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関川夏央+谷口ジロー「『坊ちゃん』の時代・4」 [読書・鑑賞]

読書日記。この巻は幸徳秋水もしくは菅野須賀子が主人公。大逆事件ですね。なぜこの事件が起こったか、当時の知識人たちがどう感じていたか、など。

簡単なリストを下に置きます。

【荒畑寒村】荒畑勝三。菅野須賀子に翻弄されていた社会主義者。漱石のうちに入り浸っていた。赤旗(せっき)事件を起こす。

【石川啄木】石川一。3巻の主人公。誘惑に負け続けた男。しかし詩才だけはある。いつも貧乏。金が入るとすぐ使ってしまうからしかたがない。

【石田吉蔵】大人びた少年。新井薬師の料理屋「吉田屋」の息子。後に「阿部定」に殺される。

【伊集院影韶/かげあき】警視庁外事担当警視。ちょこちょこ登場。柔道の強豪。平塚らいてうを森田草平から奪う。赤シャツのモデル?

【エリス】森鴎外の舞姫。2巻の実質的な主人公。

【太田仲三郎】明治大学の生徒。俥夫。漱石のうちに入り浸っていた。坊ちゃんのモデル?

【蓋平館/がいへいかん】金田一京助と石川啄木が引っ越していった下宿。

【菅野須賀子】幽月。荒畑寒村の恋人だったが寒村が刑に服している間に幸徳秋水の恋人となる。絶望的な革命家であり炎の女。第4巻の主人公の一人。

【北原白秋】石川啄木の友人。

【木下杢太郎】太田正雄。詩人にして医師。

【金田一京助】石川啄木の友人。上京した啄木と同じ下宿で面倒を見ていた。中学の先輩でもあった。

【幸徳秋水】幸徳傳次郎。アナーキスト?社会主義者?菅野須賀子が荒畑寒村の次にくっついた男。第4巻の主人公の一人。

【西郷四郎】講道館四天王の一人。警視庁柔道師範。姿三四郎のモデルとして有名。

【堺利彦】幸徳秋水の友人で萬朝報社の同僚。おおらかな性格。

【赤心館】啄木や金田一京助が住んでいた下宿。

【赤旗事件/せっきじけん】若きアナーキストたちが起こした事件。そのために西園寺内閣が辞職した。のちに桂太郎内閣となるが山縣有朋の息がかかっている。

【田岡嶺雲】幸徳秋水と同郷の論客。

【田中正造】足尾銅山の公害を訴え続けた。幸徳秋水に直訴状を書いてくれるよう訴えてきた。

【中江兆民】幸徳秋水の師。

【長沼智恵子】平塚らいてうの友人。後に高村光太郎と結婚。

【夏目漱石】1巻の主人公。それなりに売れっ子小説家。でもお金が足りないので大学でも教えている。胃病持ち。それなりに社会人だが、少し失格気味ではある。周辺にさまざまな人が集まる。

【富田銀蔵】仕立てや銀次と呼ばれる有名なスリ。ちょこちょこ出てくる。エリスとも知り合う。伊集院の密偵のようなこともしている。

【平民新聞】堺利彦や幸徳秋水が萬朝報から離脱後立ち上げた新聞。

【平塚らいてう】本名、平塚明子(はるこ)。森田草平と交際している女性として登場。新時代を象徴する女性として描かれる。自分のイメージする自分のありように固執していた。

【樋口一葉】樋口夏子。凄い才能の持ち主として時折登場。いずれ主役として取り上げられないかな。

【二葉亭四迷】長谷川辰之助。日本に戻る船上で死す。

【堀紫朗】侠客。ラフカディオ・ハーンの友人。漱石のうちに入り浸っていた。山嵐のモデル?

