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多機能ペン・多色ペン選び [文具]

多機能ペンにも(USBメモリ内蔵とか)いろいろあるんやろけど、多くはシャープペンとボールペン数色が一本になっているものということでええんかなと思います。
その手のをいくつか試してみてます。
多機能ペンをと思ったのは、これだけあれば他にペンはいらん、ってことにしたかったから。万年筆なんかの半ば趣味的なのは別にして、あくまでも機能としてってことやけど。
ボクならおおむね手帖とセットで使うことになります。モレスキンかトラベラーズノートといっしょに使いたい。ということで、機能を追求と言いつつやっぱ、愛着は抱けないと、ね。

候補として選んだのは以下の通り。店頭で手に取って選びました。
下の写真左から・・・

■ぺんてるビクーニャ 多機能ペン(0.5ミリ油性2色+シャープペン)
■ぺんてるビクーニャ 多色ペン(3色)
■ゼブラ クリップ-オン マルチ2000
■uni JETSTREAM4+1(ボールペン0.5ミリのタイプ)
■PILOT Dr.グリップ4+1
■uni STYLEFITマイスター
■ゼブラ プレフィール(は下に追加)

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【ボディ】
買うときの動機も、モノとしての愛着も、ボディによって発生するンやろうと思います。
せやから、使っているうちに痛んでくるその痛み方とかそんなあたりもけっこう大事かもしれへんとも。

見た目。
とりあえず機能とは別の話。

どんなペンを使うか。
それは一種の表現。
自分が自分に対して抱いているイメージをあらわす。
こうあろうとする目標でもある。
どんなモノでもそうやけど。
ペンのボディはあなただ。私だ。
だから直感だけで選びたい。

トラベラーズノートなんかはそう選びました。
店頭で見た瞬間惚れた。
そしてこの手帖が似合うようになりたいと思ったのでした。
この手帖にふさわしい使い方を探したいとも。

とはいえ。
多機能ペンみたいな、こだわりと無縁そうな、機能優先なアイテムで、そんなたいそうなこと考えてもねえ・・・とは思います(だからこそ、という面もあるけど)。
しかも、候補にした連中はどれも似ている。
どうしてもちょっとズングリしてしまう。
機能を詰め込んだらそうなる。
選びようもなくて、ちょっと困る。
ビクーニャは3本しか入らないのでいくらかスマート。

■ビクーニャ

他のとはちょっと雰囲気の違うペンです。
細いです。
軽いです。
最初は安っぽく見えたけど、よく見るとけっこう凝ったつくり。
持った感じも案外にしっかりしています。
重心はグリップ部分が若干重めなのでいくらか下方にあるでしょう。
ノック部分もしっかり留まり、ショックで芯が引っこんでしまうということは少なそう。他のはわりと発生する。
けっこう気に入りました。

■クリップオン
クリップオンじたいは、今回のマルチ2000の弟分みたいなプラ製の安いのをもう10年くらい買い替えながら使ってました。
壊れたらコンビニで仕入れる。
クリップ部分が折れて捨てることが多い。
手帖にセットするのでクリップなくなると使えないから。
まあ、使い捨て感覚でした。

マルチ2000はその名の通り2000円。
候補の中では最も高価。
見た感じ、なんでそんなにするん!?と思ってしまう。
でも、Amazonで700円くらいになってたので買いました。
定価のままではちょっと買う気になれなかった。
いずれにせよ、さすがに、これは使い捨てできない。

クリップオンの特徴は洗濯バサミみたいなクリップ。
ここが、マルチ2000では金属製。プラ製に比べて長持ちする(かもし れない、逆に粘りが小さいので脆いかもしれない。長持ちしてくれたらいいなあ)。
安いのに較べてマルチ2000のクリップはちとゆるめ。カッターシャツの胸ポケットに刺していると簡単に落っこちそうです。
それは欠点ではあるのだけど、手帖の表紙なんかに留めとくにはむしろちょうどいい。
トラベラーズノートみたいにペン差しのない手帖には便利。オプションのペン差しは売ってるけど、あれはあんまり使いたくない代物で。
また、今仕事用にはDAIGOのハンディピックという愛想のない手帖を使ってるけど、長いこと使うてるんで、ペン差し部分がヘタって、キツいヤツ刺すとちぎれそうやから、やっぱりこのくらいゆるいのがちょうどいい。

