】(1)エリザベス・ムーンとの恋でジーヴスの助言を受けうまくいったらしい。(2)シッピーの叔母さん。

【シッピー】バーティーの友人。本名オリヴァー・ランドルフ・シッパリー。自称作家だが、例によって裕福な叔母さんに気楽な生活を依存している。しかしプリングル教授のとこで暮らさなければいけなくなって大弱り。その後どうやら雑誌の編集長になって悩み多き日々を送っているらしい。

【シドニー・ヘミングウエイ】アラインの兄。丸っこい神父さん。

【シャルロット】ビンゴが恋した女性。ロウボサム氏の娘。巨大で金歯。

【ジュニア・ガニメデス】カーソン街にある。紳士お側つきの紳士(執事)のためのクラブ。ジーヴスも長年所属している。恐怖の会則がある。第十一条では雇用主に関する完全な情報の提供が義務付けられている。なので、執事たちはみんなバーティーの恥ずかしい「あんな話」も「こんな話」も御存知。もちろん他の雇用主のことも。

【ジョージ・キャフィン】バーティーのアメリカでの友人。戯曲を書いている。

【ジョージ伯父さん】愛称ピギー?アルコールが食事であることを発見した人。身長とくらべて体積の大きい人。ジョージ・トラヴァースといわれている人がこの人と思われる?あるいはヤックスレイ卿。お祭り好きで自分のことを手厚くもてなし続けいつも保養地に行きたがっているが一人で行くのは嫌いな人なのでバーティーが被害に遭う。

【女子校での演説】バーティーの記憶に暗い翳をおとす恐ろしいことが発生したらしい。

【女性】このお話ではだいたいにおいて女性の方が意思が強く思慮深い。他人の言うこともとりあえず聞いてくれる。ただし、それによって自分の考えや行動を改めようなんてことはこれっぽっちも考えない。

【シリル・バジントン=バジントン】ニューヨークに逃れたバーティーの元にアガサ叔母からの紹介状を持ってやってきた男。

【スティッフィー・ビング】女性。ガッシーが目に入ったブヨを取ってやった。のかもしれない。

【スティッカー・ピンカー】スティッフィーと恋仲の副牧師にしてバーティーのハイスクール時代の親友の一人。長年消息が知れてなかった。バーティーの何倍も抜けているらしい(バーティー談)。つまずける石があれば必ずつまずく男。

【ステッグルス】賭事の素人胴元のようなことをしている。汚い手を平気で使い稼ごうとするイヤな男。

【ストーカー】J.ウォッシュバーン・ストーカー。アメリカ人の大金持ち。ポーリーンとドゥワイトの父。

【スポーツ精神】ギャンブルをすること。

【スポード】→ロデリック・スポード

【スメザースト】おそらく、ローダに恋している青年。ローダもこの男も物語に姿を現すわけではないが(今のところ)。

【セッピングス】ダリア叔母さんちの執事。冷静で非感情的な男。その彼をよろめかんばかりに動揺させた恐ろしい事態が…。

【セント・モニカ】バーティーにとって思い出したくない過去がある女子校。ボビーの出身校でもあるらしい。

【タッピー・グロソップ】アンジェラの婚約者。いっしょにカンヌには行かなかった。サメをヒラメと言ったせいで婚約破棄の危機に立たされる。ロデリック・グロソップの甥。食べ物に身も心も捧げた男。いつも食べ物のことを考えている。《俺はきわめてスピリチュアルな男なんだ》(よしきたp.89)《「お前にはデリカシーとか、節度ってものはないのか?」「ない」》(よしきたp.261)。バーティーとは長いつきあいだが、あるときから仇敵と化す(バーティーの方が一方的にそう思い込んでいる)。

【ダリア叔母さん】トラヴァース夫人。バーティーの叔母。いっしょにカンヌに行った。健全で心優しい大柄な女性らしい。声はデカいがアガサ叔母のような不穏なプレッシャーは与えてこない。なぜかバーティーのことをかわいがってる。バーティーがバカでトラブルメーカーだとわかっているのにけっこう見捨てていない懐の深い人。

【ダルグリーシュ嬢】タッピーが恋した娘。野性的な犬娘。

【茶革の手帳】本来の持ち主はガッシー。急に堂々としだした彼の自信のよりどころとなったアイテムだが、後に嵐の中心となる。

【チャッフィー】バーティーの古くからの友人。叔父から第五代男爵位をついだ。ファーストネームはマーマデュークらしい。

【電報】バーティーたち身勝手な人々がこれを送るとおおむね解読不能の文面になって事態が混乱するたいへんたのしいシステム。

【ドゥワイト】シーズリーに負けない悪ガキ。ストーカーの息子。

【トーマス】バーティーの従弟。アガサ叔母の息子。人間のかたちをした悪魔。バーティーの「いやらしいガキを集めた僕の悪人台帳」で堂々の第一位となっているもよう。

【ドッグ-フェイス】クロードとユースタスの友人。ピンク色で言い訳がましい顔をしている。

【トム・トラヴァース】トーマス叔父さん。「アンクル・トム」以外の呼び方がないものか、ダリア叔母さんの悩みの種となっている。いっしょにカンヌには行かなかった。大金持ちなので、わずかな金を出すことになるとギャーギャー騒ぎはじめる。ショーペンハウエルですらポリアンナに見えるというほどの悲観主義者。ちょっと胃弱ぎみ?