【森鴎外】2巻の主人公。かな?主人公はエリスかもしれない。軍人であり医師であり、文学者でもある。ちゃんとした社会人。

【森田草平】本名、森田米松。漱石のうちに入り浸っていた。平塚らいてうと愛人関係だったが捨てられ一時帰郷。再度上京し平塚らいてうと再会の後、心中事件を起こす(煤煙事件)。

【山縣有朋】社会主義を弾圧した、政界の大立て者。


『のぼりくだりの…』まどみちお/保手濱拓・絵…理論社(2009年) [読書・鑑賞]

ここまでくると、もうこだわりもなく、ことばであそべるのかもしれません。

老詩人がたのしんでいる様子がたのしい。

簡単なことばでなにかを掘りおこしながら。

のぼりくだりの…
のぼりくだりの…保手濱 拓

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山陽新聞と中国新聞が記事交換 [ニュースと新聞]


  • 山陽新聞、中国新聞とも2009.12.25朝刊で広報
  • それぞれ岡山県と広島県の記事を提供しあう

どちらかといえば中国地方のブロック紙たらんとしている中国新聞にとって有利かもしれませんね。


岡山市出身ですが、ことさらに広島の記事を読みたいと思ったことはありませんし。

岡山市からだと広島に行くのも大阪に行くのもあまり時間的には差がないくらい遠い感覚で、どっちかいうと大阪の話題の方が興味深かったかもしれません。

でも、県境周辺に住んでいる人にとっては有益でしょうから、意義は大きいと思います。


『坊っちゃん』の時代(第3部) 【啄木日録】 かの蒼空に [読書・鑑賞]

読了。

この巻は石川啄木が主人公。

真偽ないまぜなのだろうけど、石川啄木に対するイメージが変わることまちがいないかもしれません。

金がないとほざきながら、ちょっとお金が手に入るとすぐに浪費してしまうダメ人間として描かれています。

ただし、詩才だけは際限なくほとばしる。

なかなか好感の持てる(?)キャラです。

『坊っちゃん』の時代(第3部) 【啄木日録】 かの蒼空に ―凛烈たり近代なお生彩あり明治人 アクションコミックス
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star啄木の清貧の実態を知るのにお勧め。
star12年かけて、二人の天才が完成させた『坊ちゃんの時代』の人間群像とその時代に驚嘆!!
star虚実をないまぜにして描かれる明治絵巻。文庫は気軽でいいが、マンガの「絵」の魅力はこの単行本で味わうべきである。

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坊ちゃん関連の簡単なリストを下に置きます。

【荒畑寒村】荒畑勝三。菅野須賀子に翻弄されていた社会主義者。漱石のうちに入り浸っていた。赤旗(せっき)事件を起こす。

【石川啄木】石川一。3巻の主人公。誘惑に負け続けた男。しかし詩才だけはある。いつも貧乏。金が入るとすぐ使ってしまうからしかたがない。

【石田吉蔵】大人びた少年。新井薬師の料理屋「吉田屋」の息子。後に「阿部定」に殺される。

【伊集院影韶/かげあき】警視庁外事担当警視。ちょこちょこ登場。柔道の強豪。平塚らいてうを森田草平から奪う。赤シャツのモデル?

【エリス】森鴎外の舞姫。2巻の実質的な主人公。

【太田仲三郎】明治大学の生徒。俥夫。漱石のうちに入り浸っていた。坊ちゃんのモデル?

【蓋平館/がいへいかん】金田一京助と石川啄木が引っ越していった下宿。

【菅野須賀子】幽月。荒畑寒村の恋人だったが寒村が刑に服している間に幸徳秋水の恋人となる。絶望的な革命家であり炎の女。

【北原白秋】石川啄木の友人。

【木下杢太郎】太田正雄。詩人にして医師。

【金田一京助】石川啄木の友人。上京した啄木と同じ下宿で面倒を見ていた。中学の先輩でもあった。

【幸徳秋水】幸徳傳次郎。菅野須賀子が荒畑寒村の次にくっついた男。

【西郷四郎】講道館四天王の一人。警視庁柔道師範。姿三四郎のモデルとして有名。

【赤心館】啄木や金田一京助が住んでいた下宿。

【赤旗事件/せっきじけん】若きアナーキストたちが起こした事件。そのために西園寺内閣が辞職した。のちに桂太郎内閣となるが山縣有朋の息がかかっている。

【長沼智恵子】平塚らいてうの友人。後に高村光太郎と結婚。

【夏目漱石】1巻の主人公。それなりに売れっ子小説家。でもお金が足りないので大学でも教えている。胃病持ち。それなりに社会人だが、少し失格気味ではある。周辺にさまざまな人が集まる。