お尻の消しゴムのカバーがネジ式になってるのて紛失しにくい(かもしれない)。

グリップ=握る部分は(たぶん)金属やけど、材質による重心の偏りはないもよう。個人的には書きやすい。

買ってまだ数ヶ月やなんやけど、乱暴な使い方してるし、どこにでも持ってってるので、すでにわりと傷んでる。その傷のつき方も嫌いじゃない。ずっと使ってたら愛着わいてきそうです。
ゆえに最終的にはこれになるような気もしてます。

ただ、基本の芯が0.7ミリ。
雑に書くには向いてますが、0.5ミリであってほしかった。
現在は、細いペン先が必要なときはOHTOのニードルポイントを使ってます(なかなか手に入りにくいのだけど、たまたま近所に取り扱ってる店があるので年に1〜2度補充してます)。

・・・関係ないけど、トラベラーズノートの仲間の「ブラスボールペン」の芯もニードルポインなんやけど、その店でもこれに合う替芯は見つからない。どこで手に入るんやろう?まだ扱ってる店に出会えてない・・・。じつのところ、ブラスボールペンの替芯手に入れることができるようになったらボールペンはそれだけでもええんやけどなあ。

■JETSTREAM4+1

シャープとボールペン4色。
グリップはラバーで覆われて太い。個人的にラバーグリップは好みでないのでたぶん選ばない。
また、ラバーで隠れてる部分はたぶん金属で、重め。ボディ全体の重心はかなり下に寄っている。向いている人には書きやすいと思われます。

いろいろカッチリできていて、使うのは快適です。

ノック部分もしっかりしていて思いがけなく芯が引っ込んでしまうということはなさそう。

ペンとしてのデキは、候補の中ではいちばんいいのではないでしょうか。
ただ、全体に重いので、手帖にひっかけておくとブラブラしてペンホルダーが危険です。

■Dr.グリップ4+1

上記ジェットストリームと似たような形。
仕様も近い。
グリップの、ラバーの下はやはりおそらく金属で重め。重心も低い。
やはり手帖にひっかけておくとブラブラします。
価格もほぼ同じ。
どっちを選ぶかは、メーカーに対する愛着とか、芯との相性ということになるでしょう。

■STYLEFIT

候補のボディはSTYLEFITの中でも「マイスター」。シリーズの高い方から2番目ですか。

比較的軽いので手帖のペンホルダーにも無理がかかりにくそうです。

5色入れられる。
ひとつはシャープにしてもいい。消しゴムもついてるし、ボディの機構はシャープに対応している。

マイスターとは大層な名前ですがやはり安っぽいです。ステイタスを求める人には物足りないかと。

ボディ中央は、芯を見ることができるように透明になってるのだけど、そこんとこ少しガタツキ感があり、気になる人には気になるかも?

また、色が、個人的にはちょっと・・・って感じ。
耐えられるのは黒色のヤツだけかな。

マ イスターでない安いボディはさらに軽いんやけど、ノック部分の引っ掛かりが弱く、ちょっとしたショックですぐ芯が引っ込んでしまう臆病もんです。これが わりとイラつきのもとになりがち。
マイスターでも、マシではありますが、その傾向が残ってます。
ドスン、カチッと引っ込む。
じつは元々スタイルフィットでいこうと思ってたんやけど、この欠点があるんで他のボディを探しはじめたしだいで。