【トラヴァース夫人】→ダリア叔母さん

【ドローンズ】地名もしくはクラブの名前と思われる。バーティーはすぐここに逃げ込みたがる。

【ニシン】《ニシンたちにだってきっと悩みはあることだろうな》byバーティー。で、バーティーにすら悩みはある。

【バーソロミュー】スティッフィーの飼い犬。アバディーン・テリア。すぐに人に噛みつく。

【バート】→ウィザースプーン

【バートラム・ウースター】愛称バーティー。語り手の「ぼく」。ジーヴスのおかげでやっていけてる。自他ともに認める人生を無意味に生きている男。ある意味正しい人生を送っているとも言える。押しが弱く《誰だって僕を言いくるめるのだ》。数日一緒にいたら誰も自分には会いたくなくなるはずだという自信がある。だいたい失敗する。《もう一度お願いするわ。後生だからやめてちょうだいな。あんたは事態を今より十倍悪化させるだけに決まってるんだから》(byダリア叔母さん)でも彼は信念に基づいてやるのだ。おそろしくヒマなせいかおそろしくおせっかいでおそるべき計画を立てては実行する(子どものイタズラのようなことを好意から実行してしまう)。並みの人の半分くらいの脳みそしかないことを自認するが、頭のいい女性に好かれやすいのはバランスを取ろうとする自然界の摂理ではないかとジーヴスは言う。ジーヴスいわく「おそらく精神的にはいささか取るに足らないお方でございましょうが、金のハートの持ち主であらせられます」。美的感覚の相違にもかかわらずジーヴスがバーティーのもとを辞さないのは、いずれ自分の思い通りにで�n きるとわかっているからと思われる(同じ理由で彼は他の家を辞めたのだから)。

【ハイドパーク】日曜日にはへんな連中が石鹸箱に乗って演説する。そういえば中学のときの英語の教科書にこの公園のことが出てきたなあ。

【バリヴァント】→フレディ・バリヴァント。

【ハロルド】丸い体で足の速い少年。ダークホース。

【ハロルド・ピンカー】バーティーがモードリン・コレッジにいた頃の親友で、今はとある村の副牧師をやっている。スティッフィーのナイショの婚約者。

【バンジョレレ】バーティーが凝り、多くの人間を悩ませたあげく、恐るべき結果をもたらした楽器。

【ビッキー】バーティーのニューヨークでの友人。とてもいいヤツ。本名はビッカーステス。叔父はチズウィック公爵。

【ビッフィー】本名ビッフェン。バーティーの友人。一時は二人で遊び暮らしていたがヘレフォードシャー(田舎のようだ)に隠遁し出会わなくなっていた。聞いた固有名詞はほぼ確実に忘れ去ってしまう。

【ビンゴ・リトル】バーティーの友人。リトルの湿布薬の甥。毎年春になると恋をする。ビンゴと比べるとバーティーすら普通に見える。《奴が重要な用件などと言うことが、おそろしく重大だとはおよそ思われない。》(比類なきp.7)。テニスを始めるとトランス状態に陥る。

【フィルマー】何かの大臣らしい。アガサ叔母のとこに滞在していてバーティーは彼に会わないといけないらしかった。反タバコ連盟の会長をしているらしい迷惑なおっさん。

【服装の趣味】バーティーは竹ステッキに一番黄色の靴、緑のホンブルグ帽でハイドパークに出かける。藤紫色のシャツを注文したり、紫の靴下をはいたり真っ赤なカマーバンドをつけたり、彼の優れた色彩感覚はジーヴスにはついていけない。

【藤紫色のシャツ】バーティが気に入って注文したがジーヴスに送り返されてしまったユニークな(と思われる)シャツ。

【ブット】ロウボサム氏の仲間の革命家?シャルロットをはさんだビンゴのライバル。

【プラクティカル・ジョーク】悪ふざけとか、悪戯の意。バーティーのいる世界にはプラクティカル・ジョークを嫌う紳士や淑女が大勢いるが、バーティーやビンゴは存在自体がプラクティカル・ジョークのような連中だから…。

【プラス・フォワーズ】ニッカ・ボッカより10センチほど丈が長いズボンらしい。バーティーは気に入り、ジーヴスは気に入らなかった。

【プリングル一家】ケンブリッジの周辺のどこかにあるらしい。プリングル教授を筆頭にした陰気な家族。

【ブリンクレイ】ジーヴスに代わりロンドンの派遣会社からバーティーのところに送られてきた執事。ゆううつな男で、貴族に対する革命を企んでいる(のかもしれない)。

【ブリンクレイ・コート】とてもロマンチックな場所で空気の中に何かあるらしくバーティーはここで3度も婚約した過去があるらしい。ちなみにダリア叔母さんちもある。

【ブレーメンフィールド】アメリカでビッグな人。

【ブレーメンフィールド・ジュニア】ブレーメンフィールドの息子。歩く丸顔の災厄。バーティーの「いやらしいガキを集めた僕の悪人台帳」で第二位となっているもよう。

【フレディ・バリヴァント】陽気な男だが、最近フラれて意気消沈している。ポロとスヌーカー以外には取り柄がない。あるだけマシだが。

【フローレンス・クレイ】ジーヴスがバーティーの執事になった頃、バーティーと婚約していた物好きな女性。とっても真面目で、バーティーを自分と同じようにするために腐心していた無謀な人。横顔が素晴らしいところにバーティーは執着している。

【プロポーズ】《もし銀幕上で話されたならすぐさま切符売場に飛んでいって入場料をとり返したくなるような言葉を自分で言わなきゃならないってこと》(よしきたp.177)

【ペンドルベリー嬢】→グラディス

【ポーリーン】バーティーがアメリカで婚約したことのある女性。ストーカーの娘。

【ボビー】→ロバータ・ウィッカム

【ポモラ・グリンドル】連載権が高額?