【富田銀蔵】仕立てや銀次と呼ばれる有名なスリ。ちょこちょこ出てくる。エリスとも知り合う。伊集院の密偵のようなこともしている。

【平塚らいてう】本名、平塚明子(はるこ)。森田草平と交際している女性として登場。新時代を象徴する女性として描かれる。

【樋口一葉】樋口夏子。凄い才能の持ち主として時折登場。いずれ主役として取り上げられないかな。

【二葉亭四迷】長谷川辰之助。日本に戻る船上で死す。

【堀紫朗】侠客。ラフカディオ・ハーンの友人。漱石のうちに入り浸っていた。山嵐のモデル?

【森鴎外】2巻の主人公。かな?主人公はエリスかもしれない。軍人であり医師であり、文学者でもある。ちゃんとした社会人。

【森田草平】本名、森田米松。漱石のうちに入り浸っていた。平塚らいてうと愛人関係だったが捨てられ一時帰郷。再度上京し平塚らいてうと再会の後、心中事件を起こす(煤煙事件)。


新聞デザイナー? [ニュースと新聞]


  • 秋田魁新報・共同通信2009.12.22朝刊。
  • 「新聞デザイナー」という職業があるのですね。知りませんでした。

 東欧各国で新聞デザインに携わり、発行部数を大きく伸ばしているポーランド人デザイナー、ジャチェック・ウツコ氏が来日。東京都内で開かれたイベントで「デザインは新聞を救えるか」というテーマで講演した。


以下、抜粋など


  • デザインによる新聞の立て直しには事業戦略と紙面の内容との一貫性が必要だと強調。「デザインだけ良くても決して成功しない」
  • 情報の重要性が一目で分かる一覧性こそが、インターネットにはない、新聞の強みであることを指摘。
  • 1面は目次ではなく(ビジュアル重視の)ポスターのように扱い、紙面は物語のように読者を誘導する構成が重要。
  • 日本の新聞は「世界的に見ても写真が少ない。漢字が視覚的に同じ役割を果たしているからでは」と推測。
  • 日本の新聞は記事が短くまとまっているところは優れている。
  • 日本の新聞は紙面構成が複雑。
  • 見出しや写真の大きさにもっとメリハリをつけることで、ストーリー性のある紙面をつくることができる。
  • 魅力的な商品をつくり続ける義務がある。
  • 変化を恐れぬ勇気が必要だ。

むなしい [てちょうのよはく]

むなしい人生はお嫌いですか?

むなしさ ってのも

そんなにわるくないものですよ。


通天閣ロボ? [てちょうのよはく]

えらい、おもろそうな企画でんなあ。
お台場ガンダムなんか目やない?

ホンマにロボット化したらええんやけどなあ?



該当サイトに

口癖 [うたう]

くだらない



そして



つまらない



いつから

口グセに

なってしまっていたのだろう

くだらない
ぽつりともらす
そのたびに
くだらない
じんぶつに
なっていっているのに

つまらない
ぽつりともらす
そのたびに
つまらないの
せかいにむけて
いっぽずつ
すすんでいるのに

おもうに
ことばは
じぶんのことを
あらわしているのだ

そして
じぶんじしんに
むけて
はっせられるのだ

のろいとするか
ことほぎとするか
それは
わたししだい

少年少女飛行倶楽部 [読書・鑑賞]

加納朋子■少年少女飛行倶楽部…文藝春秋(2009年)

空を飛びたい中学生たちが壊れた気球を直すための資金集めに乗り出した。

物語はなんてこともないけど、主人公「くーちゃん」の語り口が楽しい。思わず笑ってしまう。

これを読みながらぼくは、おそらくほほえんでいたことでしょう。

  • くーちゃん
  • 語り口が楽しい
  • 空を飛びたい
  • 唯我独尊男
  • 中学生たちのワイガヤ
  • クラブ活動
  • 熱気級
  • 恋?