■プレフィール

安価な分やはり安っぽいですが、メリットもあります。

4色用までしか、いまのところないようですが、その分いくらか細いです。
また軽いです。手帖のお供にゃわるくない。

重心の偏りはないでしょう。

あと、グリップ部分が透明やからインク残量がわかりやすい。

スタイルフィットに比べれば、ノック部分はしっかりできていて、多少雑に扱っても芯が引っ込んだりしにくいです。

総じて見たら、機能的にはけっこういいんやなあ、これが。

愛着はわきにくそうですが。でも、限定デザインのボディも出たのでいくらかマシになったかも。

消しゴムは内蔵されてませんが、ボディの仕組み自体はシャープペン対応済。

クリップは、ZEBRAお得意の、クリップオンと同じ洗濯バサミ的な機構になってます。
前述の手帖、ハンディピックには今こいつをセットして使ってます。

【替芯】

ボールペンはまず替芯。
書き味そのものやもんね。

個人的な好みで水性やゲルインクは選ばない。油性のみでいこう。

手に入れやすいこともポイントやけど、今回の候補で手に入れにくいのはなさそう。

■ビクーニャ

「世界で一番粘度が低い油性インク」らしい。
たしかにサラサラなんやけど、店頭でけっこう漏れてます漏れてます。大丈夫?
カッターシャツの胸ポケットに刺しっぱなしは怖いなあ・・・

あと、指紋なんかにはじかれることあり。サラサラすぎるンかも?

インクの色は濃いデス。個人的には嫌いじゃない色。

書き味じたいは好きです。少しカリカリしたとこあり、それがわりと快感。

候補の中ではちょっと手に入れにくい芯かもしれない。

■クリップ-オン(以下クリップオン)

SK-0.7芯。きわめてノーマルな芯。

個人的には0.7ミリはちと太い。0.5ミリが欲しい。

インク色はいまいち面白みがない感じ。安っぽいかもね。

書き味は、いくらかねっとりしていて重いです。強目の筆圧がいいでしょう。

安定感はとてもあります。
タフな雰囲気も。

唯一、赤色がかなり減った状態のとき、なんでかわからへんけど、特定の紙で滑る感じになって書きにくいことがわりと発生。
他の色では起こってません。赤だけ。

コンビニでもかなりの確率で芯は手に入る。って、クリップオンの安物の4色ペン本体を買うってことなんやけど。

■JETSTREAM4+1(以下ジェットストリーム)
いろんな人に感想聞いたら、この芯の評価が高い。
たしかに、スラスラ書きやすく、色もくっきりしており、不満あらへんですね。
インクかすもほとんど出ない。
ほぼ完璧な芯と言えるでしょう。

ただ、紙によって(あるいは運によっては)滑って書きにくくなることもあった。とくに買ったばかりの頃。

とは言え、とりあえず、これをメインに考えれば問題ないとは思った。
後述のスタイルフィットも同じ性能の芯らしいので、そっちでも可。

店頭になくても、店員に言ったらまず手に入るでしょう。

■Dr.グリップ

入手したのは0.5ミリのやけど、これは後でどうにでもなるでしょう。

ノーマルな感じの芯です。
色はちと薄めか?でも、わりとキレイな色かな。人によってはこれくらいがちょうどいい色でしょう。

特になんの問題もなし。

■STYLEFIT(以下スタイルフィット)

ジェットストリームの芯と同じらしい。ただ、長さが違う。こちらの方がかなり長い。

芯をいろいろ差し替えて使えるのがウリやから、だいたいの文具屋で手に入る。うまくいけば、コンビニでも置いてるとこあり。

この芯(油性のみ)を使う方向で考えていけば便利なのではないでしょうか。

■プレフィール

油性を、ということでSurariかジムノックやけど、ここは色の豊富さ、美しさでSurari(エマルジョンインク)を念頭に。

これも粘度が低いインクらしいけど漏れはさほど心配なさそう。

書き味はいいです。
前述のプレフィールにわりと似たカリカリした感じあり、ボクはきらいじゃない。

インクかすはそれなりに出る。
紙への浸透力がけっこうあり、(紙によっては)裏抜けがキツいこともあります。

油性で0.3ミリがあるのは珍しいか?
使ってみると針の先で書いてるような感覚やけど、今ンところインクも問題なく出てる。いいんじゃないでしょうか。

今回試したインクでは、ノーマル緑が少しだけ草色っぽくて好みです。

ZEBRAにおけるスタイルフィットってとこなので、手にいれやすいです。

最近やっとボディも手にいれたので写真を追加。

【替芯の使い回し】

じつは、これがけっこう重要なポイントやと、個人的には思ってます。
好みのボディに、好みの芯を入れて使えればええんやけどなあ、と。

候補の中では、スタイルフィットとビクーニャとDr.グリップとプレフィールはほぼ芯の長さがいっしょ。
使いまわしできそうです。
まあ、同じくらいの長さのを選んで候補にしたというわけですが。
で、試してみました。