【ボンゾ】ダリア叔母の息子かな?やっかいなガキだが、トーマスに比べれば二級品。

【マーケット・スノッズベリー・グラマー・スクール】マーケット・スノッズベリーにあるグラマー・スクール。

【マーマデューク】チャッフィーのファーストネームらしい。

【マッキントッシュ】アガサ叔母さんの愛犬。アバディーン・テリア。とんでもない早起きで(朝の十時には!起きている)、バーティーの部屋のドアを激しくひっかく。開けてやるとバーティーのベッドで寝る。

【マデライン・バセット】ガッシーが好きになった女性。理想と感傷を満載し「お星様は神様のひなげしの花輪なんじゃないかしら」と突然聞いてくるような人。

【マリオン・ワードール】バーティーの友人の女性。ステキな双子に恋されてちょっと困惑の日々。

【マルヴァーン】レデイー・マルヴァーンはアガサ叔母の友人で、それだけでもたいへんな人だろうと察せられるが、とにかく他人を圧倒し男性の身体精神機能を麻痺させる人。前歯が57本ほどあり背は低いが左手から右手の先までの差し渡しが183センチくらいある女性。息子のモッティーを連れてニューヨークにいたバーティーを訪ねてくる。

【ミドゥズ】ジーブスの前にバーティーの執事だった男。盗癖があるのでやめさせることになった。

【ミレディス・ブドワール】ダリア叔母さんの出してる洗練された女性週刊誌。いつも峠を越すのに苦労している。バーティーもファッションに関する記事を書いたことがあり、それが彼の弱点となっているらしい。

【メアリー・バージェス】ビンゴが好きになった女性にしては、まとも。

【メイプルトン】アガサ叔母の友人。セント・モニカ学院の校長。鋼鉄製のメガネをかけている(もののたとえ)。

【メイベル】(1)安食堂のウエイトレス。バーティーは嫌いな名前。ビンゴは音楽を感じる名前。(2)ビュッフィーが船上で好きになった女の子だがその後姿を見失った(ビュッフィーの記憶力のないせいで)。

【メスジャケット】バーティーがそれを着るか着ないかでジーヴスに必死の反抗をしたお気に入りの衣装。白くて金ボタンという芸人のようなおそるべき代物。すべての人に熱狂的に受け入れられていると、バーティーは信じている。そらまあ、おもろいとは思うけど…。

【モッティー】レディー・マルバーンの息子。過保護な青年。でも《もし身をまかせないんなら、大都会の誘惑に何の意味がある?》とのたもうた。

【モティマー・リトル】ビンゴの伯父だが、驚くべきはここのコックのワトソン嬢とジーヴスが婚約状態ということ。後に貴族となりビトルシャム卿となった。恋愛小説が好き。

【ヤックスレイ卿】→ジョージ叔父さん

【ユースタス】バーティーの従兄弟。クロードとは双子。オックスフォードの学生。

【ユーラリー】何かよくわからないが、スポードの弱点らしく、バーティーは遠慮なくそれを突きまくる。何もわからないまま。

【よしきた、ホー】バーティーがよく口走るセリフ。万事うまくいっている(と本人が信じたがっている)ときに口をつく。いかにも軽いのが気がかりな響き。

【リトルの湿布薬】これで財をなしている叔父さんの老モティマー・リトルのおかげでビンゴ・リトルはロンドンで陽気に暮らしている。

【リリアン・ギッシュ】初期サイレント時代の女優。ボンゾは彼女の映画を観て恋をした。

【ルーシャス・ピム】グラディスをはさんでバーティーと三角関係。

【ロウボサム氏】革命家?貴族を抹殺したい。

【ローダ・プラット】ジョージ叔父さんが恋した娘。バッファーズのウエイトレス。庶民。

【ロード・スネッティシャム】ダリア叔母のところで会う。この「ロード」は名前ではなく称号?スネッティシャム卿ってことかな?

【ロージー・M・バンクス】作家。身分違いのカップルが恋をなしとげる作品を描く。頭の堅い老人に読み聞かせるのに最適。『すべては愛のために』『紅い、紅い夏の薔薇』『むこうみずなミルテ』『ただの女工』『ストラスモーリック卿の求愛』など傑作多数。後にある人物と結婚する。

【ローラ・バンクス】ビンゴ夫人の学友。

【ロデリック・スポード】サー・ワトキン・バセットとともにいた、他人をせせら笑う男。どうやら政治家で将来は独裁者になるのが夢らしい。

【ロバータ・ウィッカム】バーティーが一時恋した勝手気ままな燃えるような赤毛娘。ジーヴスはこの恋に賛成できない。愛称ボビー。

【ワープルスドン卿】フローレンス・クレイの父親。ある朝突然「たまご!たまご!たまご!たまごのこん畜生!」と叫んでフランスに行った。英国一のかんしゃく持ちとされる。かくれて葉巻をすった15歳のバーティーを鞭を振りまわしながら2キロも追いかけまわしたことがあるらしい。ジーヴスが仕えていたこともあるが服装の趣味が合わず暇をもらったらしい。

【ワトソン嬢】モティマー・リトルのとこのコック。ジーヴスの婚約者だったらしいが…。探偵用オプションの間抜けな人ではないらしい�


暴れん坊本屋さん(2) [読書・鑑賞]

『暴れん坊本屋さん(2)』久世番子…新書館(2006年04月・640円)

 

本屋になりたい人は

これを読んで

ますますなりたくなるか

あきらめてしまうか

どっちでしょう?