少年少女飛行倶楽部
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文藝春秋 2009-04
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おすすめ平均 star
starWe can fly
star中学生の飛行クラブが熱気球で空を飛ぶ!
star今度の加納さんはミステリー要素なし

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飛行クラブに関する簡単なリストを下に置きます。

【イライザ】戸倉良子。幼なじみ。1年2組。壮絶に意地悪。かつて佐田家では「今日のイライザ」コーナーがあった。

【エンゼ】カミサマの姉。「天使」と書いて「エンゼ」と読ませるらしい。「ル」がどこに行ったのかは知らない。美しい瞳をしている。

【カミサマ】飛行クラブの部長。2年2組。斎藤神(ジン)。尊大な男。ヘンテコなメガネ。起きて見る夢も寝て見る夢も「どっちにしたって、大して変わらないでしょ」。「神とは要するに、天使を庇護する存在なんですよ」。

【くーちゃん】主人公。佐田みづき。1年1組。皆は「くーちゃん」と呼ぶ。なぜでしょう?

【樹絵里】大森樹絵里。通称ジュジュ。1年1組。公園デビューの頃からの親友、腐れ縁。主人公に対する依存度が非常に高い。

【カイセー】中村海星。中2。樹絵里の恋のお相手。飛行クラブ副部長。野球部ともかけもち(というか、そっちがメイン)。

【立木信長】飛行部の顧問(になるかもしれない)の先生。

【名前】海月(みづき)、樹絵里、神(じん)、海星(かいせい)、信長、朋(るなる)…珍名クラブ。

【母】みづきの母は宇宙人はいる派。

【飛行クラブ】部活申請中のアヤシイクラブ活動。中村センパイも野球部とかけもち。最近佐田家では「今日の飛行クラブ」コーナーができた。

【風船おじさん】風船を用いて空を飛ぼうとして行方不明となった。

【冒険】迷惑なもの。

【星川】みづきたちが職場体験に行くことになった小さなスーパーマーケットの主。壊れた熱気球を持っていた。

【餅田球児】1年3組。丸い男子。

【矢島】美人の先生。妊娠中でもうすぐ産休のブラバン顧問。

【るなる】仲居朋/るなる。1年2組。リアルに飛んだ(?)子。月が二つで「るなるな」、略して「るなる」(なぜ略するのかは不明)。長い髪の美少女。恐怖心が欠如している。


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ユリカモメの季節 [うたう]

あさもやの ゆりかもめ

はいいろに とんでいる

凍えを よろこびながら


日本漫画新聞 [ニュースと新聞]


トレンド・プロは「日本漫画新聞」の配信を始めた。

1時間に1本のペースで最新ニュースを扱う。

利用は無料。

「優秀なマンガジャーナリストを発掘したい」(日経産業新聞2009.12.21)とのこと。


おもしろそうです。

全部読むのはなかなかたいへんそうですが。

この形は、紙の新聞で作るのが難しそうなので、新しい新聞となるでしょうか?

1時間に1本ということも含めて、ネットならではかもしれません。


マンガジャーナリストというのも普及するでしょうか?

4コマ漫画家で、それ的な人はけっこういますが。


シーン [てちょうのよはく]

目の前の あらゆるシーンに

なにやら キャプションを

つけてみよう



みちゆく ひとに

みじかく 説明書きを

置いてみよう



よのなか すこし

たのしく なるよ


理想的 [てちょうのよはく]

このみの じぶんは だれ

たぶん あいつだ

ひかりかがやく そうげんで

ただ ぼんやりと たばこ すう

そんな きらくな やつなのさ

たぶん あいつだ

まんねんひつで

いみなく なにやら つづってる

そんな さみしい やつなのさ

たぶん あいつだ

おおあめに かさも ささずに

さんぽする

そんな ぶきみな やつなのさ


因果 [てちょうのよはく]

どんな けっかも だれのせいでも なく

ましてや うんめいの せいでも なし

なるように なった しぜんの なりゆき

いんがは たてぬ いとぐるま

どこかで むりやり すじみち かえる

それすら やはり いんが ではある


椅子と旅する男 [うたう]

のぞみしは いすをかかへて たびするおとこ こしをおろせば そこはわがへや