■プレフィール

結論的には、プレフィールのボディだけ他のを使うのは無理でした。ゆるすぎました。
この手のは、バネの奥の突起に芯の穴をはめるようになっているみたいですが、プレフィールボディの突起は細いようで、他のどのペンの芯もゆるゆるです。もちろんやりようはあるでしょうが、あまり改造はしたくないので。

だいたい相互に使えるようです。
ちょっと固い、ゆるいはありますがなんとか。
どれかお気に入りのボディにお気に入りの芯をセットして使うことはできそうです。
スタイルフィットの芯と、プレフィールの芯が使えるとなると、けっこうバリエーションはありますね。
プレフィールの芯を他のにセットしたら、芯の穴が広がるからか、もう一度プレフィールに戻そうとするとゆるくなって戻しにくいです。

■クリップオンとジェットストリーム4+1

ジェットストリームのほうが気持ち短い。
ゆえにクリップオンの芯をジェットストリームで使うことならできそう。
無理にそのままでも使えるかもしれませんが、ちと気持ち悪いので、ほんのちょっとだけカッターで芯のお尻を切ったらいいでしょう。
ただし、切ってしまうと元には戻せません。
ジェットストリーム芯をクリップオンに入れることも可能ではありますが、先っぽがかすかに覗くという感じで、実用にはちょっと・・・
クリップオンにPILOTのHI-TEC-Cコレトの芯を少し切って入れることは、できないでもなさそうですが、油性じゃないしなあ。同じZEBRAのSK-0.4芯(タプリグリップなど用)を入れるのが良さそうですが、ちょっと入手はしにくいか?たぶん難しくはないけど。

ま、候補の中では、こんな感じでしょうか。
とりあえずスタイルフィットを1本持ってたらいろんな芯を楽しめそうですね。

ただ、使いまわしは(当然ながら)メーカーの推奨しないことであり、たしかにいくらか無理をすることにはなるので、壊れやすくもなるでしょう。
もし壊れたとしても、自己責任だとボクは覚悟してやってます。
ゆえに正直、あまりお奨めはしないです。

【結論】
ボディが一番気に入ったのはクリップオンマルチ2000。
次にビクーニャ。

芯が一番気に入ったのはスタイルフィットの油性(ジェットストリーム芯)。
次はプレフィールのエマルジョンインク(Surari芯)。

ビクーニャ3色ペンのボディにスタイルフィット油性かSurariの芯を装着して使うのが一番好みに合うということになるか?ノック部分の色が黒と赤と青なのでそれに合わせてそれらしい色を。これが日常的に使うペン。

やってみたいのはビクーニャ3色ペンに太さの異なる3本の黒ボールペン(油性)を入れること。
メインはスタイルフィットの0.5ミリ。そして0.3ミリのプレフィール・Surari。そしてスタイルフィットの1ミリ。この3種を。
じつのとこ、個人用途ではほとんど黒しか使わないんで、これはけっこうよさそう。
プレフィール4色用ボディで同じことをして、もひとつの空きスロットに別の色を入れるのもいいかも。この場合、純正の芯を使うしかないので、1ミリの代わりに0.7ミリを、ということになるか。
こう考えると、プレフィールはけっこう気に入ったということになるかもしれません。

ふだんの仕事用にはプレフィールに純正のエマルジョンインク芯(Surari)をセットしたものが使いやすいと思った。で、仕事用手帖のペンホルダーにはこれをぶら下げておくことにした。

使う使わないは別として、クリップオンマルチ2000はつねに鞄に入れておこうということになりそうです。最終的にはこれ一本でいいかと。