今回も大騒ぎの

番子さんたちでした

 

暴れん坊本屋さんに関する簡単なリストを下に置きます

【芥川賞】と直木賞がなぜ年に二回もあるのか、その謎が今明らかに!本屋の売上が二月と八月には減るからだそうです。

【かーやまさん】癒し系の出版社営業員。本はあまり売れないらしい。

【雑誌のもくろく】毎年春に発行される、すべての雑誌データが載っている冊子。350円。本屋さん必携だとか。

【シュリンク】本にかけるビニール袋。番子さんはこの作業が得意。

【スピン】ついてる本もあるひもしおり。

【担当さん】いっしょに苦労している番子さんの担当。

【店長さん】文芸書担当。読書は好きだが、少しくらい高い本でも読んだら何の躊躇なく即捨ててしまう、本に対する愛着はない人。字が下手で他人には(本人にも)読めない。

【中山文則】芥川賞作家。番子さんとは小中高校を通しての同級生だとか。

【ハチさん】コミックス担当。番子さんの秘密を知っている。

【バックヤード】本屋の倉庫室みたいなとこらしい。

【番子さん】子供嫌いの児童書担当店員にして漫画家。ナイショにしている。

【返品】返本とも言う。ほとんどの本は委託販売という形を取っているので売れない本は容赦なく版元に返されてしまう。

【POP】最近流行の本屋さんが書いて本に添えてる小さな説明広告。数が多くなってうっとうしい感じになってる本屋さんもあります。店長いわく「POPは情熱(パッション)!!」


紅茶王子(25) [読書・鑑賞]

『紅茶王子(25)』山田南平…白泉社(2004年・390円)

 

ついに思い出多き高校を卒業した奈子たちは

アッサムの記憶を失い大学生としての日々を過ごしていた…。

そんな彼女の前に現れた青年は

彼女の失った大事なものを取り戻すことができるか?

 

長かったですけど、ついに大団円。

まだアニメ化されていないのが不思議な作品ですね。

bk1へ → 紅茶王子 25

 

紅茶国に関する簡単なリストを下に置きます。

 

【アールグレイ】奈子の呼び出した紅茶王子。気の優しい高貴な感じのいかにも王子様な少年。作品の中でだんだん地味な存在になっていってしまいましたが、最後に大きなセリフを発しました。「生きていくことに逃げなんてない あるのは選択だって」

【アッサム】ハルカの呼び出した紅茶王子。野生的な少年。

【アリヤ王妃】ゴパルダーラの妻。アッサムの母。亡くなっている。人間だが添花、クインマリー、ケニルワースとも仲が良かったらしい。すべてはこの人がキーになっているようだ。

【オレンジペコー】菊花の呼び出した紅茶王女で菊花大好き。アールグレイの妹。アッサムの婚約者。

【菊花】生徒会長。毅然としているがじつはやさしい人。ペコーの主。

【クイニー】本名クインマリー、かな?アールグレイやオレンジペコーの母。プリンストン王の妃。

【ケビン】奈子たちの学校に来た教師。じつはアッサムの元の主人の一人。

【ケニルワース】セイロンの母。女王。男のような物言いするタフそうな女性。

【健太】奈子の弟。やんちゃ。

【ゴパルダーラ】アッサムの父王。とらえどころのないしたたかなヤツ。なんか企んでる?

【皐月】生徒会の役員のひとり。まじめそうな子。

【シャリマー】セイロンとともに来た召使い。蛙。大喰い。

【粧子】奈子の母。キップのいい女性。料理評論家?

【そめこ】奈子の親友。天然ボケ系。よくモテる。紅牡丹の主。

【ダージリン】ダージリンの紅茶王子はなぜか欠番になっている。と読んだときいつかは出てくるだろうとは思った。ちなみに怜一クンちの黒猫の名前でもある。

【奈子(たいこ)】主人公、かな。紅茶同好会の部長。アールグレイの主。正義感が強い前向きな女の子。

【添花(ティアンファン)】錦上添花(ジンシャンティアンファン)。アリヤと仲が良かったらしい。ゴパルダーラに嫁ぐ予定だったが暗殺された(らしい)。

【ディンブーラ】セイロンの父、ケニルワースの夫。力ある3人の王の一人だったらしい。彼が亡くなった後ケニルワースが女王になる。ある者を封じる鍵となった(彼が生きている限り封印は解けない)。やさしい人だったようだ。23巻の表紙になっている。

