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ただひとつの時計 [monochrome pleasure]

image-20111026210537.png

自動巻き。
ダイバーウオッチ。
ベルトは切れたままのことが多い。
いまや懐中時計?

存在感がある。
丈夫で重たい。
傷が美しい。
愛着は強い。

唯一のノオト [monochrome pleasure]

IMG_2783.jpgこれはノオトだ。

無印良品
まったく無地の紙184枚が綴じられているだけ。
かなりぶ厚い。

写真では2冊あるが消耗品なのでこの種類ひとつでということ。
もっともいつまで売られるているかわからないのが無印良品。
見失ったらまた別のものを探すことになるだろう。

とにかくぶ厚いものが欲しかった。
ボクは手で文字を書いているときがいちばんシアワセだ。
小さい文字でひたすら書きこみつづけることのできるノオト。
あるいは残りの人生この一冊だけで足りるかもしれない。

罫線はあってもなくてもかまわなかった。
でもない方が気ままな感じでよかったかなと。
その点ではちょうとよかった。
トラベラーズノートでも無地のを使ってるし。

残念ながら裏抜けはかなりあるので万年筆向きではない。
油性ボールペンで書くのがベストだろう。
先に取り上げたブラスボールペンでみっしり書きこもう。

なんにせよ。
愛想の無さが最大の魅力。

たったひとつの帽子 [monochrome pleasure]

IMG_1182.jpgこれは帽子だ。

ボクは帽子をあまりかぶらない。
だからこれがたったひとつっきりの帽子だ。

登山用品として。
ゴアテックス製、完全防水、通気性よしというスグレモノ。

なぜそういうものであるかというと
傘をささないボクにとってはこれが傘だからだ。

傘がなければ雨の日も狭くない。
アイツは世界にフタをする。
雨を軽い気分で楽しむためには必要なアイテム。

少しユルユルのサイズなのも同じ理由だ。
楽になるためのものなのだから。
だから風には弱い。
風が吹いてくると片手で抑えなくっちゃ。
それもちょっと気に入ってるしぐさだ。

なぜこの形なのかといえば
他の形の帽子はまったく似合わなかったからだ。
でもおかげでけっこう肩なんかも雨からカバーしてくれる。

ただ一本のズボン [monochrome pleasure]

IMG_4933.jpgこれはリーバイス501ジーンズ。

ズボンはこれだけあればいい。
ボクはボクでいられ自由である。

ボクはリーバイス501であり、
旅をつづける。

汚れながら。
スリ切れながら。
破れながら。

ただ一足だけの靴 [monochrome pleasure]

IMG_4701.jpgこれはスニーカー。
いわずとしれたコンバース・オールスター。

ズックで生成りのざわざわしたヤツだ。
ココロがかすれて、
ニヤッとしてしまう。

歩かなきゃ損だ。
そう思ってる。
とりあえずまだ動く二本の脚があるから。
だからつい履いてしまう。

じつのところ機能的にはそんなにたいしたことないだろう。
重くてドテドテしているかもしれない。

でも。
楽しもうぜ、動くのを。
そんな顔をしている。

じゃあまあつきやってやるさ。
どっちかが死ぬまで。

あるいは
ボクが手に入れる最後のスニーカーに
これはなったのかもしれない。

トランクひとつっきり [monochrome pleasure]

IMG_0479.jpgこれはトランク。
かなり大きい。

メーカー名も商品名も知らない。
いちおう革製ではあるがさほど丈夫そうではない。
でも安かったのでそれでいい。

収納のひとつとして使っている。

しかし。
このトランクに入る荷物だけで生きていきたいと思ってるのだった。
そういう目安として買ったのだ。

ここからはみ出るモノとはサヨナラする。
サヨナラしつづける。

使い終わったモノはすぐにトランクに収納する。
いつでもこいつがまんなかにあるだけの部屋なのだ。
ある意味生活の中心になる存在だ。
板を乗せたらテーブル代わりになるだろう。

そうしていつでも。
トランクひとつで引越しできる自分でありたいと。

もちろんいまのところそうありたいという夢だけど。

ただ一本だけのボールペン [monochrome pleasure]

IMG_9290.jpgこれはブラスボールペン。
トラベラーズノートの仲間たちのひとつらしい。

真鍮製のボディはにぶいかがやき。
ノートと同様つかうほどに味が出る。

グリップ部分は木製。
そこはちいと頼りないがたぶんさほどの問題はない。

リフィルはオート「No.705NP」。
油性でありつつ水性のような書き味。
細い先っぽはどんな小さな文字でも書くことができる。
手帖のおともにゃちょうどいい。

ただ一冊だけの手帖 [monochrome pleasure]

IMG_0682.jpgこれはトラベラーズノート。

どこかしら自由な雰囲気を持っている手帖。

きっちりとした使い方をしようとしたらもちろんできるけど適当な使い方の方が似合ってる。
絵を描くようにメモを取る。
そんな気分が向いてる。

使い込むほど革は傷つきしんなりと手になじんでくる。

ちょっと気ままな恋人のような手帖だ。

たった一本だけの万年筆 [monochrome pleasure]

IMG_8595.jpg一本だけしか万年筆を持てないなら今のところはこれ。

カトウセイサクショカンパニーのセルロイド万年筆。

ここちよくなるペン。

セルロイドボディは大きめで意外にガチッと堅い感じ。
しっかり持てる。
太さもボクにはちょうどいい。

インクはすらすら出てくる。
金ペンではないので書き味も硬く若干のザラつき。
それもまたいい。

もっているこれのペン先はM。
小さな文字よりも原稿用紙や太めの罫線のノオトに向いている。


蒼いろの模様をじっと眺めていると森の奥にある沼のほとりでたたずんでいるような気分になってくる。

たった一冊だけ持ち続けたい本 [monochrome pleasure]

IMG_5812.jpg

たった一冊(一セット)しか本を持てないとしたらこれを選ぶでしょう。
これは、人類史上もっとも愉しい本かもしれない。

中国の
古うい
酔っぱらった夢

もし高校生の頃に出会ってたら中国文学の方に行ってた可能性も。
でもその頃だとおもしろさに気づかなかったかもしれません。

訳はいくつか読んだけど柴田天馬さんのものがアダっぽくて好き。

この角川文庫版だと全四冊になるので訳者が同じだったと思う「ザ・聊斎志異」全1冊を買ってそれを書棚用にしようかとも思っているのですが、まだゲットしていません。

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