【ハルカ】奈子の幼なじみ。頭脳明晰、運動能力も高く、決断力、指導力もすぐれている校内ではけっこうなVIP。でも、奈子たちの間ではちょっと地味。アッサムの主。

【ヒゲゴリラ】菊花の幼なじみ。園芸部の部長。見た目はゴツイが気はやさしい。ペコーはヒゲゴリラと呼ぶ。菊花は彼のことが好きなようだ。

【プリンストン】アールグレイやペコーの父王。でっぷり太ってやさしい王様。

【ベルガモット】セイロンとともに来た召使い。猫タイプ。22巻目にして人間形態披露。

【紅牡丹(ホン・ムータン)】そめこの呼び出した紅茶王子。ちょっと頭が堅いところあり。

【唯】ハルカの従妹だっけか。アメリカの学校に行ってる。

【怜一】奈子の叔父カナ?フルネームは久木怜一。なにか秘密があるようだが。まあ、あるていどのトコで見当つくでしょう。


紅茶王子(25) [読書・鑑賞]

『紅茶王子(25)』山田南平…白泉社(2004年・390円)

 

ついに思い出多き高校を卒業した奈子たちは

アッサムの記憶を失い大学生としての日々を過ごしていた…。

そんな彼女の前に現れた青年は

彼女の失った大事なものを取り戻すことができるか?

 

長かったですけど、ついに大団円。

まだアニメ化されていないのが不思議な作品ですね。

bk1へ → 紅茶王子 25

 

紅茶国に関する簡単なリストを下に置きます。

 

【アールグレイ】奈子の呼び出した紅茶王子。気の優しい高貴な感じのいかにも王子様な少年。作品の中でだんだん地味な存在になっていってしまいましたが、最後に大きなセリフを発しました。「生きていくことに逃げなんてない あるのは選択だって」

【アッサム】ハルカの呼び出した紅茶王子。野生的な少年。

【アリヤ王妃】ゴパルダーラの妻。アッサムの母。亡くなっている。人間だが添花、クインマリー、ケニルワースとも仲が良かったらしい。すべてはこの人がキーになっているようだ。

【オレンジペコー】菊花の呼び出した紅茶王女で菊花大好き。アールグレイの妹。アッサムの婚約者。

【菊花】生徒会長。毅然としているがじつはやさしい人。ペコーの主。

【クイニー】本名クインマリー、かな?アールグレイやオレンジペコーの母。プリンストン王の妃。

【ケビン】奈子たちの学校に来た教師。じつはアッサムの元の主人の一人。

【ケニルワース】セイロンの母。女王。男のような物言いするタフそうな女性。

【健太】奈子の弟。やんちゃ。

【ゴパルダーラ】アッサムの父王。とらえどころのないしたたかなヤツ。なんか企んでる?

【皐月】生徒会の役員のひとり。まじめそうな子。

【シャリマー】セイロンとともに来た召使い。蛙。大喰い。

【粧子】奈子の母。キップのいい女性。料理評論家?

【そめこ】奈子の親友。天然ボケ系。よくモテる。紅牡丹の主。

【ダージリン】ダージリンの紅茶王子はなぜか欠番になっている。と読んだときいつかは出てくるだろうとは思った。ちなみに怜一クンちの黒猫の名前でもある。

【奈子(たいこ)】主人公、かな。紅茶同好会の部長。アールグレイの主。正義感が強い前向きな女の子。

【添花(ティアンファン)】錦上添花(ジンシャンティアンファン)。アリヤと仲が良かったらしい。ゴパルダーラに嫁ぐ予定だったが暗殺された(らしい)。

【ディンブーラ】セイロンの父、ケニルワースの夫。力ある3人の王の一人だったらしい。彼が亡くなった後ケニルワースが女王になる。ある者を封じる鍵となった(彼が生きている限り封印は解けない)。やさしい人だったようだ。23巻の表紙になっている。

【ハルカ】奈子の幼なじみ。頭脳明晰、運動能力も高く、決断力、指導力もすぐれている校内ではけっこうなVIP。でも、奈子たちの間ではちょっと地味。アッサムの主。

【ヒゲゴリラ】菊花の幼なじみ。園芸部の部長。見た目はゴツイが気はやさしい。ペコーはヒゲゴリラと呼ぶ。菊花は彼のことが好きなようだ。

【プリンストン】アールグレイやペコーの父王。でっぷり太ってやさしい王様。

【ベルガモット】セイロンとともに来た召使い。猫タイプ。22巻目にして人間形態披露。

【紅牡丹(ホン・ムータン)】そめこの呼び出した紅茶王子。ちょっと頭が堅いところあり。

【唯】ハルカの従妹だっけか。アメリカの学校に行ってる。

【怜一】奈子の叔父カナ?フルネームは久木怜一。なにか秘密があるようだが。まあ、あるていどのトコで見当つくでしょう。


新聞で読む明治 [ニュースと新聞]


読売新聞で読む明治―昔をたずねて今を知る (中公文庫 て 1-9)
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古いようだが実は新しい情報の宝庫、明治の新聞。CD-ROM「明治の読売新聞」の膨大な資料から興味深い記事を紹介しつつ、明治という時代を辿る。(bk1より単行本『昔をたずねて今を知る~新聞で読む明治~』の説明文)


鬼籍通覧(04)隻手の声 [読書・鑑賞]

『鬼籍通覧(04)隻手の声』椹野道流…講談社X文庫・ホワイトハート(2006年02月・690円)

 

筧のパソコンからアクセスしたネットゲームで

伊月クンは一人のキャラと出会い

どうにも彼女のことが妙に気になって

パソコンを買うまでするのでした。

 

また、その頃龍村のところでも修業することになりました。

これで龍村大センセもレギュラー確定ですね?

 

そして様々な子供と出会うことになります。

 

今回は初めてファンタジーはありませんがその分、

突っ張っているようでじつはやさしくおせっかいな

伊月くんの魅力がしみじみ伝わります。

オンライン書店ビーケーワン:隻手の声 ← bk1へ

 

死体たちに関する簡単なリストを下に置きます。

 

 

【相川】枚方署交通課の係長。サラリーマンっぽい感じ。

【阿部純子】31歳の女性。茨木で両親兄弟姉妹もなく孤独に暮らしている。死体となった?

【アメージング・ワールド】通称AM。オンラインRPG。筧が仕事の後気分転換に夜のお散歩を楽しんでいたが、あるとき伊月もハマることとなった。

【池村】高槻市にあるさる墓地の管理人。爺さんでちょっと耳が遠い。いつも一人なのでちょっと寂しんぼで人なつっこい。

【伊月崇】O医科大学法医学教室の新人。とりあえず主人公?少なくとも、彼の視点から物語が描かれることが多い。ビジュアル系法医学学生。朝が弱いのとあまりやってる人がいないからという理由でこちらの世界に。ひと癖もふた癖もある連中が揃う都筑教室に配属され、たくさんの死体たちとともに楽しい日々を送る。小学生の頃母親のブラウスを着て登校していた「美人」だったらしい。

【海野ケイコ】死体。24歳。交通事故で、2台目の大型トラックにより頭部はペシャンコに。

【AM】→アメージング・ワールド

【江口智明】里中涼子の恋人だった青年。死体の第一発見者。

【筧兼継】高槻署の若い刑事。高卒から刑事になった生真面目な叩き上げ。伊月の小学生時代の友人で解剖の現場で偶然再会。男前なのにセサミ・ストリートのマペットを思わせるユーモラスで人なつっこい顔立ち。

【笠原】大阪府警の調査官。

【香奈】赤ん坊の遺体として龍村や伊月にやりきれない思いをさせた。俊介の妹。

【岸田孝夫】K大学理学部講師。50歳過ぎの洒落者でイヤなヤツ。良心はあるのか?

【暁天の星】法医学の世界でひとつの教室に二人も若くて才能があるという稀有な例を明け方の星の少ない空に例えた都筑の言葉。「仰天の星」とちゃうのん?

【清田】O医科大学法医学教室の技師長。都筑教室の生き字引。先々代の教授の頃から勤めている。ちっこくて高速移動する、とは筧の弁。伊月はいつも援けてもらっている。

【行政解剖】死の瞬間に誰も立ちあわず、死因がわからない死体のうち犯罪が関与している可能性が薄い死体に処される解剖。龍村はこれを行う。

【佐藤和子】伊月と筧の小学五年時の担任。いつも伊月を怒っていた。最近ビジュアル系に目覚めたが、ミスチルの桜井クンのことをビジュアル系と言っている。

【里中涼子】龍村のところで調べたご遺体。当初単純な自殺だと思われていたが…。「アヒルの足は、赤いか黄色いか?」という遺書かなにかわからない文章が添えられていた。

【早苗】「温泉仲間集合!」というサイトの管理人。

【ししゃも】ある事件を契機に筧が飼い始めた猫。餌をやるために、ほぼ毎晩伊月が通っている。

【司法解剖】犯罪の関与のある死体について行う解剖。一歩下がった死体検案というのもあるらしい。

【俊介】妹の香奈が死んでいるのを見つけた少年。

【スカー】AMの中での伊月のキャラの名前。

【住岡峯子】O医科大学法医学教室の秘書。通称「ネコちゃん」。ときどき語尾に「にゃあ」をつける人。26歳だがかわいらしい顔立ちで「ダイナマイツ」なボディを持っている。すっかり伊月のおねいさん気分。ちなみにミチルさんも伊月の姉御ということなので一人っ子の伊月クンはこの教室で二人も姉ができてしまったということに。

【高槻署】都筑教室のご近所さん。死体の有力な供給源。筧が勤めている。

【龍村泰彦】兵庫県監察医。K大学医学部監察医務室にいる。ミチルの同期。3巻目にしてついに出ました龍村大先生。声も体も動作も態度も、無駄にデカく明るい男。さる人物は初対面のときぬりかべをイメージした。服装のセンスは誰もが引いてしまうすざまじさ。「奇談シリーズ」からのゲスト出張なのか、こちらでもレギュラーの座を奪うのか!彼の本業での活躍ぶりがついに明らかになる?それにしても、人物紹介の似顔絵が怖いゾ、おっさん。

【田中さん】K大学医学部監察医務室の事務員。午前と午後に一度ずつ熱いコーヒーを淹れてくれる人。

【都筑教室】皆出身地が違うので言葉遣いも異なるが、公用語は大阪弁。ビンボーなのでディスポーザブル(要するに使い捨てですね)の術衣をずっと着ている。死体には感染しないからということだそうです。

【都筑壮一】O医科大学法医学教室の主。小柄で細くて薄っぺらい肉体を持つ教授。ひょうひょうとしているが、頼りにはなる。ときおり奇妙な川柳を吐き出しては皆を困惑させる。

【電車もの】要するに、轢死死体。ゲゲッ!!

【中西砂奈子】ミチルさんの子どもの頃の友だちだったが…。

【中村警部補】高槻署で筧の上司。刑事課にしてはお洒落でセンスがいい。

【長谷雪乃】死体。電車に轢かれほぼ真っ二つ(その他部品多数)。

【長谷依子】長谷雪乃の母。公認会計士。

【藤谷綾郁/ふじたに・あやか】大阪府科捜研所属。ミチルの旧友らしい。長身でおかっぱ髪の大女。さらに長身の伊月と体積は同じくらいと思われる。全体的に体のパーツが大きくバランス的には美人と言えるのだがそれよりも先に恐ろしさを感じさせてしまう女性。なんだか陽一郎のファンらしく、すぐ抱きつくのは、熊に襲われている子どものように見える。

【伏野ミチル】真の主人公。O医科大学法医学教室のナンバー2。助手になって二年の30歳。著者と名前が似ているが気のせいだろう。見事な茶髪で学生といっても通用する外見。わりと美人らしいがあまり外面には気をかけてはいないらしい。とりあえず解剖が大好きなもよう。人工甘味料の味も好きなもよう。

【ブルーズ】AMの中で伊月のキャラを助けてくれた女性の魔法使い。その正体は…。

【ミチルの法則】やたらよく当たる法則。とりあえずわかっている法則は、◆続くときは同じような解剖ばかり続く。◆補足:「イヤだな~」と思うタイプの死体ばかり続く(溺死体など)。◆学会前に解剖ラッシュがある。◆アル中の人は身離れが悪い(身離れって…)。

【メーリングリスト】ミチルや龍村が参加している法医学会のML。管理人のM大学・徳山先生が海外出張で留守の間は龍村が管理人代行をしていた。「風太がずんこを殺した」という謎のメッセージが入っていた。

【森口】兵庫県長田署の警官。龍村の仕事に興味津々。

【森陽一郎】O医科大学法医学教室の技術員。21歳で、都筑教室では最も若く、技術員として勤めて1年。小柄で華奢で色白で、少女めいた顔立ち。教室唯一の癒し系らしい。ちょっと頼りない。ぼくの知っている数名の陽一郎さんは皆頼りないのですが、この名前をつけるとそうなりやすいのでしょうか?

【山田ユギ】この本のイラストを描いている人らしい。なんとなく「少年サンデー」に連載中の「ワイルドライフ」という漫画の画風に少し似ている気がする。

【山原】科捜研の主任。

【陽一郎】→森陽一郎

【予備校回し】ペン回しのことらしい。陽一郎が得意。


鬼籍通覧(04)隻手の声 [読書・鑑賞]

『鬼籍通覧(04)隻手の声』椹野道流…講談社X文庫・ホワイトハート(2006年02月・690円)

 

筧のパソコンからアクセスしたネットゲームで

伊月クンは一人のキャラと出会い

どうにも彼女のことが妙に気になって

パソコンを買うまでするのでした。

 

また、その頃龍村のところでも修業することになりました。

これで龍村大センセもレギュラー確定ですね?

 

そして様々な子供と出会うことになります。

 

今回は初めてファンタジーはありませんがその分、

突っ張っているようでじつはやさしくおせっかいな

伊月くんの魅力がしみじみ伝わります。

オンライン書店ビーケーワン:隻手の声 ← bk1へ

 

死体たちに関する簡単なリストを下に置きます。

 

 

【相川】枚方署交通課の係長。サラリーマンっぽい感じ。

【阿部純子】31歳の女性。茨木で両親兄弟姉妹もなく孤独に暮らしている。死体となった?

【アメージング・ワールド】通称AM。オンラインRPG。筧が仕事の後気分転換に夜のお散歩を楽しんでいたが、あるとき伊月もハマることとなった。

【池村】高槻市にあるさる墓地の管理人。爺さんでちょっと耳が遠い。いつも一人なのでちょっと寂しんぼで人なつっこい。

【伊月崇】O医科大学法医学教室の新人。とりあえず主人公?少なくとも、彼の視点から物語が描かれることが多い。ビジュアル系法医学学生。朝が弱いのとあまりやってる人がいないからという理由でこちらの世界に。ひと癖もふた癖もある連中が揃う都筑教室に配属され、たくさんの死体たちとともに楽しい日々を送る。小学生の頃母親のブラウスを着て登校していた「美人」だったらしい。

【海野ケイコ】死体。24歳。交通事故で、2台目の大型トラックにより頭部はペシャンコに。

【AM】→アメージング・ワールド

【江口智明】里中涼子の恋人だった青年。死体の第一発見者。

【筧兼継】高槻署の若い刑事。高卒から刑事になった生真面目な叩き上げ。伊月の小学生時代の友人で解剖の現場で偶然再会。男前なのにセサミ・ストリートのマペットを思わせるユーモラスで人なつっこい顔立ち。

【笠原】大阪府警の調査官。

【香奈】赤ん坊の遺体として龍村や伊月にやりきれない思いをさせた。俊介の妹。

【岸田孝夫】K大学理学部講師。50歳過ぎの洒落者でイヤなヤツ。良心はあるのか?

【暁天の星】法医学の世界でひとつの教室に二人も若くて才能があるという稀有な例を明け方の星の少ない空に例えた都筑の言葉。「仰天の星」とちゃうのん?

【清田】O医科大学法医学教室の技師長。都筑教室の生き字引。先々代の教授の頃から勤めている。ちっこくて高速移動する、とは筧の弁。伊月はいつも援けてもらっている。

【行政解剖】死の瞬間に誰も立ちあわず、死因がわからない死体のうち犯罪が関与している可能性が薄い死体に処される解剖。龍村はこれを行う。

【佐藤和子】伊月と筧の小学五年時の担任。いつも伊月を怒っていた。最近ビジュアル系に目覚めたが、ミスチルの桜井クンのことをビジュアル系と言っている。

【里中涼子】龍村のところで調べたご遺体。当初単純な自殺だと思われていたが…。「アヒルの足は、赤いか黄色いか?」という遺書かなにかわからない文章が添えられていた。

【早苗】「温泉仲間集合!」というサイトの管理人。

【ししゃも】ある事件を契機に筧が飼い始めた猫。餌をやるために、ほぼ毎晩伊月が通っている。

【司法解剖】犯罪の関与のある死体について行う解剖。一歩下がった死体検案というのもあるらしい。

【俊介】妹の香奈が死んでいるのを見つけた少年。

【スカー】AMの中での伊月のキャラの名前。

【住岡峯子】O医科大学法医学教室の秘書。通称「ネコちゃん」。ときどき語尾に「にゃあ」をつける人。26歳だがかわいらしい顔立ちで「ダイナマイツ」なボディを持っている。すっかり伊月のおねいさん気分。ちなみにミチルさんも伊月の姉御ということなので一人っ子の伊月クンはこの教室で二人も姉ができてしまったということに。

【高槻署】都筑教室のご近所さん。死体の有力な供給源。筧が勤めている。

【龍村泰彦】兵庫県監察医。K大学医学部監察医務室にいる。ミチルの同期。3巻目にしてついに出ました龍村大先生。声も体も動作も態度も、無駄にデカく明るい男。さる人物は初対面のときぬりかべをイメージした。服装のセンスは誰もが引いてしまうすざまじさ。「奇談シリーズ」からのゲスト出張なのか、こちらでもレギュラーの座を奪うのか!彼の本業での活躍ぶりがついに明らかになる?それにしても、人物紹介の似顔絵が怖いゾ、おっさん。

【田中さん】K大学医学部監察医務室の事務員。午前と午後に一度ずつ熱いコーヒーを淹れてくれる人。

【都筑教室】皆出身地が違うので言葉遣いも異なるが、公用語は大阪弁。ビンボーなのでディスポーザブル(要するに使い捨てですね)の術衣をずっと着ている。死体には感染しないからということだそうです。

【都筑壮一】O医科大学法医学教室の主。小柄で細くて薄っぺらい肉体を持つ教授。ひょうひょうとしているが、頼りにはなる。ときおり奇妙な川柳を吐き出しては皆を困惑させる。

【電車もの】要するに、轢死死体。ゲゲッ!!

【中西砂奈子】ミチルさんの子どもの頃の友だちだったが…。

【中村警部補】高槻署で筧の上司。刑事課にしてはお洒落でセンスがいい。

【長谷雪乃】死体。電車に轢かれほぼ真っ二つ(その他部品多数)。

【長谷依子】長谷雪乃の母。公認会計士。

【藤谷綾郁/ふじたに・あやか】大阪府科捜研所属。ミチルの旧友らしい。長身でおかっぱ髪の大女。さらに長身の伊月と体積は同じくらいと思われる。全体的に体のパーツが大きくバランス的には美人と言えるのだがそれよりも先に恐ろしさを感じさせてしまう女性。なんだか陽一郎のファンらしく、すぐ抱きつくのは、熊に襲われている子どものように見える。

【伏野ミチル】真の主人公。O医科大学法医学教室のナンバー2。助手になって二年の30歳。著者と名前が似ているが気のせいだろう。見事な茶髪で学生といっても通用する外見。わりと美人らしいがあまり外面には気をかけてはいないらしい。とりあえず解剖が大好きなもよう。人工甘味料の味も好きなもよう。

【ブルーズ】AMの中で伊月のキャラを助けてくれた女性の魔法使い。その正体は…。

【ミチルの法則】やたらよく当たる法則。とりあえずわかっている法則は、◆続くときは同じような解剖ばかり続く。◆補足:「イヤだな~」と思うタイプの死体ばかり続く(溺死体など)。◆学会前に解剖ラッシュがある。◆アル中の人は身離れが悪い(身離れって…)。

【メーリングリスト】ミチルや龍村が参加している法医学会のML。管理人のM大学・徳山先生が海外出張で留守の間は龍村が管理人代行をしていた。「風太がずんこを殺した」という謎のメッセージが入っていた。

【森口】兵庫県長田署の警官。龍村の仕事に興味津々。

【森陽一郎】O医科大学法医学教室の技術員。21歳で、都筑教室では最も若く、技術員として勤めて1年。小柄で華奢で色白で、少女めいた顔立ち。教室唯一の癒し系らしい。ちょっと頼りない。ぼくの知っている数名の陽一郎さんは皆頼りないのですが、この名前をつけるとそうなりやすいのでしょうか?

【山田ユギ】この本のイラストを描いている人らしい。なんとなく「少年サンデー」に連載中の「ワイルドライフ」という漫画の画風に少し似ている気がする。

【山原】科捜研の主任。

【陽一郎】→森陽一郎

【予備校回し】ペン回しのことらしい。陽一郎が得意。